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漠然とした質問で申し訳ないのですが、「雄の方が大きな生物」と「雌の方が大きな生物」地球上にはどっちが多いのでしょうか? 

個体差の問題もありますし、実際に全種類を数えていたらきりがないので、具体例を挙げながら、皆様で総論・概論を語っていただけませんでしょうか?

(カマキリは雌がデカイと聞いたような気がします。ならば昆虫は雌がデカイのかな? と思いきやカブトムシとかは雄がデカイですよね。たぶん昆虫だからと言って一概には言えないのですよね?)

色々なお話を伺いたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

抜けているポイントを補足します。



「雄も雌も見た目が変わらない動物」も多数存在するのです。

雄と雌で見た目が変わる現象を「性的二型」といいます。そして、どちらかの性が、もう一方の性を「選り好み」する度合いが高いときに、性的二型は強く表れます。もちろん、蓑虫やアンコウの様に二性の役割分担がはっきりと分かれている場合にも性的二型は強く表れますが。
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答えを先に言ってしまうと、「分からない」です。

それは生物によって、メスが大きなオスを好むか、大きさ以外のもので選んでいるかがはっきりしていないからです。

基本的に、メスの体の大きさとオスの体の大きさでは意味が異なります。
メスは優秀な卵をつくるためにエネルギーを費やします。よって、卵をつくるためにもっとも適した大きさになります。(←これだけが体の大きさを決定する要因と言い切るのは間違いですが、ここではそういうことで話を進めます。)
しかし、オスの場合は優秀な精子をつくるためだけではなく、メスにアピールするためにもエネルギーを費やします。よって、体の大きさにはメスへのアピールという要因が加わる場合があります。

多くの動物の場合、メスがオスを選び、その逆はあまり見られません。
では、メスはオスの何を見て判断するのでしょうか。
これも答えを先に言うと、「免疫能力の高さ」を物差しにしているという考え方があります。免疫能力が高いオスは、つまり生存能力の高いオスなので、生存能力の高いオスとの間に出来た子どもは、やはり生存能力の高い子どもになる可能性が高いです。
よって、メスはこぞって免疫能力の高いオスを選ぼうとします。しかし、免疫能力の高さを外見から直接判断することは出来ません。そこで、間接的にこの免疫能力の高さを外見から判断することになります。
多くの動物の二次性徴の発達には「テストステロン」というホルモンが関与しています。しかし、このテストステロンは免疫能力を低下させる働きもあります。免疫能力の高いオスはこのテストステロンを多く分泌して二次性徴を大きく発達させることが出来ますが、免疫能力の低いオスはテストステロンを多く分泌することが出来ません。

つまり、免疫能力が高いオスは二次性徴も発達しています。オスはメスに選ばれるために、一生懸命に二次性徴を発達させます。生物によっては角の大きさであったり、体全体の大きさであったりします。だからオスは大きくなり、場合によってはメスよりも大きくなります。もしも、二次性徴がその他の部分(体色や声など)であれば、そちらが発達するために体の大きさは問題になりません。(蛇足ですが、オスが無駄に派手だったり無駄に大きな角などを持ってたりする動物は多いです。その原因がテストステロンだと考えられます。)
要は、オスの二次性徴がどのように現れるかによって決定されるため、どちらが多いかという疑問にはお答えできません。

ただ、個々の事例を調べていくことは楽しいかもしれませんね。アンコウなんかはオスが小さい非常に極端な例なので是非調べてみてください。
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 雄雌で体の大きさ、形、色などが大きく異なっている場合、多くは雄が大きい(あるいは特殊化)です。



1.雌を獲得するために、他の雄と競争(戦い)するから。鹿やカブトムシなどの角、クワガタムシの顎など。

2.雌の好みが強いために、雄に他の雄よりも有利になる形や色などが発達する。孔雀の羽など

ちなみに、ハーレムは交尾の機会が増えるからで、サルのリーダー制は集団の中での優先順位や統率です。
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想像ですが、カマキリや蜘蛛は交尾の後メスがオスを食べてしまうと聞きます。


食べる方が強くないと逃げられますから、こういった習慣の有る生物はメスのほうが大きいのではないかな。
それに対して猿やオットセイなどのようにハーレムを作る生物は群れを力で押さえる必要があるので、オスの方が大きい。
多分オスが大きい生物の方が多いと予想します。
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