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世界地図を見ていて、スペインとモロッコが異様に近い事に気づきました。ここが、あの有名なジブラルタル海峡だったんですね。 さて、このジブラルタル海峡は約14キロらしいのですが、果たしてスペインからモロッコは、肉眼で見えるのでしょうか?(テレビで、山の上などに登って人間が見える最長の距離は35キロくらいだ、と言っていました。実際のところ見えるんですかね?)
あと、これだけ近いと何かお互いに文化的影響を受けてそうなんですが、なにかおもしろい事知ってたらお願いします。

A 回答 (10件)

数学的に計算すれば、


円に接する「接線」の両側に、「対象物」と「目」があれば、水平線のむこうに見えます。接線の片側に両者があれば、水平線の手前に見えます。

水平線までの距離を「n」km、目の高さを「h」km、地球の半径を6400kmとすると、水平線までの距離は、
n2乗=h×(h+12800)

20mほどの高さがあれば、14km先の「水平線」が見えます。海岸に展望タワー(ビルの窓でも)があれば、楽勝ですね。対岸の海岸線がみえるはずです。海岸線まで見えなくても、水平線のむこうの28km先の「20mの高さの場所」がみえます。
ちなみに、東京タワーぐらいの塔があれば、約65km。富士山なら約220km先まで見えます。これなら、イギリス領をとびこえて、スペインの観光地から見えるでしょう。

日本人旅行者が狙われるのは、「アフリカ人が・・、」というのでなく、日本人が防犯意識が低くて、そのくせカネを持っている、地元の言葉を話せないので警察に届けるのが遅い・・、ということで、カモにされているのでしょう。スペインに限らず、イタリアやNYなどでも被害が多いそうですから。(ギャルがシャネルを持ち歩くようなのは日本人だけ、らしい。)

なお、「北方四島」は見えませんよ。択捉島は細長い国後島の向こうにありますから。

この回答への補足

計算で、見えるかどうかがわかるとおもしろいですね。
もしや、アメリカからロシアも見えるのでは?と思っていたのですが、アメリカ・ロシア間は最狭部で88キロ。どうも無理っぽいですね。
>日本人が防犯意識が低くて
姉の友達(外人)が、「日本人は電車の中でぐーぐー寝るが、信じられない!」と言っていたそうです。日本は電車の中で寝れるぐらい、まだ一応平和なので、海外に行くと油断が多いんでしょうね。

補足日時:2001/10/16 20:32
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい回答をありがとうございました。

お礼日時:2001/10/16 20:55

久しぶりにのぞきました。


その後、思いついたのですが、「青函トンネル」の全長は約53km。うち、海底部分が23km。最短14kmならば、大陸間トンネルも可能みたいに見えますね。
ただし、青函トンネルは津軽海峡の海底鞍部を通しているから、距離の割には「楽」な工事なんだろうけど・・・。

ところで、コロンブスはスペインの女王の援助を受けて出航準備に6年かけていると聞いたのですが・・・。アラブ人とゲルマン人を支配・・というと、じゃあ、ラテン民族はどうしていたんでしょう?  と、私が質問する場じゃないけど。

この回答への補足

こんにちは。ユーロトンネルが海底部分37キロですからスペイン・モロッコのトンネルは楽勝でしょうね。可能か、という話なら日本・韓国は約200キロ、間に対馬もあるし不可能ではないかもしれない。(やる必要もなさそうですが。)
>ラテン民族はどうしていたんでしょう?
詳しくはわかりませんが、当時のイベリア半島はラテン民族、ユダヤ教徒、キリスト教徒、アラブ人、イスラム教徒がいりみだれ、特有の文化を築き上げた一方で、文化的な差異から戦争もしばしば起きたそうですよ。

補足日時:2001/10/23 17:05
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この回答へのお礼

また何か思いついたらよろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/23 18:34

回答の補足&訂正です。


イスラム勢力がイベリア半島を支配し始めたのは8世紀のはじめです。その前まではゲルマン民族の国があったので、おそらく少数のアラブ人が多数のゲルマン人を支配していたのではないかと思われます。だからスペイン人はあの服、着なかったかも・・・(笑)。
ちなみに、レコンキスタは15世紀の終わり、1492年のグラナダ(アルハンブラ宮殿のあるところ)陥落を持って終了しました。この間16世紀半ばって書いちゃいました。ゴメンナサイ。

この回答への補足

>1492年のグラナダ陥落
ということは、こんな激動の時にコロンブスはスペインからアメリカへ渡ったんですね。

補足日時:2001/10/22 23:36
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この回答へのお礼

何度も本当にありがとうございます。アラブ人がヨーロッパのゲルマン人を支配するのは想像できませんね。

お礼日時:2001/10/23 00:10

私はスペインに住んでいたことがあるんですが、夏のバケーションの時に「タリッファ」という所でアフリカ大陸を肉眼で確認しました。

ちなみにアンダルシア地方の人々は、モロッコ人との血も受け継ぐ混血が多いので美男美女が多いですよ。
(他の地方はそうでもないけど・・・)もし行かれるんでしたら(勝手な推測ですみません)本当にスリには気をつけた方がいいですよ。警官を装ってスリをはたらく人たちも中にはいますから。基本的にスペイン人のスリよりも外国人のスリ(アラブ系、ナイジェリア、ルーマニアなど)のほうが多いです。話がそれて申し訳ありませんでした。何かの参考になればばと思います。

この回答への補足

>アンダルシア地方の人々は、美男美女が多い
それはすばらしい。ぜひ行かねば。
> 警官を装ってスリをはたらく人たちも中にはいます
そこまでやられるとどうしようもありませんね。外国は、ひとりが話し掛けて注意をひきつけているうちに、もうひとりが盗んだりと、スリのバリエーションも多彩で日本人にはちょっと厳しいですね。

補足日時:2001/10/22 13:25
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この回答へのお礼

スペインに住んでたんですか?そういえば名前もスペイン語っぽいですね。「良い」とかそういう意味ですよね。(たぶん)
 -大変参考になりました。ありがとうございました。-

お礼日時:2001/10/22 13:42

近いとは知っていましたが,まさか14キロしか離れていないとは!


