1つだけ過去を変えられるとしたら?

いつもお世話になっています。
先日、子供のピアノの発表会があり、外付けストロボを使用して撮りました。
最前列だったので余裕で光が届くはずだったのに、出来上がりは暗く、もやっとした感じになっていました。
失敗したくない場面だったので、かなりショックを受けました。
後で気づいたのですが、ストロボの設定が後幕シンクロのモードになっていました。
暗くなったのと何か関係あるのでしょうか?
カメラは銀塩一眼レフです。よろしくお願い致します。

A 回答 (10件)

 #1です(^^;




 先幕シンクロか後幕シンクロか?の違いはHPを参照してもらうのが一番で動きのある被写体を撮影する時に、流れる影のような物が前に出るか、後ろに出るか表現の違いにだけ使う物で、ピアノの発表会などほとんど動かない物であるならば、あまり関係はありません。

 よーく見ると指先がこのように動いて写っている場合がありますので、それで動的な状態を表現する場合があります。

 サンパックのどのストロボかが分からないのですが、型番にある数字がだいたいガイドナンバーを示していることが多いので

 GN40のストロボを使ってf5.6の絞りであるならば、40÷5.6=7~8mが撮影距離となります。

 ただ、このガイドナンバー、ISO-100で以前は35mmレンズ換算もしくは50mm換算での計算値を示した物が多かったのですが、最近は100mmレンズや135mmレンズを使用した時の数値で計算されている事が多いので、額面どうりのGNがあると理解して計算をしてしまうと光量不足になる場合があります。

 また、レンズの焦点距離によって、GNが変わります。

次に、オート時の撮影について、画面の中央に黒いピアノがあり、そこだけに照明が当たっている場合など、カメラとしてとっても露出を決定するのに不安定な状態に陥りやすくなります。

 黒い部分をカメラが見て明るくしなければと自動設定されたり、白い部分を見て暗くなるようにしたりと

 また、最近のストロボではカメラから情報を得て光量を調節するタイプもありますし、ストロボ側のセンサーで制御する場合もあります。

 カメラ側でも白か黒かと判断が迷うのにストロボ側も迷うようなことになれば、極端の2乗(^^;になって、真っ白になったり真っ黒になったりすることもあります。

 このように、明るさが安定しない場合は、どちらかの明るさを基準にして、統一することで撮るタイミングによって色や濃度が変わらなくなります、このような撮影をマニュアル撮影と言いますが、絞り優先撮影やシャッタースピード優先撮影でも、撮ることができます。

 それと、カメラメーカーとストロボメーカーが違う場合にカメラがストロボ撮影をしていることを気づかない場合がありますので、明るくスポットライトが当たっている時に、カメラは早いシャッタースピードになってしまうことがあるのですが、早過ぎる場合には、ストロボの同調(シンクロ)速度が合わずに画面の半分が真っ黒になってしまうことがあります。

 今回、ストロボ側の誤設定が原因のようでしたが(^^;

カメラ側の設定、ストロボ側の設定、フィルム感度や撮影場所の明るさ暗さなど、他の影響を受けてしまうことがありますので、それらのうちどれかを基準として撮影をするのがうまくいく秘訣です。

 オートで自動的に光量が変わってしまうのであれば、マニュアルでストロボ発光の量を固定してしまえば、1本の写真の中で明るさがその都度違うこともなく、キレイな写真が撮れます。

 また、フィルム感度によってもカメラの絞りやシャッタースピードの数値、ストロボの光量なども変わりますので、その都度 撮影の条件に合ったフィルムを選択します

 照明が当たっていて、充分な明るさが確保されてる場合がありますので、昼間、屋外用のフィルムを使ってもいいですが、低い感度のフィルムを使った場合のデメリットのほうが大きいので、この場合は400もしくは800の高感度のフィルムを使うようにしましょう

 そうすれば、ストロボの光量の届く距離も増えますし、逆に言えば必要とする場所に適量の光を届けることもできます、絞りが絞れますから全体にピントが合うようになったり、動きやカメラブレを防ぐ手段の一つとなります。

 
 次にもまた、同じような撮影の機会があるかとは思いますので、今回のミスを教訓に、また予め自宅で構いませんので、テスト撮影をするなどして本番に望むことで、失敗写真が減りますので、がんばってください(^_^)v

参考URL:http://cweb.canon.jp/camera/powershot/s45/2_s45. …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

画面に黒い部分や白い部分が入っている場合は、通常の露出補正の場合はある程度補正量がわかるようになってきましたが、ストロボを使った場合の露出補正、調光補正が難しく感じます。
今まですべてTTLまかせで撮っていまして、スイッチもTTLのほうにしていましたが、どういうわけか今回減光側になっていて、それに気づかず撮ってしまいました。
暗く、もやっとした感じになってしまいショックなのですが、まあこれはこれで雰囲気があっていいかなと思うようにしました。
写真の失敗ってけっこうストレスになりますね。
あまり失敗をするとへこみますし、写真が嫌いになりそうです。
大変詳しくご説明いただき有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 18:54

 失敗は成功への道しるべです(^_^)v



失敗すればするほど、成功写真の出来が良くなりますので、失敗を恐れずどんどん、撮ってください。

失敗の数なら、プロのほうが断然多く経験しているんですから(゜O゜)☆\(^^;) バキ!


