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 医師です。
 最近のネット上の書き込みやマスコミの報道を見ていると、医師という職業に対する風当たりがかなり強くなってきている感じがあります。そこで、現在の時点で、みなさんが医者という職業に対してどのようなイメージを持っているかを自由に書いて欲しいと思います。日常の診療をしていく上で、皆さんのご意見を参考にさせていただきたいと思います。

A 回答 (23件中1~10件)

私個人としては「医者」に対して、特に悪いイメージは持っていません。

(理由はANo.1様と同じで、今まで医者にひどい目に遭わされた経験が無いからです)

ただ、ネット上の書き込みやマスコミの報道を全く考慮に入れずに申し上げますが、決して良いイメージも持っていません。

何故かと申しますと「医者(病院)のレベルがあまりにも違いすぎるのでは?」と感じているからです。(私の経験上だけの事ですが…)

私は過去1度だけ、簡単な外科手術を受けた経験があるのですが、その際自分の意思で、3つの病院で診察しました。(セカンドオピニオンですね。でも紹介状も貰わずに、自分で勝手に他の病院で診察したので厳密には違うのかな?)

その中から自分で手術する病院を選んだのですが、その3つの病院での手術後の入院期間があまりにも違っていたのです。入院期間の違いは以下のとおりです。(どの病院も診断自体は的確だったと思っています。そこの部分では不満は持っていません。恐らく手術方法の違いではないかと…)

 (1)の病院 → 入院期間:1ヶ月以上
 (2)の病院 → 入院期間:2週間程  
 (3)の病院 → 入院期間:1週間程

結局は(3)の病院で手術をして、その後の経過も順調でしたので、実際は5日で退院する事ができました。その後は暫く自宅療養でしたが、経過は順調でした。

この経験から私が感じたのが、上記で述べた「医者(病院)のレベルがあまりにも違いすぎるのでは?」なのでした。
風邪をひいた位では、どの医者でも大差ないのかもしれませんが、大きな病気になればなる程、この差は顕著に現れてくるのではないか?と素人ながらに考えてしまいます。

後は、病院内には「セカンドオピニオン推奨」と書かれたポスター等が張ってあるのですが、気軽に医者に「別の病院でも検査してみます」と言い出しにくいイメージもありますね。(患者側が勝手に思っているだけかも知れませんが…)

医者の立場やプライドもあるとは思いますが、手術などの患者にかかる負担が比較的大きな事を決める時には、医者個人の意見だけではなく、一般的に言われている意見についても説明をしてもらえると、医者への信頼感も増すのではないかと思います。(時にはセカンドオピニオンについて、医者の側から「お近くの病院を紹介しますよ」なんて言ってもらえたりすると、尚一層信頼感が増すのではないかと思われます)

好き勝手な事を書かせて頂きましたし、質問に対する回答になっていない気がしないでもないですが、少しでも質問者様の参考になれば…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。現在病棟担当となりまして、忙しい毎日を送っております。

>「医者(病院)のレベルがあまりにも違いすぎるのでは?」

 はい、そのとおりです。同じプロ野球選手といってもイチローや松井、松坂などの一流選手もいれば、二軍と一群を行ったりきたりしている選手もいるのと同様に、あるいは脂ののった選手もいれば、引退間際のぎりぎりでやっている選手もいるのと同じように、同じ医者といっても能力や経験はそれぞればらばらです。研修医もいればベテランもいる。手術の物凄く上手な外科医もいれば、そこそこ平均位の外科医もいる。稀にへたくそな人がいたりもする。

 例えばおいしいラーメンを食べたいと思ったら、雑誌やインターネット、口コミなどでおいしいラーメン屋を探しますよね。そしてそうやって自分で探していったラーメン屋の味が口に合わなかったら、それは選んだ人にも責任がありますよね。

 それと同様で現在からこれからの医療は患者さんが自分で医者を選ばなければいけない時代になってきています。ラーメン屋さんを選ぶような簡単な問題ではありませんが、患者さんも賢くならなければいけないと思います。

