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 こんにちは。
 私は医学生なのですが、最近医師としての将来に希望が感じられなくなってきました。
 医学部に入るまでは、「絶対医者になって多くの患者さんを助けたい!」などと思っていたのですが…。
 私の父も医者をしているのですが、毎朝6時半くらいには家を出て、11時を過ぎないと家には帰ってこないし、当直も週に2,3回はあるといった状況です。最近はどんどんやつれてきて、過労死するんじゃないかと思っているくらいです。実際、父の知り合いの医者は過労死したそうです。
 こんな激務は私の父に限ったことではなく、世の中の医者のなかではざらにあることなんじゃないかと思います。
 そのような激務に加えて、医療訴訟も増えてきて、将来的には日本の医療もアメリカのように、いつ訴えられてもおかしくないという状況になると考えられます。善意の医療行為が結果論で犯罪にされてしまうなんて悲しいことだと思います。多くの患者は医療は絶対安心なものだとおもっていて、潜在的な医療の危険性を理解していませんし…。
 それだけ一生懸命がんばれるのも、やっぱり単純に患者さんがよくなたら嬉しいっていうことが大きいのかなとも思いますが(食べていくためっていうのも大きいでしょうが)、そんなに一生懸命やっているのに訴えられたら、ものすごいショックだと思います。訴えられる人って、マスコミでは悪者にされていますが、本当に普通のごく一般的な、患者の病気をなおしたいと思っている善意の医療行為をやっていた人が多いんじゃないかと思います。
 最近は大学の勉強もものすごく大変で、11時くらいに部活やバイトから帰ったあとに朝6時くらいまで勉強して、4~5時間くらい寝て大学にいくという感じだったので、体力的にきつかったし、勉強しても留年する人もいるので、自分も留年するのではないかという不安から精神的にもかなりきつかったです。これは私だけじゃなく同じ学年の人も似たりよったりだったと思います。このようなハードな勉強をさせるのも、将来過酷な労働環境に文句も言えない医者を量産するためかと思えてきます。
 このまま医者になっても、体力的にも精神的にもつらすぎて発狂してしまうんじゃないかと思えます。
 医学には興味がありますが、大学を卒業して就職したあとのことを考えるとげんなりします…。
 日本の医療はそのうち崩壊するんじゃないでしょうか?こんな時代に医者になってなんかいいことあるんでしょうか??
 まだ引き返せるうちに、進路変更したほうがいいのかなとも思っています。
 今この状況で、それでも医療に希望が感じられるとしたら、それはなんなんでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

>医師としての将来に希望が感じられない


他の分野の人間も同じ様なことを言ってたな
サービス残業200時間もあるような業種もあるのでまだ良いほうじゃないですか。
過労死、発狂、自殺なんてどこの業界にあるんじゃないですか。
患者を自らの手で治療できる医者という職業は素晴らしい職だと思いますけどね、
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>日本の医療はそのうち崩壊するんじゃないでしょうか?



ちゃくちゃくと崩壊に向かっています。

>こんな時代に医者になってなんかいいことあるんでしょうか??

国公立の医学部に入れるほどおりこうなら、他の選択肢もいっぱいあるでしょう。収入や楽な仕事、権力といったものを求めるなら、あまりいいことはありません。それでも自分や家族が患者となった時のことを考えるとメリットはあると思いますが、だから医者になるというほどのものでもないでしょう。奉仕の精神が強くない人にはむかないと思います。

医者になるとなると、研修医、勤務医と、同僚がポツポツ過労で倒れたり発狂していくような激務をこなしていかなくてはなりません。それも受験の荒波をくぐった精鋭が倒れていくような環境です。向いてないと思ったら、医者は諦めたほうがいいかもしれません。できれば医師免許は何とかとって、そのうえで別の道を探すのがよいと思います。

