
靖国神社参拝問題でいろいろと揉めてますが、靖国神社に参拝する小泉首相は死後の霊の存在を認めているのでしょうか?一国の総理がこんな非科学的なものを信じてるという非難はあまりされてないのが不思議です。21世紀にもなるのに。
靖国神社に参拝するというのは、以下の世界観を信じることとしていいのでしょうか?
詳しい方の解説を願います。
・人間は肉体と霊魂からなる(二元論)
・死後も霊魂は存在する(靖国の英霊)
・死後も霊魂は個別性を保つ(アートマンとブラフマンの問題)
・死後も日本人/非日本人の区別がある
・死後も霊魂は贖罪されない(A級戦犯分祀問題)
・人間だけではなく、動物にも霊魂があり、死後も霊魂は存続する
また、中国共産党が靖国参拝を批判してますが、マルクス主義は唯物論・無神論なので、霊魂の存在を認めないのだから、A級戦犯やBC級戦犯の霊の取り扱いについて、いろいろいうのはおかしいと思いますが、これについて中国共産党の見解があったら教えてください。
No.6
- 回答日時:
こんばんわ、ちょっと一言、
質問の前提について、
>>非科学的なものを信じてるという非難はあまりされてないのが不思議です。
宗教後進国日本から、早く脱却せねばと感じます。
科学的なものしか信じないのであれば、ロボットの世界ですね。
愛、勇気、真、善、美、信じる、悟り、慈悲、智慧、
豊かさ、許す力、などなどなど、
数限りない、科学とは無縁の、目に見えない、価値に基づいて、人間は生かされているんですよ。
これがあって人間の尊さが生まれるんですね。
科学の進歩が、精神性を堕落させた面はありますが、
世界のほとんどは魂を信じている、ですよ。
21世紀にもなって、信じていないのは日本の国民性も関係してます。
日本は戦後、敗戦のショックで左にかなり揺れた事と
雨後の竹の子のように邪教が暗躍(世界的にも珍しいらしい)したことで、宗教アレルギー国家になりました。そういう事情があるにはあったが、世界で宗教を認めない考えは、残り少ない共産圏の国だけと、なってますので、(ちょっと言いすぎ)質問者様も常識とは、なんであるか、科学とはなんであるか、を深く考えられたらいかがかとおもいます。
日本の常識は世界の非常識の最たるものです。
日本では言論の自由、報道の自由とか、大事だと言われますが、世界の常識は、もともとは信仰の自由、信仰告白の自由から、言論の自由が発生しているんです。まず出発点がが違っていること、唯物論は世界の非常識である、事を指摘させていただきます。
補足
*日本神道には仏教のような教えはありません。
よって、アートマン、ブラフマンのような概念はないと思われます。
*日本人に死後の世界を信じるかどうか、のアンケートで45%の人がなんらかの形で、信じている。(転生輪廻、魂は死なない、前世や来世があると思う。など)
20%が分からないか、無回答。35%が信じない。という結果が出ています。
*中国は宗教を信じる者が、集会を開いただけで、検挙される国です。(参考までに)
*靖国問題は質問の本質でないような気がします。おまけのようですのであまり、深入りしません。
回答ありがとうございます。
宗教後進国との意見ですが、宗教的・哲学的に見ると靖国は初級~中級レベルの宗教だと思います。死後の霊魂の取り扱いについての思弁がわかりやすく整備されていないし、インド哲学やスコラ哲学ほどの精緻なレベルには達してませんよね。
アートマン、ブラフマンは哲学的なタームとして使ったので、死後も個我が残るかの問題は存在します。靖国に祀られた個々人の魂は融合したりしないんでしょうか?