 ただし一つ思ったのは入院期間だけではその医者のレベルは分からないということです。入院期間が短ければレベルが高いかというとそんなことは必ずしもないとは思います。

 

お礼日時:2005/08/07 21:29

ANo.21です。

丁寧なお礼を頂き有難うございました。
既に質問が締め切られているので恐縮なのですが、追加回答をさせて頂きますね。

まず最初に、何だか質問者様を悩ませてしまったようで…(笑)、
申し訳ありませんでした。

>実際には医師である私でも、自分の専門分野以外の医師の腕の良し悪しを
判断するのは案外難しい

正直な意見を頂きまして有難うございます。そうだと思います。

質問者様のおっしゃるように、自分がその分野の事について詳しい人間であれば、
「それは違うのではないか」とか「この治療法の方がいいのでは」という感じで
医師に意見を言う事ができると思うのですが、そうでない場合
(殆どの患者はそうだと思いますが…)には、少しくらい医師の説明に「あれ?」と
思うところがあっても、「医師が言うのだから、多分そうなのだろう」で
済んでしまう事が多いのでしょうね。

ただ、病気が重度であればあるほど、本当は直接医師に聴きたい事が
沢山あるものだと思うのですが、まず何を聴けばいいのかが分からないですし、
実際に聴いてみても自分自身では判断できない事が殆どであると…。
う~ん、ジレンマですね。

>手術の実績を重視するのが良いのではないかと思います

よく病院の運営するサイト上で、「手術実績」みたいなものが公表されているのを
見ますが、これらの数字はある程度の目安になると考えてもいいのですね。
質問者様がおっしゃるように「絶対」ではないと思いますが、
客観的に判断する材料としては最も信頼できるものなのかもしれませんね。

>実際に良い医療を受けられるかどうかは運もあります
>やはり患者さんが納得して治療を受けるということが一番大切

結局は、その考え方に落ち着くのかもしれませんね。

少し話は変わりますが、質問者様は「パッチ・アダムス」という人物を
ご存知でしょうか。ロビン・ウィリアムス主演で映画にもなっています。

その「パッチ・アダムス」のモデルで実在する医師、ハンター・アダムスさんの
考え方に心底から共感したという一人の日本人医師が、彼と同じように「笑い」で
人を癒す事を実践する為に、無料で診察できる診療所を造って活動している様子が、
先日テレビのドキュメント番組で放送されていました。
(この「パッチ・アダムス」については賛否両論あるようですが、
私は映画を見た事がないのでよく分かりません)

その番組の中で、ある末期のガン患者の老人の方の在宅治療の様子が
放送されていたのですが、呼吸も困難な状況になって話す事もできなくなった、
その老人の方が亡くなる少し前に、その医師の問いかけに対して
涙を流されていたのです。

私は素人ながら、「ああ、この方は心から信頼できる医師に巡り合う事ができて、
納得できる医療を受けてこられたのだなあ」と思いました。


…このままでは、お礼に対する感想になってしまいますので、
今の時点での私の「医者」に対するイメージについて回答をさせて頂きますね。

正直に申し上げますと、今から3ヶ月程前に回答をさせて頂いた当時(ANo.6の回答)とあまりイメージは変わっていません。
「特に悪いイメージは持っていないが、決して良いイメージも持っていない」と
いうものですね。

私自身、医師に直接気分を悪くするような態度を取られた事が無いので
「悪いイメージ」は持ちようがないのですが、こちらの皆様の意見を
ザッと拝見させて頂きましても、「良いイメージ」を持つようなエピソードは
殆ど書かれていません。

ただ最近、もし【「患者」に対するイメージはどんな感じですか?】という質問を
医師の方々にした場合、いったいどんな回答が返ってくるのかな?と
思ったりしています。

これは勿論私の想像でしかありませんが、こちらの「医者に対するイメージ」の
質問に対する回答と同じように、あまり良いイメージを持っていない方が
多いのかもしれない、と考えています。
(医師が心の中で思っている事が、患者に対する態度として表れているとも
考えられますし…)

