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ブルームバーグという経済ニュースを見ていたんですが、米10年債で101.672とか出てくるんですが、どういう意味なんでしょうか?

単位も円なのかドルなのかわかりません。
どういう計算でこの数字が出てくるんでしょうか?

日本でもよく国債先物139.56-139.70円などとありますが、これもどういう意味なんでしょうか?

利回りを入れての数字なんでしょうか?

先物の意味はわかるんですが、どうしても上記の2つの意味がわかりません。

どこからこの数字が出てくるんでしょうか?

国債先物利回りというので下記のような数字が出てきますが、
1.345%-1.335%
これだと利回りのパーセンテージで買値と売値っていうのはわかります。

でも一番上に書いた2つの数字の意味がどうしてもわかりません。

皆さんどうかよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

○債券を保有することにより得られるリターンについて



1.仮定条件
   額面  :100円
   クーポン:6%
   期間  :10年
   購入単価:139円70銭

2.リターン
   (1)年々得られる直接のリターン『6円』
     購入単価139円70銭に対して考えれば
         6円/139円70銭=0.0429
     すなわち「4.29%」←『直利』と呼びます
     直利(%)=(クーポン/購入単価)×100

   (2)償還まで保有した場合
     額面100円で償還されますので
         100円-139円70銭=-39円70銭
       年換算しますと
         -39円70銭/10年=-3円97銭

   (3)(1)と(2)を合わせて考えれば
     年間に6円の利息を受け取り、3円97銭の損失が出るため
         6円-3円97銭=2円03銭
     購入単価139円70銭に対して考えれば
         2円03銭/139円70銭=0.0145
     すなわち「1.45%」←『最終利回り』と呼びます、満期まで保有した場合の
     年利回り(単利)です
     最終利回り(%)=【{クーポン+(額面-購入単価)}/購入単価】×100

   ★満期まで保有した場合、年利回り1.45%の金融商品が得か否かはわかりません。
    100円の商品を買い、その場で3%の消費税を払っている事を考えると、
    複雑な気持ちになります。


○債券先物
   債券先物は架空の債券です、もちろん反対売買も出来ますし、
   清算日に現物の債券で決済することも出来ます。
   表示されている利回りは、複利利回りです。
   売買単位が額面1億円であるため、売買の主体は金融機関が中心となります。
   債券の価格・利回りは、我々に金利の変動を教えてくれますが、
   一番大切なことは、金利は経済の動きに合わせ、
   上昇期に早く(一旦上昇し始めると早い)、下降期には遅い、と言うことでしょうか。
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この回答へのお礼

makachinnさん、ありがとうございます。
すっごくわかりました!!
最初は、ううう、どっどういうことだろ?って思って何回も読み直したら理解できました(^^)

本当にありがとうございます。
難しい&ややこいですよネ。

でもわかるようにmakachinnさんが丁寧に答えてくれたことで理解ができてホント嬉しいですッ

ありがとうございました!失礼します。

お礼日時:2005/09/05 06:11

1.米10年債は、米国利付中期国債(Treasury Notes)です。


  米国債券市場の指標銘柄として売買されています。

  (1)売買は、額面100に対する比率で表示し売買されます
  (2)価格の呼称(単位)は『ポイント』です
  (3)価格の刻みは1/32です
    すなわち、101.1/32→101.1/16→101.3/32→101.1/8→1015/32
    小数点に置き直して表示されることもあります。
  (4)この売買単価から逆算し、複利利回りで表示されることもあります。
    特に、マスコミ・メディアは、一般向けに利回で表示される



2.国債先物は、東証の長期国債先物取引です。

  (1)クーポン6%、期間10年の架空の債券を売買します
  (2)売買は、額面100円対する単価として売買されます
  (3)単価の刻みは、1銭です
  (4)国債先物は、利回り表示されることはあまりありません
  (5)『139.56-139.70円』は、『買い気配-売り気配』のことです
  (6)尚、価格と利回りは逆に上下動します、価格上昇=利回り低下、
   価格下落=利回り上昇


では、では、がんばって下さい。
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この回答へのお礼

makachinnさん、凄く簡潔でわかりやすい回答をして頂きありがとうございます。

ブルームバーグを見てるたびにずっと悩んでいたので解消されてすっきりです。

ポイントだったんですね。金利のわりには低いし、どういうことだろ?って思ってたんです。


国債先物のほうは↓

>クーポン6%、期間10年の架空の債券を売買します
>『139.56-139.70円』は、『買い気配-売り気配』のことです

と、ありますが、これは安いですよね。
クーポン6%の国債の債券先物が139.70円で売っているということだと買えば満期まで持っていれば必ず得するし、また市場価格が上がって売れば(反対売買)すれば得しますよね。

と、、、そう思ったんですけど違うでしょうか?
何か自分が大きく勘違いしてる感じがとってもしてしてしょうがないんですが(^_^;
また良ければ御指南ください。

お礼日時:2005/09/03 23:33

国債など債券は、額面100円当たりの単価で表示されます。



販売価格100円の債券は、金利が下がってくると債券価値が上がり、それ以上の価格(例えば、130円)で買われるようになります。
逆に、金利が上がると、価値が下がり、100円以下(例えば90円)になる訳です。

このため、債券を購入する場合は、今後の金利動向が非常に重要になってきます。

下にURLを参考に挙げておきます。

参考URL:http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/qa/
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この回答へのお礼

sakemanさん、回答ありがとうございました。
URL参考になりました(^^)

お礼日時:2005/09/03 22:15

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