近代国家の政教分離はウェストファリア条約を起源に持ち宗教が政治を弾圧しない原則であって、その逆ではありません。いちおう指摘しておきます。
中国は無神論でいいのですが、じゃあどうして議論するときにA級分祀などといって日本の土俵にのるのか。中国は「宗教を認めない。けしからん」と主張しないのかがわかりません。それについて中国共産党の見解を知りたいのです。
No.5
- 回答日時:
>小泉首相が死後の霊の存在を認めているのでしょうか? 本人にしか分からないのでは。
科学的に考えるとその様に結論せざるを得ません。>マルクス主義は唯物論、無神論なので、霊の取り扱いについて色々言うのはおかしいと思います。 しかし霊を信じない見方からすれば、唯物論的な考え方は科学的と言えるのではないでしょうか。
人間百人寄れば百の顔が有り百の心が有ります。
死後の世界や霊魂を信じるか否かは人それぞれの自由でいいのではと思います。確かに戦後六十年が過ぎ科学技術の著しい進歩で科学的なものの見方考え方で幸せなバラ色の世界を世界を築くことが可能で有るというような風潮の昨今ですが、科学万能な考え方には不安を持つ人も多くいます。危うい未来が見え隠れしている事も事実だと思います。
人間も動物の一種です。科学では割り切れない本能的な面を持っています。信仰心とはそのような動物的な本能から湧き上がってくる一面が有る事は否定できないと思います。
信仰の形も国や民族の歩んできた歴史により様々です。どの信仰や宗教が優れているとかいないとかではなく、心の奥深い所では人間という種としての共通な本能的宗教心を認め合うことが大切かと思います。
靖国参拝、A級戦犯分祀や英霊を祭る問題にしても先の大戦で肉親を亡くされた遺族の方や戦争経験者の間にもさまざまな考え方感じ方が有る事、新聞等の読者の声として見聞きします。
昨今中国や韓国の国力の台頭もあってわが国を含めた国民同士が何かと苛立っていますが、こんなときこそ
互いの国のリーダー足る者は本人の気持ちも大事でしょうが、多くの名も無き国民の真の気持ち、また戦争に関わった他国民の気持ちも十分考慮して行動すべきだと思います。 哲学的な回答とは程遠い回答になりましたが、質問者さんの「21世紀にもなるのに」とのお言葉を尊重して、「だからこそ」の意を込め私見を言わせて頂きました。長文になり申し訳ありません。
回答ありがとうございます。
たしかに一般国民は何を信じるかは自由ですが、一国の首相が公務の一環として参拝する場合、どのような世界観で参拝するのか明らかにするのが、ある意味当然の義務だと思うんですが、どうでしょうか。
No.4
- 回答日時:
質問者様の態度は科学的といえるでしょうか?科学的、とは反証可能な命題に関して検証を加えることと私は理解します。
・人間は肉体と霊魂からなる(二元論)
人間は肉体と霊魂からならない、という命題に対して反証できておらず、「判らない」とこたえるのが科学的立場です。
・死後も霊魂は存在する(靖国の英霊)
同上。ただ、「ない」の検証はもっとも難しく、不可能に近いのですが(ただ1例の例外で覆される)。
・死後も霊魂は個別性を保つ(アートマンとブラフマンの問題)
同上。
・死後も日本人/非日本人の区別がある
日本人の定義が不明確。生前は日本人/非日本人の区別がある、のですか? 境界条件を明らかにしないと反証のしようもありません。
・死後も霊魂は贖罪されない(A級戦犯分祀問題)
霊魂、罪の定義は?
・人間だけではなく、動物にも霊魂があり、死後も霊魂は存続する
同上
ということで、あなたが「科学的でない」と感じられていることは、科学的には白か黒か実証されていないのです。逆に言うと、科学的アプローチが可能な分野なのです。「霊魂」という言葉を使うと科学的ではないですか?その根拠は?
あなたがそれを信じない自由をどうこうする話ではありませんが、科学的には「まだ判らない」が正解。
21世紀にもなるのに、という発言はむしろ意外です。血液型性格判断やインチキ心理テスト、カルト宗教が横行する今の時代、ありもしないことを信じる心が意識の深い部分に巣くっていることを認めるべきでは? ちょっと、心理学カテゴリー的になってますが。
最後になりますが、私も心情的には、霊魂を信じるメンタリティーは古くさいかな、と感じています。
回答ありがとうございます。
反証可能性はポパーでしたっけ。「科学的」の意味を取って、これらの問題を処理するとこうなるのはわかりますが、わたしが知りたいのは靖国神社がそういう世界観を有してるいるか否かなので。
No.3
- 回答日時:
この問題は霊魂が存在するのかどうかというような唯物論的な考えでは理解できないと思います。
たしかに小泉首相は支持率目当てで靖国参拝を慣行されている帰来はあります。しかし、一番大事なことはなぜ靖国神社に参拝をすべきか、ということです。ぜひ、下記のURLを一読してみてください。僕はA級戦犯(人道に対する罪)の意味が全く理解できません。当時はこのような罪状はありませんでしたが、これを認めることは国際法違反ですが仮にそのような罪が当時あるとすれば、最も人道に対する罪に値するのは原爆投下を命じた、無辜(むこ)の日本国民を焼夷弾で殺しまくった米国であり、もっと遡ると、やりたい放題の限りを尽くした英国・仏国・露国・スペイン・オランダなどの帝国国家になるのではないでしょうか。勝てば官軍、負ければ地獄の世界。私は悔しいです。
No.2
- 回答日時:
霊魂の存在を信じる信じないとはちょっとまた話は違いますよね。
国家にとって戦死者とは、また、戦犯とはなんなのかの位置づけの問題です。その象徴としての靖国神社でもあります。霊魂が本当にあるかないかではなく、今生きている人間の為に意味があればそれは存在し、意味がなければ存在しない。そんなものが霊魂とも言えるでしょう。
霊魂についてどうこう言うのではなく、国家として先の戦争をどう総括するのかという国論の問題に対して賛否があるのです。
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