仮にそうだとすれば、「医師」と「患者」は、最初からお互いに「不信感」を
持っているとも考えられます。これでは両者共にイメージが良くなるとは
考えにくいですね。

このような場合、お互いが歩み寄る(相手の立場を理解する)事が大切だと
思うのですが、やはりできれば「医師」の方から歩み寄ってきて欲しいと「患者」は
考えていると思います。(決して私が「患者」側になる人間だから言っているのでは
ありません。「客観的に見て」です)

まず、医師のいる病院に患者が「出向いて」医師に「診てもらう」という時点で、
どう考えても「医師」の方が「患者」よりも上の立場にいる、と考えられます。
(医師にとっては病院は「ホームグラウンド」だと思いますが、患者から見れば、
病院は「ビジター」以外の何物でもありません)

ですから、患者側からすると「病院に行く」という行為自体が、
かなり「勇気がいる事」なので、そこで自分の思った事をうまく言葉にして
医師に伝える事ができないのです。

それから、仮に手術をする事になった場合、患者は手術台に乗った時点で
正に「まな板の鯉」状態になり、あとは全てを医師に委ねる事になります。

勿論、医師から事前に説明をして頂けるのだと思いますが、患者からすると
「ちゃんと手術が成功するかな」とか「手術後は後遺症が残ったりしないかな」と
いうような事で頭の中がいっぱいで、細かい説明の内容は頭に残っていないのでは、
と思っています。(だから、世間で「名医」と呼ばれるような医者を頼って
遠方から来られる方も多いのだと思います)

何も耳障りのいい言葉だけを聴きたいとは考えていませんが、
少しばかり厳しい言葉の中からでも、医師の方から歩み寄ろうとする様子を
垣間見る事ができれば、患者はそれだけでかなり安心すると思います。

何も患者は、「良いサービス(医療)を提供しろ」というような感じで
医師よりも上に立ちたいと考えているのではなく、単に対等に話ができる
存在になってくれる事を望んでいるだけなのでは、と思っています。

でも患者の方も、「お医者様」という言葉に表れているような
「遠い存在」として医者を見る事をやめていく必要があるのだと思います。
結局は、「患者」「医者」がお互いに歩み寄ろうという気持ちがないと、
両者の溝を埋めるのは難しいのかもしれませんね。


…最後に、かなりの長文になってしまった上に、かなり好き勝手に書かせて
頂きましたので、質問者様が気分を悪くされるような表現が
含まれていたかもしれません。ここで改めてお詫びをさせて頂きます。

ただ質問者様が、このような質問をされて、厳しい回答が多いのにも関わらず、
そのひとつひとつに目を通しておられる事には大変好感を持っておりますし、
「このように患者側の意見を聴こうと考えておられる医師の方もいらっしゃるのだなあ」と、ある意味うれしくも思っています。(偉そうな言い方で申し訳ありません…)

一人の患者側に立つ人間の一意見として、少しでも質問者様の
参考になったのであれば幸いです。
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ありきたりですが、いい医者と悪い医者の差があるなというイメージです。



学校の健康診断で異常が見つかったので、近くの病院に行きました。
でもそこでは出来ない検査をしなければならなくなって、大学病院の紹介状を書いてもらうことになりました。
そのときの先生は書けたら連絡しますと言っていたのに、結局連絡はありませんでした。
病気の説明の仕方も下手で、まるで脅しているみたいなんです。とても不安になりました。少しはこっちの気持ちも考えてほしかったです。
また、質問したら切れられました。別に非常識なことをきいたつもりはありません。
今考えてもむかつきます。もうその病院には絶対行かないと決めています。
仕方ないので別の病院に行ってそこで大学病院を紹介してもらい、検査をしてきました。

