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時効はなぜあるのでしょうか?
犯罪を犯しても時が経てば罪でなくなるなどと、どう考えてもとんでもない話です。このURLを見てもそれでも納得なんか全く出来ません。
http://www.tbs.co.jp/offrec/konsyu/020612.html

納得できる理由などないのじゃないでしょうかね?
そんな理由あるんでしょうか?

A 回答 (9件)

被害者や遺族の感情的には時効なんてないですが、たとえば、お金の面から言うと有名な3億円事件の捜査費用は7年間で30億円かかったと言われています。

実際問題として全ての事件に対して捜査本部を維持し続けるのは、不可能ですし、たとえば30年ぐらいたった後に本人が自首してきたとしても自白の信憑性や証拠の照合なども難しいです。全ての証拠書類や証拠品を永久保管するとなると考えられないほどの費用がかかります。

大変残念ですが、合理性も考えねばならないと思います。
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この回答へのお礼

そうでした、経済的な理由がありましたね。これはおっしゃる通りですね。

お礼日時:2005/08/26 19:21

NO.5です。


あなたは何年まで刑事事件を捜査すべきだと言うのですか時効がないということは100年どころか1000年たっても捜査する事が必要です。
(仮に100年たてば時効ではないが捜査はしませんと決めればその時点で時効といえるのではないですか?仮に犯人が死ぬまでは時効が完成しないのなら犯人不詳の事件は何時が時効ですか?)
時効がなければ1000年前のトラブルを理由に民事裁判することが可能になります。
時効廃止なんてありえない話ですよね。
やはり時効廃止ではなく時効を何年にするのが妥当なのかと言う観点にたった問題でしょう?
時効廃止は端から端にも棒にもかからないおろかな考えです。
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この回答へのお礼

 

お礼日時:-0001/11/30 00:00

もしかして、質問者さんは質問者さん自身に犯罪の嫌疑がかけられることは絶対無いと考えていませんか?


そのような考え方に立つと「悪いのだから徹底的に罰すべきだ。時効なんてとんでもない」ということになります。

ここで、考えなくてはいけないのは犯罪を捜査する国家権力が常に正しい捜査をするかどうかということです。

国家権力を担うのも人間です。時に間違えて質問者さんにあらぬ嫌疑をかけるかもしれません。

時が経過し、ある意味不確かな証拠に基づきあらぬ嫌疑をかけられるのです。それこそ、とんでもない話です。

そのときに公訴時効があればそのようなあらぬ嫌疑に基づく弊害を一定限度に抑える効果もあります。

誰が国家権力を担うのか、自分があらぬ嫌疑をかけられる可能性が常にある。その事を忘れないで下さい。
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この回答へのお礼

>そのときに公訴時効があればそのようなあらぬ嫌疑に基づく弊害を
>一定限度に抑える効果もあります。

そうか、なるほどこういうこともあるんですね・・・。
現に冤罪は存在しますもんね。冤罪において時効が長引けばますます当事者はたまらないですね。納得です。

お礼日時:2005/08/27 22:04

通説では年月が経つと証拠も風化するし、


捜査は困難で、誤判の恐れも強くなるのが
時効の理由らしいですが、
実際一番大きいのは経済的な負担の軽減が理由でしょう。

あくまで法的に時効を解釈するのであれば
刑事罰の目的が被疑者への報復ではなく、
被疑者の更正にあるため、
時効という概念に至るのではないでしょうか。

時効となるまでの長い期間、
被疑者は犯罪行為をせずに日常生活を送ってきた、
つまり「被疑者が更正した」と解釈するわけです。

10年なり20年の間に真実はどうあれ
新たな犯罪者として名前があがってこないことを
ある意味「更正」ととらえることで
時効という結論になるのではないかと思われます。

この回答への補足

経済的理由のお話はなるほど、と思いました。
が、

>あくまで法的に時効を解釈するのであれば刑事罰の目的が被疑者への
>報復ではなく、被疑者の更正にあるため時効という概念に至るのでは
>ないでしょうか。

犯した罪によってはこれはわかりますが、自身の欲望を満たすための自己中心的理由の殺人などではとても受け入れがたいなぁ、と思ってしまいます。
取り返しつかない行為だから更正なんて遅過ぎです。ただただ重い罰を与え、しいては見せしめととらえても良いと思うんです。
罪を犯すことが何故いけないことか、そしてそれでも犯してしまったらこんな恐ろしい逃げ場がない罪が待っている、ときっちり教えていくべきだと思うんです。


>時効となるまでの長い期間、被疑者は犯罪行為をせずに日常生活を
>送ってきた、つまり「被疑者が更正した」と解釈するわけです。
>10年なり20年の間に真実はどうあれ新たな犯罪者として名前があがって
>こないことをある意味「更正」ととらえることで時効という結論になる
>のではないかと思われます。

本当にこんな理由もあるんでしょうか。とんでもないと思います。犯罪行為をしなかったのは犯した罪がバレたくないからがまずほとんどの理由としか思えません。時効に望みを託して隠れているだけでしょう。
驚きの理由だなぁと思ってしまいます・・・

補足日時:2005/08/27 00:55
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/27 01:06

刑事事件における時効は「公訴時効」と言います。


時効期間が経過すると起訴が出来なくなります。
では、何故時効を設けているのか?