 ちなみに医療事故で刑事事件となるのは重過失ばかりです。バスの運転手だって重過失を犯せばさばかれます。一生懸命やっているで大抵のことは済まされますが、一生懸命やっていないケース、まじめにやっていないケースもたくさん有るのです。またいくら一生懸命やっていると主張しても、初めてやる手術を適切な補佐もなしに行って、患者に障害が出たり殺したりすれば、当然問題になります。医者は多くの面で特別扱いがあるでしょうが、全て特別扱いはされません。これは程度の差はあれどんな仕事にもついて回る問題です。労働環境の劣悪さは同意しますが、この点は同意しかねます。
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 確かに今の社会的な医療状況はかなり厳しくなっています。

国や社会は医者を世の中からなくそうとしているんじゃないかと思ってもいます。しかし、大変でない仕事なんかないのではないでしょうか? 
 どうしても迷っているのであれば自分の一番身近な人、父親に今の質問をぶつけてしまうのが一番いいのではないかと思います。なぜそんなに仕事をするのか?仕事って何?自分は今のまま医学生でいていいのかなどなど、一番親身になって応えてくれるのではないでしょうか?
 医療とはサービスです。患者さんにいかにいいサービスを提供できるのかを考えれば自ずと自分は何をすればいいのかがわかってくるような気がします。
 まだ学生であれば若いのですからいろいろ考えて迷えばいいのではないですか。でも一番心配して考えているのはご両親ではないでしょうか。

 追伸です。ご自分の質問の回答をみていますか?いろいろな方が回答してくれていますよ。何かコメントを残してみてください。つながりです。
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強く同意します。


お気持ちはとてもよく分かります。
勉強もよくされているようで、立派な学生さんだなと感心しています。

今後10年程度で医師の労働環境が飛躍的に改善されると言うことは期待できませんが、『おかしい!!』と声をあげる医師たちがもっと増えなくては事態は何も変わりませんよね。お父様や他の先生たちとともに、先生も医師になって声をあげて行くことが大切だと思います。
医師の刑事訴追や過重労働はおかしいと言わなければ。
まだまだ世間の人たちは気づいていませんが、内部からみんなで訴えていけばきっと改善されていきます。

医師になれば、過酷な労働をさせられるでしょう。
反面、先生が思われているような、感動、やりがいも他職種では経験できないものばかりだと思います。
私もまだまだ若造ですが、一緒にがんばってほしいと思います。

また、最悪先生ほど勤勉な方なら国外逃避の道も残っていますし、学生時代はとにかく知識をつけて、自分の力としてください。
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「医療に希望が感じられるとしたら、それはなんなんでしょうか?」


一言で言うなら医者の「自己満足」でしょう。
自分が患者を治した、一所懸命尽くしたと言う「自己満足」でしょう。
私は登山はしません。何故なら、重たい荷物をしょって、息を切らせて、汗をかいて、何時間もただただ歩いていくなんて、考えられません。しかも遭難したり、滑落したりで年間何十人もの人が亡くなっています。金が稼げるわけでもないし。でも登山人口は減っていません。
何故でしょう?それは登山する人にしか判らない喜びが有るからでしょう。ある種の「自己満足」でしょう。
医者もそうです。貴方の父上のようにハードな勤務も、そこに父上ならではの価値を見いだしているからでしょう。それもある種の「自己満足」です。確かに、これまでの日本の医療は医師の犠牲の上に成り立っているのは間違い有りません。その、一つの矛盾が「臨床研修制度」で白日に曝されてきました。その改善は当然必要でしょう。
医療訴訟では、医療側は「善意の医療行為を一生懸命やっている」、のにと言いますが、訴訟の多くは、医療側と患者側の意志の疎通が悪い事が原因となっています。医療事故が起こっても、余程ひどい医療を行わない限り、患者側は医療側を訴えないものです。
医療事故=医療訴訟ではありません。最近の医療側が負けた例でも、「納得いく説明がされていない」、簡単に言えば「そんな事聞いていないよ!」と言う事が、多いです。(ここは大学では教えない)
医療技術の未熟に依る訴訟は、医療側の責任だから負けるのは当たり前です。確かに、受験も、医師としての研修や仕事も大変で、辛いものでしょう。幸い、貴方の父上は現役の医師のようなので、先輩として相談されては如何でしょうか。父上の医師としての喜び、「自己満足」は何なのか。きっと、良いアドバイスが得られると思いますが。
「自己満足」は「自分の目指す医療」、「医師としての姿」と読み替えても良いですが、それが見つけれれば、どんな事も辛くなくなります。
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こんにちは。