でも大学病院で入院したときの担当の先生は、研修医でしたがいい先生でした!
まだ医者になって数ヶ月(笑)の先生だったけど、質問もちゃんと答えてくれるし、おもしろい先生でしたよ。

病院に行くということは、やっぱりそれなりに不安があるから行くんだと思うし、色々訊きたいこともあります。
個人的には、質問しやすい雰囲気があって、ちゃんとそれに答えてくれる先生は信頼できるきがします。

この回答への補足

 みなさん回答ありがとうございました。

 結局2ヶ月近くも回答を締め切らず、顰蹙ものだったと思います。みなさんの回答を参考にさせていただいて、今後の日常診療に役立たせていただきたいと思います。

 ポイントに関しては、アンケートですからどの方の回答が良いとかなかなか比較はできませんので、3回にわたって回答してくださったstip様に20ポイントを差し上げたいと思います。また、eteled様が2回回答をくださってますので10ポイントを差し上げたいと思います。

 他の回答者の方々も大変ありがとうございました。

補足日時:2005/10/09 02:07
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなって大変申し訳ありませんでした。一つ前の方へのお礼を考えていたら2ヶ月近くたってしまいました。本当にすいません。

 ニュアンスが伝わるか分からないのですけれど、医者の側からすると、患者さんからの質問で思わずムッとしてしまうようなことがあるのも事実です。たとえ患者さんの方に悪意が無く、患者さんからすれば、「そんなのでなんで腹をたてるの?」といったことかもしれないことでもです。

 でもそのような質問というのは回答いただいたように、患者さんが不安で色々訊きたくて訊いてきているものなわけですから、医師はそれに対してきちんと答える必要があると思います。たとえムッとすることがあるとしても、それは抑えるべきでしょう。

>でも大学病院で入院したときの担当の先生は、研修医でしたがいい先生でした!

 大学病院の医師はおおむね患者さんに優しいと思います。特に研修医は患者さんのそばについて話をしてあげることが仕事の中の大きなウェイトを占めますから。私が研修医のときは「研修医は病棟に張り付いていろ!」というのが上からの教えでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/09 01:44

ANo.6、ANo.16です。

回答というよりも逆質問みたいになってしまうのですが、どうしても気になってしまったもので…。(これは「補足要求」と考えて頂ければ結構です)

ANo.6でのお礼より一部抜粋

>これからの医療は患者さんが自分で医者を選ばなければいけない時代になってきています

これは、「患者も自己責任において医者を選ばなければいけない」という意味だと理解しているのですが、セカンドオピニオンも浸透してきたとはいえ、まだまだ十分だとは思えませんし、一度医者に診断された結果を疑うというのは、素人にとってはなかなか難しいし、逆に危険な自己診断を下してしまう結果にもなってしまうように感じています。

そこで補足頂ければありがたいのですが、質問者様自身のお考えとしては、患者が自分で医者を選ぶ基準などについて、どのような見解を持っておられるのでしょうか。

ぜひ「医者」としての立場から、「患者」の有り方のような事について書き込んで頂けると有り難く思います。申し訳ございません。

※お忙しい仕事の合間を縫って、回答に対するお礼を書き込んでおられる質問者様の姿勢には頭が下がります。
この補足要求も決して急ぎではありませんので、お時間が有る時にでもゆっくりと書き込んで下さい。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなって大変申し訳ありません。回答をいただいてからもう2ヶ月近くたってしまいましたね。本当にすいません。

 「患者が自分で医者を選ぶ基準」をずっと考えていたのですが、いざ考えると結構難しくてなかなかお返事できないでいました。

 実際には医師である私でも、自分の専門分野以外の医師の腕の良し悪しを判断するのは案外難しいと考えています。医師同士の情報網を使えば、少なくとも一般の方が口コミやインターネット、マスコミなどから得る情報(これらの情報から得られる評判というのはあまりあてにならないと私は思っております)よりも確実なその医師に対する評判を手に入れることは可能だとは思いますが、医師は医師でお互いを庇いあって本音を言っていないこともありますのでなかなか難しいです。

