
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
手元にある新明解漢和辞典によれば「蒙」には、おろかである、知恵が足りない、という意味があります。
他にも暗い等の意味もありますが、ここでは省略。啓蒙とはそのような人に教える、という意味ですから、その意味で差別的な意味ととれなくもないですが、一般的ではありません。ちょっと硬い語ですが、差別語ではなく一般語ですね。
因みに、蒙古は蒙兀(モウコツ)とも書き、モンゴルの音訳です。コカコーラが可口可楽になったのと同じですね。差別的に言うのであれば「犬戎」や「匈奴」、「鮮卑」などになると思います。
ご回答ありがとうございました。
一般語というのは初めて耳にしました。
結局、啓蒙が差別語だとするのは考えすぎだというわけですね。
それにしても、漢字は侮蔑的な表現が豊かですねぇ~。
No.4
- 回答日時:
「蒙」の本来の意味は多毛で覆われた豚です。
多毛で覆い隠されるところから、暗いとか、愚かという意味が生まれました。へりくだった自称としても使われています。2の方の言うような「盲」という意味はありませんし、「啓蒙」が差別語だという説も初耳です。
「啓蒙」が差別語だというのは、何が出典なのでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
私の場合は、本で読んだのではなく、「医科大の教授による講義の中で出てきた話」として若い知人から聞いたのが始まりです。「こんなことは常識。知らないと恥ずかしい」とまでおっしゃったそうなので気になっていたのです。
う~ん・・・デマってこういう風に伝わるような気がしてきました^^;
気になるのでこの質問はあと数日締め切らずにおきます。
No.3
- 回答日時:
No. 2 の回答について
「蒙(もう)」に「盲(めしい)」という意味はありません。そういう解釈での差別ではありません。
ご回答ありがとうございます。
えっと、では、どういう解釈での差別とお考えですか?
あるいは差別用語ではないということでしょうか?
No.2
- 回答日時:
啓蒙とは蒙(めしい)を啓(ひらく)という意味であるから差別語だと言われているのではないでしょうか。
蒙という字そのものにめしい(=めくら)という差別的な意味があると思われているようです。そうなると朝青龍出身地を蒙古というのは良くなく、モンゴルと言うべきと言うことになりますね。蒙古自体は中国から見た差別語だと言うことらしいですよ。ご回答ありがとうございました。
へぇぇ。蒙にそう言う意味があるんですか。盲と同じなんですね。盲古と書き換えてみると・・・確かに使うべき言葉ではないような感じがします。
>蒙古自体は中国から見た差別語だと言うことらしいですよ。
あてずっぽうですが、昔の中国は他所の国ならどこでも見下していたように思います。となると、漢字は元々外来語ですから、探ってみればいくらでも差別語となりうる熟語がありそうですね。
No.1
- 回答日時:
こんばんは
「啓蒙」という言葉自体は差別語ではないですよ。
ただ、啓蒙には「上位」の者が「下位」の者に対して教え導くという意味がありますから、通常使う言葉として適切でないと思われます。「各位」なんて言葉も最近は使われなくなってきています。
「啓蒙」に対しては、現在は「啓発」を使いますが、だからといって「啓発主義」と言い換えるわけはありません。
ご回答ありがとうございました。
各位というのがダメなのはなぜでしょうか?元来は上から下に使う言葉なのですか?
「お客様各位」と書かれているものを見ますが・・
啓蒙より啓発ですか。なるほど~。よくわかりました。ありがとうございました。
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