もっと専門的に勉強する方法もありますので(^^;

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1571967
    • good
    • 0
この回答へのお礼

最近、失敗を恐れるあまり、写真が嫌いになりかけていました。
写真を知れば知るほど、構図や露出にこだわりすぎてしまい、面白味のないつまらない写真になってきました。
あたりさわりのない写真しか撮れなくなってしまったのです。
自由に撮れるのがアマチュアの特権なのに・・・。
先日子供にカメラを持たせて自由に撮らせてみましたが、その出来栄えが思いのほか良くて、自分は一体何をしているんだと少しショックを受けました。
「失敗は成功への道しるべ」ですね!!
luru_33さんには忘れかけていた大切なことを思い出させてもらいました。
いろいろと励ましていただいて、本当に有難うございました。

お礼日時:2005/08/11 12:58

#4です。


質問文をよく読まずに内蔵ストロボと書いてしまいお詫びします。

> この発光量を抑えるモードはどういうシチュエーションのときに使うのでしょうか?使ったことがないのでよくわかりません。

カメラ側でストロボ調光補正機能を備えていない場合の為に、ストロボ単体でも調光補正が行えるようにする為の機能です。従って、ストロボ調光補正が必要な場合、カメラ側、ストロボ側のどちらか、使い勝手の良い方を使えば良い訳です。
具体的なストロボ調光補正は、一言で説明する事は至難ですか、一例で申し上げますと、PモードやTvモードではストロボ光主体になり、TTL調光ではあえて補正の必要は無いのですが、Avモードだと、定常光主体でストロボは補助光的な撮影になります。
このような時、背景と主被写体のバランスを調整したい時に使います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

調光補正ということなのですね。
私の使っているストロボは、TTL、フル発光、減光の3段階しかありません。
減光側はすごく光量が少なく、あまり意味がないように思えて仕方ありません。
もっと勉強します。詳しくご説明いただき有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 19:04

原因がわかって良かったのですが、No.2さんの最後の一文を一つ訂正させて下さい。


ご本人からの訂正が無いようですので。

ISOが4倍の時は、ガイドナンバーは2倍になります。
ISOが2倍の時、ガイドナンバーは√2倍になるので有効な撮影距離は1.4倍になります。
ISO100から400に換えれば、撮影距離を2倍に延ばせるという事になります。

あと、蛇足ですがガイドナンバーの最大値はズーム機能のあるストロボの場合、テレ側(もっとも狭い範囲に照射する)
の時のスペックである事がほとんどですので、社外品の場合でカメラと連動出来ないとフルに能力を発揮出来ない場合も
ありますのでご注意下さい。

連動するストロボの場合でも広角レンズで撮影すると、ストロボのズーム機構により光が拡散するので最大ガイドナンバー
は低下します。
失敗を未然に防ぐのであれば、何ミリの画角をカバーする時にガイドナンバーが幾つになるか覚えて置くと良いですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ズーム機能のあるストロボのスペックが、テレ側の時のものだとは知りませんでした。
広角レンズで撮影する時は気をつけます。
いろいろと教えていただき有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 18:37

#4についてですが、


光量を落とす機能があるストロボでしたら「マルチ発光」の機能が
あると思いますが、この機能を合わせる事により多重露出が可能となり、
例えばボールが弾む軌跡をポイントごとに写った写真を1枚の写真に
納めることが出来ます。

 ストロボにマルチ発光の機能がない場合でもカメラに多重露出の
機能がある場合は、1枚の写真に同一人物が二人、三人と写す
ことが可能ですが、この時にストロボを使う場合に露出調整で
光量を落とす場合がありますのでその時に使用します。

 ちなみに多重露出で人を写すと身体が半透明になるのでちょっとした
心霊写真(?)になります。(笑)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

何度もご回答いただき有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 18:30

補足になりますが、多少の暗さならカメラショップで現像を


行っている所であれば補正して現像してくれる所もあります。
ただし、現像代は少し割高です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご親切にいろいろ教えていただき有難うございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2005/08/09 22:25

> 後幕シンクロのほうが、光の軌跡などが自然に見えるというのはよく聞きますが、そうしますと先幕シンクロというのはメリットがないのでしょうか?



