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ピアノがあの人はそりゃ上手い、
表現力がる、よくあんな難しい曲が弾けるねなど、
ピアノの上手い人を褒める言葉ってたくさんありますよね?

でも世間一般の方たちは、いったい何を持って
何を基準に、上手いとか下手とか言うのでしょうか?

とても、おおまかで曖昧な感じがします。

私的には、音に力強さがあり
胸を揺り動かせる人と思うのですが、
これも好き好きですよね?

どうか、あなたの考えをお聞かせください。
お願いします。

A 回答 (5件)

難しい問題ですが私の考えは


(1)技術的に上手である
  楽譜通り忠実に演奏出来る技量がある(速度、強弱)
(2)かつ芸術性がある
  (1)の条件をクリアした上で曲を解釈して抑揚をつける
  喜怒哀楽や風景描写の表現をする、
  全体をまとめ上げる、楽曲自体を完成させる
  人に聴かせる、人を感動させるなど

ショパンとバッハでは楽曲自体の性質も違うし表現方法も異なります。
JSバッハの平均率をショパン風に演奏するのは考えられませんが
時代考証的な考えも必要です。

(1)が未完成なのに(2)だけを追求しても頂けませんし、機械的な演奏なら
パソコンでも出来ます。

上手は人の演奏は聴いていて「引込まれる」「流れるよう」「めりはりがある」「わくわくする」など
また層でない演奏は聴いていて「はらはらする」「間延びする」「単調である」など
多くの人が同じ事を思えばその人の技量と芸術性価値が評価されるのでしょうが
これはピアノに限ったことではなく、オーケストラの指揮者や演奏家全般に
言える事でしょう。 

そして感動する音楽には体が震える程感動すること!
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この回答へのお礼

大変にわかりやすい解説、ありがとうございます。
もしかして専門家の方では?

解説、言われてみれば、その通りと納得できました。
また、聴いてみて「引き込まれる」「流れるよう」
これも納得です。

お礼日時:2005/09/06 15:04

楽器が上手い、ヘタである、ということと受ける感動の大きさというものは必ずしも正比例しないというのが私の持論です。



まず、上手い、という点では単純にテクニックがあれば上手いといっていいのではないでしょうか?正確なリズム、ノリのよさ、緩急のつけ方、タッチコントロールの正確さ、華麗さ、力強さなどを判断材料にすることが出来ると思います。しかし、すばらしい音楽家であるかどうかを判断するにはこれでは不十分です。

わたしが一番音楽家に望むものは、自分の心深くに眠る音楽の感性がいかに指、その人の体を通して楽器に伝わっているか、という点であり、まさにこれにつきます。テクニックがないように思える人でもこれができる人の演奏には胸を打つものがあります。(自分の感性や考えを十分に伝えるためにテクニックを磨くことは当然必要ですが)

いくら指が器用に動いても全く面白くないという演奏はいくらでもあります。勿論好みもありますが、やはり気持ちを込めた音に尽きるものはないと思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
なるほどです、テクニックを感じないのに、
妙に印象に残る人がいます。
音に気持ちもこめられる、そのような音を出せる方、
やはり最後は、これでしょうか。

お礼日時:2005/09/08 20:59

私も幼稚園の頃からピアノを


やっていて今もやっています。
コンサートにもよく行きますよ。
やっぱり指のタッチが全然違うしスラスラ間違えずに
暗譜してるのもスゴイ!と思います。
私の考えはこんな感じです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
凄い!やはりタッチがぜんぜん違うし、
弾き方一つ見ても、違いますね。
見とれるというのでしょうか?
腕もしなやかだし、、。

お礼日時:2005/09/06 15:14

私の場合、旋律の歌わせ方がひとつの基準です。

原則的には、弦をハンマーで叩く事によって音を発生させる楽器を使って、横に連なるメロディーを、微妙なタッチの違いで、弾き分けつつ、静かに、または朗々と、あるいは切々と歌いあげる演奏を聴くと「うまいっ!!」って思います。はい。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
切々と歌いあげる演奏、
なるほど、確かに上手い人の演奏は
もっと聞いていたいと思いますね。
時間の長さを感じさせませんね。

お礼日時:2005/09/06 15:11

んんん~。

そうですよね、難しいですよね。

 まず、引っかかり無くすらすらと一曲を引くことは前提ですよね。うちの妹が弾く某作曲者の「子守唄」はお世辞にも人が眠れる演奏ではありませんでした。同じところで間違えるし、強弱がコントロールできないばっかりに、題名とはかけ離れて、最初から最後までフォルテシモでした。うるせーうるせー。
 
 難しい曲は、ある場所は弱く、1小節だけとたんに強くなったりしますから、そこまで含めて円滑に演奏できれば、その人はやっぱり「上手い」のでしょう。
 
 あと、指使いですかね。これを指10本で引くのかよ!っていう曲とか、こんな動き出来ないよ。。。って曲もあります。ピアノやっている人でも「どうやって弾いているんだろう?」って衝撃を受けることもあります。

 個人的な好みは確かに演奏の評価を左右するとは思いますが、楽曲は作曲者の色だったり、演奏者の個性だったりが影響しますから、同じ曲でも色んな解釈がありますしね。楽譜の強弱記号に常に忠実に弾ける人は、分かる人には評価してもらえるのだと思うし。でもそれも、ある程度弾ける人に付加されるものなのかな。

長くなりましたが、
下手な人 → すらすらと弾けない人
上手な人 → 強弱の表現を正確に表現できる人。
かと思います。

PS:お勧め。
ブーニンの演奏で「月の光」(ドビュッシー作曲)
シフラが演奏する「愛の夢」「ラ・カンパネラ」(リスト作曲)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
確かに、強弱の表現を正確にというのが、
簡単そうで難しいですね。
やはり上手い人とそうでない人は、聞き比べたらわかりますね。

お礼日時:2005/09/06 15:08

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