 そんな中で言えることは、外科系であればやはり手術の実績を重視するのが良いのではないかと思います。その施設での手術件数は年間何件であるか聞いてみるのがよいでしょう。少なくとも手術件数が少ないところよりは多いところの方が信頼性は高い可能性があります(絶対ではありません)。また、内科系でも実際にその病気の治療経験がどのくらいあるのか聞いてみるのが良いでしょう。やはり実際の経験というのは大事だと思います。

 それ以外で客観的なものさしとなりうるものはなかなか無いと思います。私なんかは病気になったら、あまりにもひどい医者でなければ、ある程度覚悟して我慢しようと思っているくらいです。同業者ですからある程度「アラ」も見えてしまうでしょうから目をつぶらなければいけないことも多いと思います。

 あとは相性でしょう。実際の腕とは全然関係なくても、話していて相性が良くないと感じるような医者であるならば別の医者に変えたほうが良いかもしれません。たとえきちんとした治療を受けられていたとしてももしもその医師にマイナスの感情を持っていたりして結果が良くなかったときには医療不信をいだくことになるでしょうから・・・。

 結論としては、実際に良い医療を受けられるかどうかは運もありますから(ある人にとっての名医は別の人にとってもそうであるとは限りませんので)、やはり患者さんが納得して治療を受けるということが一番大切なのではないかと思います。だから自分の主治医は「自己責任のもとに自分で選ぶ」ということになるのだと思います。

お礼日時:2005/10/09 01:24

結構医者にかかっていますので、いい医者悪い医者があるというのは感じますね。


悪い例…風邪でかかったとき、「何の薬を出せばいいですか?」と聞いてきたアルバイト医者には呆然としました。
すべて私が指示?したので、何のために診察料などを取られているのか全く訳が分かりません。

風当たりの強さは、しょうがないと思います。
これだけの不況で、一般のサラリ-マンがリストラに苦しんだり、怯えたりしている中ですから。
医師も薬剤師も看護師もそうですが、一度取ってしまえば基本的に一生資格に守られる、というのは、どうしても一般市民からすると、納得いかない部分はありますよね。
特に医者は、財を成す人が多いですからね。
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この回答へのお礼

回答が遅くなって大変申し訳ありませんでした。

>「何の薬を出せばいいですか?」と聞いてきたアルバイト医者には呆然としました。

 私も患者さんにそのように聞くかも知れません。一応感冒薬というものはありますけれども、基本的にはカゼは薬では治りません。薬を飲んで治った気がするかもしれませんが、治るときは薬を飲んでも飲まなくても治るものです。あとは咳や痰、鼻水などの症状に応じて、咳止めなどを出すかどうかですが、治療の本質ではありません。カゼの時には水分をよくとってゆっくり休むしかないと思います。

 医者は本音としてはそう思っていても、患者さんは辛い中をわざわざ受診しにこられているわけですから、「カゼに効く薬はありませんから様子を見てください」とはなかなか言いにくいです。言ったとしても患者さんは納得してくれませんし。「そんなこと言ったってせっかく来たんだから何でもいいから薬くださいよ」と言われたこともあります。

 したがってカゼの診察というのは(それが本当にカゼだけならば)患者さんが納得しさえすれば良い訳ですから、患者さんが望む薬を出してあげようということになり、「何の薬をだせばいいですか?」という発言が出てくるのではないかと思います。

 あと「アルバイト医者」についてですが、アルバイト医者というのは別に正規に働く場所がなくてやむなくアルバイトしかしていない能力の低い医者というわけではありませんので念のため。多くの場合、私のように大学病院の安月給だけでは生活できないような医者が、生活費を補うために各病院からの依頼に応じて出向しているものです。勿論診察は真剣ですし、大学病院で診察しているのと全く同じようにやってますよ。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/03 19:05

