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早くも財政難で破綻寸前と言われている介護保険制度。しかし加入者(40歳以上の方全員)うちサービスを利用するのは15%程らしいです。残りの方は一切サービスを利用せず亡くなるみたいです。自分も以前、医療介護の仕事をしていましたが介護サービスを一人で何十万円分も使ってる人もいました。利用する人は多額のお金を使い、利用しなくて済んだ方は掛け捨てというのはあまりにも不公平だと思います。老人の間でも‘保険料を取られているのだから利用しなくては損‘と考える方が大勢いらっしゃるのも分かります。民間保険ですら無事故10年などだったら一時金が給付されます。介護保険は国が運営する強制加入の保険ですので、一度も利用せずに亡くなった方の遺族などにも給付金は出せないのでしょうか?財政が厳しいようですが全体的な保険料をさげ利用者の自己負担額を上げれば可能だと思います。(利用者は受益者なのですからそれなりの対価を支払う義務があると思います。)

A 回答 (5件)

こんばんわ。

はじめまして。なかなか興味深いご意見ですね。
利用枠一杯まで、必要ないサービスまでも組み入れて、自己満足に浸ったり、同社利益に結び付けるケアマネがいる事も事実であり、また、「使わなきゃ損だ」と思っている利用者さんがおられる事も確かです。

>財政難で破綻寸前と言われている
この現状で遺族給付金を出す為には、更なる介護保険料の引き上げか、利用者負担増が必要ですよね。
私は、貴方のような考え方も「アリ」だと思います。(現在の「一割(あるいは五分等)」という数字が絶対だとは思いません。制度自体をより良く改善していくためには、色々な意見が必要であり、現状肯定論では「創造的破壊」をもたらす事は不可能です。)
どんどん地方分権化が進んで、それぞれの地域性・人口動態など考慮した上で、マクロ的視点から、受益者負担増による介護保険の経費削減を唱える地方政府が現れても良いと思います。極論的には、「支援費制度や介護保険制度」を持たない自治体が出来てもいいのです。

ただ実際には、ますます有権者の高齢化の進む中で、そういった考え方を推し進めようとする人が、首長や議員に当選するのは難しいでしょうね。

>では民間保険の無事故ボーナスはなぜあるのでしょう?
「同等の保険内容でボーナスの無いタイプ」にすると、そのぶん保険掛金が安くなります。保険会社がより多くの金銭を集められるようにする商品に他なりません。たとえ10年後にボーナスを支払ったとしても、それまでの間に、集めたお金を運用して保険会社は儲けているのです。

残念な事に、私の住む地域では、そういった「儲け」に該当する余剰金は、「公務員の、3または4回/年のボーナス」に消えていきます(泣)。

「第三者評価」が、より高い専門性を持って、効果的に働くようになれば、今よりはずっと「お馬鹿な無駄」は減らせると思います。

あと、介護保険ではないのですが…
収入が多い事を理由に老人医療費2割負担になっている方が、障害認定1・2級だと、その2割分を障害福祉施策で還付を受けられる というのはオカシイと常日頃思っています。収入が多いなら重度障害施策からは「1割還付あるいは無し」で良いと思います。

諸制度間を、縦割りでないシステムとして構築出来れば、そのほうが個人が「行政に徴収される金銭的負担」を軽減する効果は高いように思います。以上、乱文ですが一応ご参考まで
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保険制度というものは、「保険事故」に対して給付がされるものです。



介護保険制度は「介護が必要な状態になる」ということが保険事故にあたるわけですから、(利用する、しないにかかわらず)「亡くなった方」に給付すること自体が成り立ちません。

また、公的保険制度(強制加入)は、社会保障制度で、支え合い的な意味合いが強いものなので「損得」で考えることはできません。
(考えたいお気持ちはわかりますが・・)
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あなたのスタンスは、


・だから、全額自己負担すべき。
・だから、全額公費負担すべき。
のどちらなのでしょう?

・〉利用者は受益者なのですからそれなりの対価を支払う義務があると思います。
1割というのは相当な負担額だと思いますが?(現に払えずに、要介護と認定されながらサービスを受けていない人が相当数いるわけですから)

・「受益者」ですか? 人に比べてプラスのサービスでしょうか? 「人間らしい生活」という点からは、むしろマイナスの状態をサービスを受けて0に戻す、という性質のものだと思いますが?

