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- 回答日時:
理論密度の定義はいろいろあるのですが、よくあるのは「構成物質間の相互作用は考えず、単に算術的に平均した密度」として取扱うものです。
saigono-torideさんのおっしゃる「理論密度」の定義はどんなものでしょうか?ご質問がその意味でしたらモルと密度に関する簡単な計算で求められます。ぜひ自分で鉛筆を動かしてみて下さい。
物質1: 密度 d1 原子量 m1
物質2: 密度 d2 原子量 m2
をx:(1-x)のモル比で混ぜたとします。合計量をy [mol]とすれば
その質量は
x y m1 + (1-x)y m2
のはずです。
その体積は
(x y m1/d1)+((1-x) y m2/d2)
です。
あとは質量÷体積で出せますよね。当然、モル比xに応じて密度は変化します。
あるいはご質問の趣旨は「結晶構造と格子定数から密度を計算したい」ということでしょうか。
これはチタン酸鉛、ジルコン酸鉛のそれぞれの単位格子を考え、その格子定数から体積を計算し、さらに単位格子に含まれる原子の種類と数から計算できます。
PZTは専門でないのでこの先は自信がありませんが、チタン酸鉛とジルコン酸鉛を互いに固溶させてもそれぞれの結晶系および格子定数の変化はないと第一近似するなら、以降の議論は上と同じになります。
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