何度か医院の面接を受けたことがあります。


どの医者も人を見下してる、わがまま、常識がない。この3つは共通してましたね。印象は悪いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって大変申し訳ありません。

医院の面接ということはNo.18さんのおっしゃるところの開業の先生ということになりますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/03 18:06

かつて医療事務をしており、現在は司法浪人をしている者です。



直に見てきた経験上、医師に対する印象と言っても、まず何よりも開業医と勤務医とで大きく違います。

診療への姿勢となると、それはプロの目からでないと判断できないでしょうから、素人が意見を言えることではないと思います。
そして、素人から判断できることと言えば、患者に対する接し方くらいかと思います。

この点、開業医の先生方はある種の商人でもあるためか、患者への対応の仕方を心得てらっしゃる方が殆どのように見受けられます。ご自分の城を守る術を心得ているということではないでしょうか。

これに対して、勤務医のDr.については‥もう言うまでもありませんね。そもそも、社会人として間違ってると言わざるを得ないような方が多すぎます。
もちろん一概にそうだと言うつもりはありません。
しかし、自分が上流階層に属する人間であることを意識し過ぎているからなのか、自分が何のためにそこで働いており、自分がそこで働くことについて何が求められているかを完全に忘れているとしか思えないDr.がいっぱいいらっしゃいます。

一部の医師は階級意識が強いあまり、自分にかかってきた電話を自分でとることもしませんし、客に自ら応対することもしません。患者や他の医療従事者・事務員とは最初から対等に向き合うことすらしようとしません。
私の知っている限りでは、病院における地位の上下にかかわらず、そのような医師が存在します。
この方達はどうやら社会教育が施されていないようです。

質問者様が風当たりが強いと思われるのも、このような現状からすれば已むを得ませんね。残念ながら。
患者一人一人のことを親身に考えてくれる、良い先生もいらっしゃるんですけどねぇ‥

かくいう私も、就職活動に失敗し、それでも勉強はそれなりにできた方でしたので、医学部を受験しなおすことも以前は考えていました。
そんな折、縁故で医療事務という仕事をさせていただいてましたが、ここで上記のような医師達と触れ合うことによって、医者になろうという気持ちは完全に消え失せてしまいました。

もっとも、現実的に医療事務ではちょっと食べていけませんので、元々考えていたもう一方の道である法曹を目指しているのですが、こっちも似たようなものかも知れません。

いずれにしても、そのような方々がこの国におけるエリートと呼ばれて、場合によっては支配層を占めているのかと思うと、さすがにちょっと嘆かわしいですね。やはり教育のシステムに疑念を抱かざるを得ないです。

結論として
開業医の先生方は概ね尊敬に値すると思います。
一方、勤務医の一部は社会教育が欠落している人も多いのでは。
そういう方は私のように、実質的に社会に出てみて一度味わってみたらよく解るのではないかと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって大変申し訳ありませんでした。

ご自身の体験からの回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/03 18:04

#15の者です。

再度スミマセン。

患者である側の人間が勝手に医師は人格者であり正しいことをする人であり、病気やケガの人は誰でも助けるもの、
それに不眠不休であたる人であると決めつけて信じていることが間違いなのではないか、とも感じてます。

救急などで瀕死の状態を神の手を持つ医師により助かると
その医師は尊敬され感謝されるかもしれない。でもだからといって医師は聖職者なんだろうか。

病気やケガがなければ医師は生計が成り立たない。矛盾している。生活習慣に気をつけてと言いながら血糖値の高い患者が1人も来なければ看護師も雇えない。

病気やケガを治してくれる、瀕死の状態から救ってくれるかもしれない。でも医師が立派で間違いも起こさず、志、高く正しいというレッテルをつけてしまったからこそ、私達は失望している。