後幕シンクロは、動体をスローシャッターで写す場合、はじめて効果があります。だだ、動体のスピードやシャッター速度により効果に違いが生じますので、どれ位のシャッタースピードが良いかは状況次第です。
ストロボ同調速度だと、後幕シンクロの効果は期待出来ませんので、通常先幕シンクロに設定します。

露出不足の原因はストロボの光量不足が原因す。
例え、最前列とは云え、内蔵ストロボでは力不足です。
外付けストロボの購入を検討して下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

先幕シンクロのメリットを教えていただき有難うございました。
先ほどストロボを確認しましたところ、発光量(発光時間?)の切り替えスイッチがどういうわけか何分の一かに抑えるほうに切り替わっていました。
バッグに入れる際引っかかったか、子供が勝手に動かしたようで、どうやらこれが原因のようです。
お騒がせして申し訳ございませんでした。
この発光量を抑えるモードはどういうシチュエーションのときに使うのでしょうか?使ったことがないのでよくわかりません。

お礼日時:2005/08/09 22:24

#2ですが、 先幕シンクロのメリットはストロボ撮影の


高速シャッター時にその瞬間をとどめるのに適しています。
ストロボ撮影でも露光時間が長くなる環境で動きのある写真を
取りたいときには後幕シンクロが適しています。

 やっぱりあまり明るくない会場で撮影するときは、多少の
画質劣化を犠牲にしてもISO 400 ~ ISO 800を選ぶのが
良いかもしれませんね。
 画質劣化も通常の写真として見る分には全然遜色ありませんし
フィルム感度を上げる方法も良いかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

先幕シンクロのメリットを教えていただき有難うございました。
先ほどストロボを確認しましたところ、発光量(発光時間?)の切り替えスイッチがどういうわけか何分の一かに抑えるほうに切り替わっていました。
バッグに入れる際引っかかったか、子供が勝手に動かしたようで、どうやらこれが原因のようです。
お騒がせして申し訳ございませんでした。
この発光量を抑えるモードはどういうシチュエーションのときに使うのでしょうか?使ったことがないのでよくわかりません。

お礼日時:2005/08/09 22:23

フィルムの一眼レフカメラにはシャッター幕が2枚あり、


被写体側を「先幕」、フィルム側を「後幕」と呼びます。

写真を撮るときに先幕は閉じた状態、後幕は開いた状態で
スタンバイしています。

この幕が撮影するときに先幕が開きながら後幕が閉じていきます。
この先幕が開き始めると同時にフラッシュが光るのが「先幕シンクロ」で
後幕が閉じ始めると同時にフラッシュが光るのが「後幕シンクロ」と
なります。

この差を写真で実感するのは、移動する物体を撮影したときに解ります。
移動する物体の先に尾が延びて映り、ちょっと不自然に見えるのが
先幕シンクロで、物体の後に尾が延びて躍動感のある自然に見えるのが
後幕シンクロです。

以上のことからも解ると思いますが、写真が暗くなった原因とは
関係がありません。

 ピアノの発表会を撮影したと言うことですからきっとフラッシュの
到達距離以上の被写体を撮影したのではないでしょうか?
フラッシュにも有効距離がありますのでそれ以上先に被写体がある場合は
暗く写ります。

 この有効距離はガイドナンバーとして表示されており、ガイドナンバー = ISO 100のフィルムを使用した場合に
到達する距離で、ISO 400では4倍だと思っていただければ大体の
目安になると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても丁寧にご説明いただき、有難うございました。
後幕シンクロのほうが、光の軌跡などが自然に見えるというのはよく聞きますが、そうしますと先幕シンクロというのはメリットがないのでしょうか?
自分なりにガイドナンバーから光の届く距離を予想していたのですが、失敗してしまいました。
やはりISO400で撮るべきだったのでしょうか。

お礼日時:2005/08/09 20:15

後幕シンクロのモードはたぶん関係ないでしょう



シャッタースピードは幾らになっていましたか?外付けのストロボはカメラメーカーの物?それともストロボメーカーの物?

露出設定はオートでしたか?マニュアルでしたか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答いただき有難うございました。
シャッタースピードは1/90秒です。絞り値はf5.6です。安いズームレンズを使っていますので、望遠側にするとf5.6になってしまいます。
ストロボはサンパックというメーカーのものです。
露出設定はオートです。
ISO100を使ったのが悪かったのでしょうか?400にしようかとも思いましたが、ガイドナンバーからの計算では光の届く範囲だったのですが・・・(泣)

お礼日時:2005/08/09 20:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報