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本当に量は少ないのですが、今まで本を読んでいて、文の書き方そのものが印象深く残っているような作品はありません・・・。

本を読んでいて、物語の起承転結の面白さ・感動などは確かにあるのですが。

うまく言えないのが歯がゆいのですが、表現の仕方が面白い、一般的な型に収まっていないような文体を書く作家さんがいたら教えてください。


ちなみに、村上春樹のノルウェイの森などはまったく面白みを感じられませんでした。もっとも、中途で投げ出したので、この作品についての批判ではありません。

ああいう書き方が好きではないみたいです。一人称が苦手なのかな?一人称でも、引き込まれるような書き方なら良いんですが。
一人称だと、ついつい、「人はいちいち頭の中でこんなたいそうな比喩して過ごさない。」とかそういう方向に考え出してしまうんですね。ナルシストな主人公に見えてくるというか。そうなると一気に興ざめしてしまって物語りに入っていけないんです。

小説を「読ませる」書き方は、よく言われる5W1Hに倣った文章だとは思うのですが、何もそればかりでも無いんじゃないかなと思うのです。

変わった書き方をしている作品もきっとあるはずだと思っています。変わってるけど、支離滅裂では無く、面白い。 そんな作品って無いでしょうか?

A 回答 (10件)

文体に関心がおありなら


清水義範という作家を読まれるといいでしょう。
http://homepage1.nifty.com/eien/shimizu.htm
この人の、得意芸は「文体模写」
とにかく〇〇風という文体を勝手に模写して
作品をつくります。
SFなら星新一風から筒井康隆、ミステリーなら
アガサクリスティから京極夏彦風まで
純文学ならトルストイから川端康成まで
変幻自在

とにかく抱腹絶倒まちがいなし。
というか、文体ってかくも癖があるものか
とつくづく感心します。
文学界のタモリというかコロッケみたいな
というか清水アキラですかね(^^;
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この回答へのお礼

文体模写!?とても気になりますね~。変幻自在ですか!すごい作家がいたものですね・・・それってパクリ?とも思いましたが(笑)
抱腹絶倒ですか?ああ気になる!!



たくさんの意見お寄せ頂きありがとうございました!
本なので、全部読んでから回答というわけにもいきませんので、特に興味を魅かれた回答にポイントさせて頂きます!
みなさんに感謝です!

お礼日時:2005/10/13 01:58

町田康さんをおすすめします。


「くっすん大黒」が有名なのでこちらからはいられてはいかがでしょうか?
非常に個性的で擬音などの表現が初めて聞くようなものばかりです。リズムよく頭に入ってきます。
好みが別れそうなので、ぱらぱらとみてみてお好みでしたらぜひおすすめします。

参考URL:http://www.machidakou.com/
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この回答へのお礼

有名なんですね!

う~ん、あまり擬音が変わっているなど、そういうものには興味が無いのですが・・・・

でも、リズム良く読ませるっていう技は気になります!

お礼日時:2005/10/13 01:53

 こんばんは。



 太宰治の「駆け込み訴え」は、太宰がお酒を飲んで、酔った勢いで喋ったのを、友人が速記した、という話があります。まったく、そんな文体。また『晩年』という短編集の「雀コ」は、全篇東北弁(太宰は津軽出身)です。
 太宰は、あらゆる文体を、縦横無尽に使い分けた人で、彼のものだけ読んでても、結構楽しめると思います。

 ご参考になれば。
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この回答へのお礼

本当に本を読まない私が、最近になって本を読み始めたのは太宰の斜陽がきっかけでした。

>太宰は、あらゆる文体を、縦横無尽に使い分けた人で

そうなんですね!斜陽だけしか知らない私は、今回の質問のような文体を書く作者には思えなかったのでスルーしてました。

ぜひ読みます。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 19:12

桐野夏生「グロテスク」なんかはいかがでしょうか?