医師というものに対し患者が変に幻想を植付けて勝手にすがったせいで裏切られたと非難している。

命がかかっていることだから仕方ないのだけれど今は幻想を抱かずにうまく関わる、賢いつきあい方をしようと私は思っています。ホントは幻想通りの医師がいるなら「お医者様」「先生」と呼んで手放しで何もかもお任せ出来るのでしょうけどそれは無理な話だと思うので。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。

 回答を読ませていただくとやはり医者という職業は誤解されているのだなあとつくづく思います。

>医師は人格者であり正しいことをする人であり、病気やケガの人は誰でも助けるもの、それに不眠不休であたる人

 医師は「人格者」である必要はないと思います。そもそも「人格者」とはどんな人のことを指すのでしょうか。

 後半の部分は間違いではありません。医師は病気やケガの人を誰でも差別無く診察しますし(実際助けられるかどうかはまた別の問題)、不眠不休で治療にあたったりもします(しかしそれは必ずしも良いことだとは思いません。寝不足の医者が診察するよりも、きちんと交代制にして万全のコンディションの医者が治療に当たったほうが良い結果がでると思います。現在のシステムではそれはなかなか許されませんが・・・。)

>救急などで瀕死の状態を神の手を持つ医師により助かると

 確かに瀕死の患者さんを助けられることはありますが、それは私たちが「神の手」を持っているからではありません。私自身も振り返ってみると、私がその場にいなかったら患者さんは亡くなっていただろうなというシチュエーションは何回かありましたが、それは私が神がかり的な力を持っていたから患者さんを助けられたわけではなく、きちんとした知識と技術を持っていたから助けられただけのことなのです。聖職者などと持ち上げられる必要はありません。ただ、助けられた患者さんにとってみれば、生きるか死ぬかで当然大違いなわけで、その場に医師がいなければ助からなかったわけで、そういったことをきちんと評価はして貰いたいとは思います。

 「聖職者」だとか「神の手をもつ」だとか、そんなことは言ってもらわなくても結構ですけれども、少なくとも頑張っている医師のことを実情も知らずに悪く言うのだけは勘弁して欲しいと思います。

>病気やケガがなければ医師は生計が成り立たない。

病気やケガは無くなりませんので、こういった心配はないです。実際、そういったことを心配して治療に手を抜いている医者はいないと思います。

またまた、とげとげしくなってしまいましたが、私の言いたいことは、きちんと仕事したことに対してはきちんと評価して欲しいということです。

現在我々は世間が思っているほどおいしい思いはしてませんから。

ありがとうございました。

 

お礼日時:2005/09/02 13:04

ANo.6です。

以前の私の回答に細かい訂正部分があります。(ホントに細かいので申し訳ないですが…)

上から6行目辺り

 誤 → 診察しました(診察した)
 正 → 診察してもらいました(診察してもらった)

です。誤の言い方では、私が医者で、誰かを「診察した」みたいな意味になっちゃいますものね(笑)。

あっそれと以前の回答は、テレビ番組等で受けたイメージを、全く考慮に入れずにさせて頂きましたが、それを考慮に入れたとしたら、まさにドラマ「白い巨塔」のイメージがあります。(特に後半部分の物語「誤診裁判」で描かれているイメージです)

あのドラマでは確か、「誤診があったか、無かったか」から「患者に対し十分な説明をしたか、しなかったか」へと論点を変える事で患者側が勝訴してましたよね。(少し記憶が曖昧ですけど…)

「医者」という存在が、患者にとってみれば、疑問点を何でも質問できるような近い存在では無い、という事をうまく表現しているなあと思いながら、このドラマを見ていましたね。

現在は、上記のような状況は少し改善してきてるのかもしれませんけど、まだまだ「医者」は遠い存在であるイメージは変わっていないと思います。(たまに使われる「お医者様」という言葉にも表れているような気がしています)
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この回答へのお礼