 私は呼吸器内科医として研修をして、大学院、大学病院勤務を経て、現在海外の大学で研究をしています。
 私の父も勤務医ですので、医師としての現状は予想の範疇ですし、こんなものかな?と考えています。もちろん制度が変わって複数での主治医チーム制になれば医師の負担、リスクも軽減されるようになっていいなとは考えています。医師としての仕事は肉体・精神的にも辛いですが、やはり患者さんが良くなって退院する時は非常に嬉しいです。もちろん呼吸器内科は死亡退院の多い専門科の一つですので辛いことの方が多いです。それでも患者さん・ご家族とのかかわりで人として得るものも多いと考えています。
 >このようなハードな勉強をさせるのも、将来過酷な労働環境に文句も言えない医者を量産するためかと思えてきます。
これはどうでしょう。私も当時は大変だと思っていましたが、今の方がもっと大変です。しかし年々、要領良く勉強できるようになってきたと思います。何でも訓練でできるようになると思いますよ。
 現在は臨床を離れて研究だけの環境にいるので、肉体的には楽ですが、勉強の必要時間は圧倒的に長くなってます。いい結果がでた時の達成感はありますが、どちらかというと自己満足的な喜びかもしれませんね。しかし、私も臨床医をしている時に医療に対する疑問・限界を感じていたので、大学院進学で臨床からやや離れたのは自分を見つめ直すいい時間だったと思っています。現在の研究留学で臨床医として使い物にならなくなっているかもしれませんが…。
 私の経験からのアドバイスとしてはまずは自分のできる限りで努力してみてください。本当にダメであれば医学部卒業はできませんので。卒業後は臨床医だけでなく、研究医、産業医、保健所など選択肢はいろいろあります。チャレンジ精神があれば、医師として何年か経験をつんでから、国会議員選挙に出馬するのもいいかもしれません。医師としての経験・不満をエネルギーに医療界を変えてくださると嬉しいです。実際に医師を辞めて出馬して現在国会議員の方もいます。
 あと、是非お父さんとゆっくりお話してみてください。私も医学生の時から父といろいろ話をしました。長くなりましたが、私の経験が参考になれば幸いです。
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>訴えられる人って、マスコミでは悪者にされていますが、本当に普通のごく一般的な、患者の病気をなおしたいと思っている善意の医療行為をやっていた人が多いんじゃないかと思います。


判決によります。確かにマスコミの報道の仕方には疑問を感じますが、「本当にごく一般的な、患者の病気をなおしたいと思っている善意の医療行為」であったかは、裁判で証明されます。
そうでない事例もあるでしょう。医道審議会で免許を取り上げられる方がいるくらいですから。

質問文から、かなりお悩みの様子はうかがえます。
私としては、医師の立場として、医療現場内部から大きく有り方を変える存在になっていただきたいと思います。こういう問題意識を持つ人こそ医師になるべきだと思います。
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かなり悩んでいるようですね。

確かに、最近は医療訴訟が多く、善意の医療行為が無になるケースもあるようです。ただ、これは人の命を預かる職業としては仕方のない事だと思います。マスコミが騒ぎ立てすぎるる事自体も非難されるべきだとは思いますが、日常の診療に明け暮れていると「慣れ」が生じて気がゆるむこともあります。世の中には、医療訴訟の報道などをみて戒めている人が殆どではないかと思います。
医療訴訟に関して言えば、大学病院規模の病院ではいくつも抱えているのが現実です。しかし、医療事故や医療ミスを立証する事も難しく、示談となるケースが多いようです。
話がそれましたが、「医者になる事に希望が感じられない」とのことですが、それは「なってからしかわからない」事だと思います。確かに眠れない日が続き、ふらふらで仕事をしている事もあり、これじゃあミスを起こすなと言われても無理だと感じることは多々あります。バイトの当直先から殆ど眠れずに車で日勤先へ移動するときなどは、「このまま事故で死んでも何の補償もない・・・」と思いながら必死で運転します。でも、今の状態に「何の希望もない」と感じることはあまりありません。確かに医師になってやめていく人もごくわずかにいますが、大多数の人が「つらすぎて発狂」してしまう事はないと思います。学生の頃は、勉強が死ぬほどつらく「こんなきつい事はない」と思ってしまいますが、仕事を始めると比べものにならない位のつらさがあります。それは、人の命を預かるために起こるつらさです。経験が少ない場合は、本当に手が震える事がたくさんあります。
 しかし、そんな思いをしてまでも続けられる理由は必ずあると思います。これは、人それぞれでしょうが。あなたのお父様も本当に嫌々働いていらっしゃるのでしょうか?「誇り」があるのでは?
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将来は、自分で切り開くもので、それは「医師としての将来」に限らないものでしょう。