芥川龍之介の「藪の中」みたいな感じで面白いと思いましたが・・・。
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この回答へのお礼

芥川龍之介の藪の中を知らないものですから・・・・どんなかんじなのかつかめませんが・・・。

それにしても、芥川龍之介のような古い作家も私が求めるような変わった文体を用いていたんですかね?そちらがすごく気になってしまいました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 19:07

ご質問の趣旨と若干異なるかもしれませんが、変わった書き方ということで…



岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』という作品では全て方言で書かれています。

日本ホラー小説大賞を受賞したホラー作品(怪談に近いですがお化けはでてこない)なのですが、方言で語られているところが作品に妙な怖さをプラスしていると思います。リアルさが怖い作品です。

短くてサクサク読める作品ですので、オススメです。

参考URL:http://www003.upp.so-net.ne.jp/mujisan/book/bokk …
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この回答へのお礼

知ってます。
知ってるだけなんですが・・・・

数年前、新聞の広告に大きく取り上げられていたので、なんか気になるな~と思いつつも未読です。

サクサク読めるというのはいいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 19:04

 特徴ある文体といって真っ先に思い浮かぶのは舞城王太郎です。


 句読点を極力排した、流れ叩きつけるような文体は、人によって好き嫌いが分かれますが、はまる人は病み付きになります。
 春樹チルドレンと呼ばれていますが、私は村上春樹よりも舞城王太郎の方が好きです。

参考URL:http://www.excite.co.jp/book/guide/profile_43.html
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この回答へのお礼

>句読点を極力排した、流れ叩きつけるような文体

おもしろそうですね! 型破りな文体だけど、面白いという話が無いものかと思ってましたので、探してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 19:02

読ませる文章なのかどうか判断できませんし、


面白いと思えるかどうかも判断できません。
※途中までとっつきにくいですが、自分は好きです。

が、とても不思議で印象深い文章の小説があります。



北村薫の「ターン」(新潮社)です。



一人称でも三人称でもない文章の書き方です。
これ以上はヒントになってしまうので言えませんが、
物語自体も面白いし、一読の価値は十二分にあると思います。

ただ、人によっては冗長に感じるかもしれません。
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この回答へのお礼

>一人称でも三人称でもない文章の書き方です。

これが気になりました。
それで、先日、中古本を買いにいったときたまたまこの本が安くありましたので、買ってみました。

いま、読み進めている本がある為、ターンは1、2ページ目だけ読んでみたのですが一人称かなあという印象を受けました。

でも、実は違うんですかね。
いずれ読める日がくるので、その日まで楽しみにしています。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 19:00

一人称文体であれば、新井素子さんが好きです。


結構本を読むのですが、読みたい本が無いなと思ったときに偶然読んだのですが・・・結構はまりましたよ。
文書パターンがいくつかあって、SF、ファンタジー、コメディー等またそれが混ざり合った作品等色々あります。
「・・・絶句」「ひとめあなたに」「結婚物語」「新婚物語」等がおすすめです。
意外と男性のファンも多いそうです。

あと変わった作風ということであれば、夢野久作の「ドグラマグラ」はいかがですか。賛否両論ありますが。

#1の方の「理由」も面白かったです。(映画はちょっと残念なできあがりでした)
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この回答へのお礼

新井素子さんは、聞いたことあります。
読んだことないのですが。

一人称ですか・・・入り込めるかな?

多分、一人称という、主人公視点は一番親しみやすいのかなとは思うのですが、どうも私は別視点でつっこみをいれてしまいがちです(いやな性格ですね;)

私の求めるような文体であれば、賛否両論わかれる作品があがるだろうなとおおよそ予想はしておりましたので、ドグラマグラ探してみます!

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 18:53

非常に個性的な文体といえば、野坂昭如が挙げられるのでは。


エロ事師たち、受胎旅行、とむらい師たち、真夜中のマリアなどの初期の作品、個人的に大好きです。
質問の意図から外れるかな。
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この回答へのお礼

検索してみたのですが、ほたるの墓を書いたひとでしょうか?
非常に個性的ですかー。一体どんななんでしょう。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/27 18:48

宮部みゆきの「理由」は面白かったですよ。



有名なんで、もうお読みになったでしょうか。
ルポ形式で、事実を追っていった。っていう感じで一気に読みました。

参考URL:http://www.osawa-office.co.jp/
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この回答へのお礼

本当に小説をあまり読むほうではないので・・・
有名なのですか。

本なので、すぐに手にとってみて回答するというわけにもいかないのですが、回答お寄せくださりありがとうございます。

お礼日時:2005/09/27 18:47

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