二度にわたる回答ありがとうございます。
そしてお礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

 「白い虚塔」・・・私もみました。寧ろ前半の教授選の方が雰囲気は実際に近かったと思います。後半はいくらなんでも現実から離れすぎていて現実味に乏しい印象でした。

 財前教授がどろどろの教授選に勝った場面を、私は研究室のテレビでたまたま見ていたのですが、そのとき研究室にうちの教授が入ってきまして「いよいよ財前先生が教授になったか」なんて言われたんですけれど、なんて答えたらいいのか分からず困ったのを覚えています。財前先生は教授になったとたん、髪型がオールバックになりましたが、「さすがに教授になると偉そうですねえ」とは口が裂けてもいえませんでした・・・。

話がずれてしまいましたね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/21 16:19

医師の方は音楽やフィクションの小説や映画など情緒的なことには興味も示さず細胞やら血管、臓器と少しばかりのスポーツ、出世、研究、論文に関心があるだけと思っています。

生活の日常会話で一体何を話すんだろうかと。つまり人間味なんてないのだろうと思っています。

医師はきっと患者と話したくないんでしょうね。暖かく優しく接するなんて技量は生まれつき持ち合わせていないんでしょう。その分研究、データ集めなんかは得意中の得意。

であるなら私は医師は患者と直接話さないような仕組みにしてしまえばいいとさえ思っています。診察室で患者の話を医師だけではなく聞き上手で人当たりのいい医師と同じくらいの医療知識がある役割の人を間にいれて診察、治療を進めていくのはどうかと思うのです。医師は医学に関して完璧でそれだけ極める。患者への対応はそういうことが上手なセクションの人間が行なう。医師が全面には出ない。3人でカンファレンスを進めていく。間に入る人間が医師の専門用語を通訳し患者の気持ちを適切に医師に伝える。この人が医師の治療方針や治療、手術などを現場で細かくチェックしミスがないか目を光らせる。ドクハラやセクハラ、不正もなくなります。医師より知識が必要で正しい人でないといけないかもしれませんね。医師としてはやりにくさ百倍でしょうね。

医師が患者の望むような医師に変わっていくのが難しいならこういう仕組みに変えるのも患者としては安心でいい方法だと思っていますが絶対医師会が猛反対するでしょうね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって大変申し訳ありませんでした。

 回答された文章全体に医療不信が滲み出ているようですが、実際に何かひどい対応をされたのでしょうか。
 
 最初の3行は物凄いイメージですね。私自身音楽を聞くのは大好きですし、最近は忙しいですけど昔は自分でピアノを弾いたりもしました。仕事の合間に映画を観にいくこともあります。一番最近観にいったのは「宇宙戦争」! 外しましたけど・・・。小説を読んだりする時間は今のところありません。大学生時代は馬鹿みたいに運動にも打ち込んでいました(医学部の大会で東日本で優勝してしまうくらい。レベルとしては自分の県の最強高校と練習試合をして互角以上の力)。

 テレビドラマを見ることもありますよ。「電車男」・・・この前病院のテレビで見ましたが面白かったですね。白い虚塔は全部見させてもらいました。あと最近のお笑いも結構好きです。最近同僚の結婚式の芸で「あるある探検隊」やらせて貰いました。

 忙しい中でも時間を見つけてそれなりに頑張ってます。

 後半についてはおっしゃりたいことは分かるのですが、一般の方が医者よりも医療の知識を持つということは実際にはありえないです。絶対に!(医師の持っている知識や技術があまり評価されていない世の中ですので、あまりそうは思われないかも知れませんが) 一部の病気をインターネットなどで調べてきて、たまたま診てくれた医者がそれを知らなかったりすると、鬼の首をとったように騒ぐ人がいますが、傍から見ていると滑稽にうつります。

 そんなに医者って傲慢な態度をとっているでしょうか? 少なくとも私の周りではそんなことないですよ。寧ろ労働環境は虐げられています(笑)。

なんかお礼がとげとげしくなってきてしまったかも知れませんが、悪意は無いです。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/21 15:49

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