モロッコとスペイン,距離が近いことも合って両者には質問にあるように密接なつながりがあります。
その昔,イスラム教が興り,その信者が増えるとともにイスラム国家は勢力を飛躍的に拡大していきます。その範囲は,最盛期には現在の中東だけにとどまらず,北アフリカ,そしてジブラルタルを越えてイベリア半島(スペインのある半島)にまで及びました。そして,その名残がスペインにあるアルハンブラ宮殿です。この宮殿は,現存するイスラム建築の最高峰だといわれています。しかし,1500年代中ごろのいわゆる「レコンキスタ」によって,イスラム勢力はイベリア半島から掃討されてしまいました。
興味があれば見に行ってみるのもいいかもしれません。世界史の教科書に載ってたような

この回答への補足

当時のイスラム勢力がそこまで強大だったとは知りませんでした。当時はスペイン人も、あのイスラム特有の長衣を着ていたのでしょうか。ということは、フラメンコもあの衣装で?(なわけないと思うが。)
 アルハンブラ宮殿をとりあえずネットで見てきました。なんか東洋と西洋が融合した宮殿ですね。

補足日時:2001/10/20 00:17
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/20 00:19

おまけ。

回答でもなんでもなく、あそびです。

>日本の世界地図だと両国が近いというのがすぐにわかりますが、アメリカの世界地図だと、はるか遠くに感じます。

メルカトル図法ですと、緯度が高いほど、距離が長くなりますから、高緯度のベーリング海峡はマラッカ海峡や台湾海峡などと較べても広く描かれます。
(欧米の地図は、大西洋が真ん中だから、ベーリング海峡は両端になりますね。)
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。本当にお詳しいですね。
僕には知らない事ばかりで大変勉強になりました。世界地図っておもしろいですね。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/10/19 10:48

>アメリカ・ロシア間は最狭部で88キロ。

どうも無理っぽいですね

水平線の手前に(海岸線まで)見るのは難しいでしょうが、水平線越しに山がみえる、ということであれば可能かもしれません。(ベーリング海峡は観光地でないので、展望タワーはないだろうけど、そこそこの山はあるでしょう。)
東京タワー並み(300mクラス)の山が、両側にあれば、130km先からお互いが見えます。

ところで、
>テレビで、山の上などに登って人間が見える最長の距離は35キロくらいだ
というのは、計算上、100mたらずの「山」になりますね。「丘じゃないのか?」というつっこみを・・・。
 ただ、これは、「視界」など考慮しない計算ですので、天候によっては35kmも見えないこともありますが。

ついでにいうと、海岸に立った人の目からみえる水平線は、4kmほどだそうです。

この回答への補足

かつて敵対していたアメリカ・ロシアが見える(かも)というのは何となくロマンを感じます。日本の世界地図だと両国が近いというのがすぐにわかりますが、アメリカの世界地図だと、はるか遠くに感じます。
>計算上、100mたらずの「山」になりますね。「丘じゃないのか?」というつっこみを・・・
確かに丘ですね。(笑)
きっとテレビが間違っていたか、僕の記憶が間違っていたのでしょう。

補足日時:2001/10/18 00:16
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2001/10/18 00:34

私も数年前。

スペインに行って、オプションでモロッコへ行きたかったんですが、バカンス時期の為、アフリカへ帰る人で船は満席。とてもチケットが保証出来ないとの事で断念しました。1日位で行って帰って来れるツアーが出ています。

近頃、スペインでの日本人旅行者の被害が報告されます(もう ほとんど狙い打ち状態)。あまり大きな声では言えませんが....歴史的にも繋がりが非常に大きい所以でしょう。

この回答への補足

>アフリカへ帰る人で船は満席
  スペインに働きに来るアフリカ人は多そうですね。
>ほとんど狙い打ち状態
  そのひとたちが犯罪をするのでしょうか。そんな繋がり方は嫌ですね。

補足日時:2001/10/15 11:18
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この回答へのお礼

ありがとうございました。”1日位で行って帰って来れるツアー”っていいですね。

お礼日時:2001/10/15 11:22

 北方四島と同じで、十分見えますし、



 当然、古来から行き来は簡単に出来、有るのですから、文化的にも密接な結びつきが有ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。見えるんですね。ぜひ、見てみたくなりました。

お礼日時:2001/10/15 10:53

はい、肉眼で確認可能です(3年ほど前に現地で確認しています)


ただし、ジブラルタル海峡はイギリスの領地ですので、純粋にスペイン(の領地内)から見えるかというと、ちょっとわかりません……。
ただ、少なくとも、ジブラルタル海峡からは、霧などがなければ見えます。

文化的影響などについてはちょっとわかりません……。
すいませんです。
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この回答へのお礼

素早い回答ありがとうございます。謎が解けてすっきりしました。僕もいつか見に行ってみたいと思います。

お礼日時:2001/10/15 00:54

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