それは、起訴されなかったという事実状態を保護するという趣旨があります。
長期間起訴されなかったという事実、これを尊重して行為者(犯罪者)を保護するとともに、国家機関にペナルティを課すのです。
これが形式的な理由です。

実質的な理由については、証明が困難になるという事を回避するという事が考えられるでしょう。証拠が散逸しているなどの理由で、起訴したはいいが証明が出来ないという状況を避けるという事です。
また、捜査機関の資源配分の問題もあるでしょう。
全て未解決事件として捜査機関が管理するとなれば、人的・物的資源の有効活用を阻害するおそれが考えられます。
想像に難くないのは、事件発覚から日が浅い事件こそ完全解明の可能性が高い、という事です。
限られた資源を有効に活用する為には、発覚から日が浅い事件に資源投入を行い、迷宮入りしてしまったような事件に関しては、一定の期間をもって捜査終了の処理をとらなければならないという事です。

ちなみに、ドラマなどで時効直前に被疑者の身柄拘束をするなんて場面がありますよね。
ああいう風に、身柄拘束するだけでは時効完成を停止・中断する事は出来ません。
あくまで「公訴時効」ですので、起訴をしてはじめて一件落着となるわけです。
起訴せずに、時効完成日を経過すれば、被疑者を拘束したにも関わらず時効完成してしまうのです。

以上です。長くなってすみません。

この回答への補足

とんでもありません、非常に詳しく、ありがたいです。

>それは、起訴されなかったという事実状態を保護するという趣旨があります。
>長期間起訴されなかったという事実、これを尊重して行為者(犯罪者)を
>保護するとともに、国家機関にペナルティを課すのです。

この形式的理由のところの意味がわかりません。起訴されなかったことを何故保護しなくてはならないのでしょうか?
また、尊重して犯罪者を保護する、というところも何故保護してやらなくてはならないのでしょうか??

補足日時:2005/08/27 00:51
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/27 01:06

時効そのものは必ず必用です。


そうしないと100年後の日本人に迷惑がかかります。
後は現在の時効の期間が本当に合理的な期間に設定できているかと言う議論をしなければいけません。
時効廃止の議論は絶対にナンセンスです。
時効の期間の妥当性は常に論議すべき。

この回答への補足

なぜ100年後の日本人に迷惑がかかりますか?

補足日時:2005/08/26 19:19
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全員が納得できる理由は無いでしょうね。


でも間違いないのは、
もし時効が無かったら、
その2つの事件は解決できなかったであろうということ。
良いことかどうかは別として、
そのような効用もあるということです(^^;
      
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この回答へのお礼

そうですね、ケツに火をつけるってヤツですね。それはあるでしょうね。
オレの物事の取り組み方と同じかも・・・

お礼日時:2005/08/26 19:23

国によって法律がさまざまだということを考えれば、


法律は、その国が決めた、国民を裁くためのシナリオにすぎない
と思います

他国の法律には納得できないです

法律はもともと、みんなが納得できるようにはできていないのです。
誰かの考えが法律になっただけなので、正しい、完璧な法律とうのも存在するわけがありません

なので、納得できない部分もあって普通です
納得する必要もないです
考えるべきことではないと思います
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この回答へのお礼

考えるべきことでないとまで言ったのは終わってますな。
そこまではある程度なるほどと思えていたんですがね。残念な人です。

お礼日時:2005/08/26 19:18

昔、どこかで聞いたものを書きます。

感情として決して納得できる理由ではないかもしれませんが…

事件って、毎日いろんなのが起こりますよね?ですけど、捜査にあたれる人間の数は限られています。
被害者の人には失礼な言い方になりますが、新しい事件が増えるに従い、古い事件の捜査に割ける人数が減ってくるのではないでしょうか。

そういう意味で時効は、少しでも多くの事件を解決するために有効なのではないでしょうか。時効という制度がなくなると、古い事件を担当してる人員を釘付けにしてしまい、結果として警察の機能が鈍るってことになるんだと思います…
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この回答へのお礼

言われてみればそうでした。ヒト・モノ・カネには限りがあるんでしたね・・・

お礼日時:2005/08/26 19:24

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