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私は現在大学生で金属材料の勉強をしております。時効により析出物が析出するときなどによく「組成ゆらぎ」という言葉を見ますが、組成ゆらぎとはどのような現象のことなのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんばんは



例えばの話として鉄とニッケルで合金を作った場合に
設計図では組成2:1で混ぜ込んだのでストイキオメトリ(化学量論組成)では
Fe:Ni=2:1の合金と言えるわけなんですが・・・これはマクロな視点です
完全にランダムに固体内にFeとNiが散らばってると考えると
任意に選んだ場所すべてが2:1になってるはずです(結晶じゃないときに当てはまるか不安)
しかし組成の揺らぎがある場合もっとミクロな視点で見たら
あるところはFeだらけとかまたある所はNiだらけとかその分布に偏りがある訳です

コーヒーにミルクを加えたときかき混ぜないと沈殿しますよね
これは組成揺らぎ(不均一系)がありますがかき混ぜると大体混ざる(均一系)
・・・という描写に近いものがあります(私なりの考え方です)

参考までに
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この回答へのお礼

ありがとうございます。非常によくわかりました。

お礼日時:2005/05/25 13:48

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