希望が感じられなくなってきたのは、自分に自信がないからではないでしょうか?

私も学生時代は朝6時まで勉強して、仮眠をとってまた出かけていく生活を繰り返しました。
現在も、帰宅して寝て、起きてまた出かける生活です。

理不尽なことばかり言う上司
簡単な取材で面白おかしく無責任なことを書くマスコミ…
患者さんやそのご家族との行き違いなどでのトラブル
しかし医者でなくとも、世の中で大変な仕事は多々あります。

それでも
オペの後、患者さんの笑顔を見る喜び
退院されるときの笑顔
外来に何事もなく来てくれて、笑顔でお話できること
医者として、辛いことが吹き飛ばされる瞬間です。

人の命を預かるというのは、やはり大変なことで
高度な知識と経験が要求されます。
誰かの体にメスを入れるというのは、その人の一生を背負うだけの覚悟も必要でしょう。
1年に1000人の患者さんと出逢っても、患者さんにとっては自分が唯一の医者かもしれないのです。
寝ている暇も無いくらいです。

「絶対医者になって多くの患者さんを助けたい!」
そう思ったのなら、まずは医者として生きてみてください。

やってみなければわからないことなど多々あります。
医者の世界とて同じです。
そして、10年後も同じ志を持っていられたなら…あなたは「希望が感じられない」とは決して言わないでしょう。

私が尊敬する先生の1人は
60歳の勤務医ですが
彼は特別腕がいいわけではありません。
処置台を押して、1人で病棟の患者さんたちを診て廻り、オペをして、外来もやっているのです。
毎日、1年365日病院に来て、朝から晩まで働き通す。
患者さんには自分にはできないことは「できない」と言い、間違ったと思ったら患者さんやそのご家族に謝る。
そんな彼は患者さんやそのご家族から訴えられることはありません。
人間対人間として、信頼を得ているからなのでしょう。

楽な道を選びたいのは人間の本能ですが、医学書の多くには「狭き門より入れ」と記載されているものがあります。
是非そんな序文を見つけたら、読んでみてください。
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おっしゃるとおりですね。


善意の医療が訴えられるケースは報道されていますね。

先日のニュースで看護師が点滴量を間違って患者に注入した
事件で業務上過失致死で看護師が起訴されれている事件を
見たときはなにかが間違っているとも思えました。

また、最近では訴訟リスクから子どもをうめない産婦人科も
増えており、安全な医療を目指す一方、不便な医療が全国で
巻き起こっているようです。

私の知り合いの医者に聞いたところ、訴訟リスクから裁判で
負けたときの保険に入っている人もいるそうです。

これでは勤務医の幸せは考えられませんよね。
潤うのは開業医ばかり。

ただ、世の中どんな仕事しても理不尽なことはあります。
保険診療報酬で飯が食える医師の特権は最上級に恵まれています。
その特権を得た上でほかになにかを考えればよいのはないでしょうか?

医学部卒=医師?
この常識が間違っているのではないでしょうか?

医師が製薬会社に入社するケースだってあります。
医学部卒のベンチャーの社長、役員だっておりますし、厚生労働省に
勤務する医師免許を持った官僚もゴロゴロいます。
医師免許を持った例の有名な作家やタレントだっております。

医師という経験を生かした上でなにか別の道を模索するのも
ありだと思いますよ。
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