・〉加入者(40歳以上の方全員)うちサービスを利用するのは15%程らしいです。
ソースは? 
分母がおかしいですね。加入者は40歳以上ですが、サービスを受けられるのは、原則65歳以上です。

・〉国民皆保険は‘まったく医療にかからない‘という方はほとんどいないでしょうが
本当に? 比較するなら具体的に数字を出してください。「被扶養者」は保険料を負担していないということも考慮に入れて(あなたの考え方だとサービスにただ乗りしている人ですよ)。

・〉介護サービスを一人で何十万円分も使ってる人もいました。
それは高すぎる金額ですか? 入院して自己負担が3万円だったら、実際は10万円のサービスを受けているわけですが、それと比較しても高いですか?

・自分自身が(原則)サービスを受けられない40歳~64歳にも保険料負担があるのは、家族(親)の介護を保険で負担する、という面からです。負担に見合った受益をいうならこれも考慮してください。

・そもそも、本質的には「保険の考え方を取り入れた介護税」ですから、「社会の安定」という形の受益もあるし、公租公課に負担分の受益を求めるのが間違いでは?(負担と受益のバランスを徹底するのは、「10km市道を通行したから通行料1万円」というのと同じでは?)
・介護保険導入の動機が、「公費負担を減らしたい」、「保険という形で収入が保証される分野にして企業を儲けさせる」というものですから、「保険」という形それ自体に無理があります。全額公費負担に戻すべきでしょう。
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「介護」という観点からすると、ご遺族への給付金という考え方は合わないのではないでしょうか。


加齢や病気などにより援助が必要な場合に利用するものですから、みんなが平等に使うものでもありませんし、使わないですめばラッキーだと思います。
「利用しなくては損」だから使っているという方は私の周囲ではないですよ。(介護家族の会などの参加していますが。)
「損だから使おう」としても介護の認定がおりていない場合は、使えないですよね。

見た目にはどこも悪くなさそうな人が利用していると感じていらっしゃるのかもしれませんが、痴呆の初期症状の方などは一見まともそうです。
しばらく付き合って見ると「ああやっぱり」とわかるものです。

要介護者を持つ家族からすると、現在の制度でもいっぱいいっぱいです。
介護度の認定の上限近くまでサービスを使っていますが、キツイです。本音は施設などに預けたいのですが在宅介護が基本方針ですよね。費用負担の少ないところには到底入れそうにありません。
介護サービスを使ってなんとか毎日をしのいでいる状態です。

介護者の集まりで、まだ介護保険を利用していない方には「保険料を払っているのだから、少しはサービスを利用してみたら」という言い方で勧めることはあります。
でも「損だ」という意味ではありません。疲れ切っている介護者を休ませるため、介護の方法がわからなくて戸惑っている家族や本人のためです。

私の両親は介護保険は使っていませんが、なるべく使わないで済むようにと自分の健康状態には注意しています。
私達夫婦も、自分達はなるべく使わないで済むように健康にも気をつけるようにしていますし、老いても生活しやすいように家の設計をしました。
年金収入が少ない方には、これ以上の負担は難しいと思います。
本人の収入によって負担額の差を大きくするなどの細かな対処は必要かと思います。

個人的には介護保険は介護を目的とした「税金」だと捉えているのですが。
「掛け捨て保険」と捉えてしまうと、最近の「ちょつとしかもらえないなら、年金なんか払わなけりゃいいじゃん」という相互扶助の精神のない考え方に通じるものを感じて怖いのですが。
民間保険のボーナスについては、支払い額に対する対価を計算していただければ、十分わかることではないでしょうか。
ボーナスを払っても十分に経営していけるだけの、サービスしか受け取っていらっしゃらないはずですよ。
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万が一に備えるのが保険なんだから、


万が一のときに役に立たないのでは意味がないでしょ。
自己負担を上げるなんて論外。
介護保険を利用せずに人生がまっとうできるのだったら、
そっちのほうが良いに決まっているんだから。
         
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この回答へのお礼

では民間保険の無事故ボーナスはなぜあるのでしょう?国民皆保険は‘まったく医療にかからない‘という方はほとんどいないでしょうが介護は8割以上の方が利用しないで済むのにまるっきりの掛け捨てというのは改善の余地があると思いますよ。しかも強制加入ですから。だから‘利用しなければ損‘と考える老人が多くなり財源悪化の一因にもなっていると思います。

お礼日時:2005/05/25 15:52

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