dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ご質問いたします。

どのようにして宇宙は誕生したのでしょうか?
物理学の量子力学(天文学?)におけるビッグバンについて、このサイトの他の質問に対する回答や他のサイトを調べてみましたが、「真空のゆらぎ」によって何もないはずの真空からビッグバンが起きるのだとしたら、その「真空のゆらぎ」が起きる原因は何なのでしょうか?

現代物理学では、完全な無(絶対無)というものは物理的に存在しないとされているそうです。
それでは「存在」を前提に成り立っている物理学の分野では、宇宙誕生の起源というものを解明するのは不可能なのでしょうか?
(もっともこの質問自体、自己矛盾しているのかもしれませんが・・・・。)
なぜなら原因と結果のいたちごっこになると思われるからです。


それと全くの素人ですので、もしよろしかったらわかりやすいサイト等もありましたらご紹介いただけるとうれしいです。
なるべくわかりやすい回答を期待しております。
宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

現在の物理学では、「ビッグバン」以前の理論付けはできません。


できているのは、「ビッグバン」に限りなく近づいた時点での理論付けで、この「時点」をどこまで「ビッグバン」に近づけられるかという範囲なのです。

確かに、私もこのコーナーで宇宙の誕生が「真空のゆらぎ」によるものと回答しましたが、これは極論すれば「理論の裏付けのない、想像の世界」ということなのです。

つまり、「ビッグバンを過ぎた時点」は、現在の事象を観察すれば、痕跡があるので解明も可能ですが、「ビッグバン以前」には、今の宇宙に適応する「物理」が存在しなかったので、痕跡があるはずもなく、物理学では解明できないということです。

時間も空間もなかったのですから、「存在を前提に成り立っている現在の物理学」で説明できないのは、むしろ当然といえるでしょうね。

そのために、ある学者(オカルトではないですよ)は、現宇宙を超越する超文明が存在して、その実験室の中で「真空のゆらぎ」を作り出して、我々の宇宙を誕生させたということさえあり得ると言っているくらいです。

その位、「手がかりさえ掴めない」というのが本当のところでしょう。

この回答への補足

宇宙の起源を求めて遡れば永遠に続くような気がします。
「存在」というものは、そもそもそういう性格のものだからです。
そしてそれは哲学の世界でいう二律背反、「存在」に対する相対的概念として「無」があるという絶対的な世界と交わるのかもしれません。

補足日時:2005/07/09 22:54
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすくご説明いただきましてどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/07/09 23:02

#4の方の補足になりますが、


>ビッグバンの原因。いろいろ理論はありますが、確定していません。
について、ひとつの説を紹介します。

いま、物理学で流行中の10、11次元の物理学にD-ブレーン理論があります。
そこには、平行ブレーン宇宙というのが存在していて、2つのブレーン宇宙が、それぞれの宇宙から漏れ出した重力というバネでつながっていて、ぶつかったり離れたりするそうです。
そのブレーン宇宙同士がぶつかったのが、ビッグバンです。
そして、離れてまたぶつかるを繰り返して、次々とビッグバンという宇宙創成を繰り返すという考え方です。

>もしよろしかったらわかりやすいサイト等もありましたら・・・
10、11次元の物理学は、超ひも理論とか、M理論と呼ばれていてWebサイトには、詳しく説明されいるものは、私が検索した限りでは見つかりませんでしたので、一般の人でも読める本を紹介しておきます。
「超ひも理論とはなにか」竹内薫著(講談社ブルーバックス)
「エレガントな宇宙」ブライアン・グリーン著、林一・林大、共訳(草思社)
どちらも、分かる人には、わかりやすい、分かりにくい人には、分かりにくいという、一般人向けにはありがちな本ですが、読みやすいのは間違いありません。
参考まで。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

D-ブレーン理論ですか・・・
詳しくご説明いただいてどうもありがとうございました。
本のほうも参考にさせていただきます。

あと、このサイトにおける他の方の質問に対するbttf2003さんの回答、
参考にさせてもらっていました。
その件に関しても感謝致します。
どうもありがとうございました。。。

お礼日時:2005/07/09 23:19

はっきりしていること。


1.真空はなにもない状態のことではなく、不確定性原理によって絶えずものが一定の確率で生まれ、また消滅する状態のものです。
だから古典的ななにもない状態(無)、というのが量子力学ではありえないことなのです。
単にもっともエネルギーの低い状態。
無から有が生じているのではなく、生成消滅そのものが一定の確率でおきている場がある、ということです。
2.ビッグバン。ともかく約百数十億年まえ、宇宙はたいへんちいさいものであったこと。それが突然広がり始めたこと。

はっきりしていないこと
1.ビッグバンの原因。いろいろ理論はありますが、確定していません。
2.ビッグバン以前の状態。これまたいろいろ理論が(トンデモなものも含め)ありますが、1.がわからない以上、当然未確定。
3.ビッグバン以前、というのがあったとしてその宇宙(?)はどのように生まれたか。そもそも生まれたのか(永遠の昔からあったということもありうる)、また以前というが時間がその場合現在存在する時間と連続で同じものなのか。(この問題の答いかんによっては因果関係そのものが少々ややこしいことになりそうです)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

箇条書きにして頂いてとてもわかりやすかったです。
どうもありがとうございました。。。

お礼日時:2005/07/09 23:11

そうですね。

完全な無というのは存在せず、無であっても「ゆらいでいる」そうです…。参考URLを御確認ください。

私も宇宙が大好きです。特に今、興味があるのが系外惑星ですが…。

事の起源を探ることよりも、ある程度事象がはっきりしているものの方が、学問の研究のやりがいがあると思います。

学問とは分類からはじまります。事象をかきあつめてきて、類似している点を抜き出してきて、100くらいの事象を4つくらいに分類して、それぞれ似ている点と異なる点を見つけ出して、そして論ずるのかと…。

人類の歴史は過去の人々の遺産である多くの建築物や絵画や文献資料により明かされますが、宇宙の起源を示す資料は非常にすくないので、事象の解明はまだ難しいと思われます。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5890/spac …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

サイトのほう、少し拝見させてもらいました。
自分の質問に対する回答以外にも興味深いものがたくさんありましたので、
あとでじっくり見させてもらいたいと思います。
ご紹介ありがとうございました。。。

お礼日時:2005/07/09 23:08

現代科学を持ってしてもそれは謎だときいたことがあります。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

謎なのですね。。。
教えていただいてどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/07/09 22:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!