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現在、中央線の三鷹以西で高架化工事が行われていますよね。この工事は、まず現在の線路の北側に複線の仮線を設置し、そちらに列車を移行させておいて、現在の線路の位置に高架線を建設、完成したら高架線に移行して工事完了・・・といった流れだと新聞か何かで読んだ覚えがあります。
そこで疑問に思ったのですが、現在、仮線を建設している北側の用地は、高架線完成後はどうなるのでしょうか?複々線化はしないのでしょうか?中央線三鷹以西は線路容量的にもきつく、複々線化したほうが良いように思われるのですが。

A 回答 (3件)

複々線化は、需要がどうなるか検討してからということですね。

複々線の場合は、地下に建設する計画なので、莫大な事業費が必要でしょう。
全部を複々線にするには、もう少し用地が必要なんじゃないですかね。ちょっと足りなくても、土地代高いですし。^^;)
だから地下の計画なんだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
用地が足りないというのは、駅部分なのでしょうか。確かに駅周辺は地価が最も高いでしょうから、そこが足りないとなると大変そうですね。

いま思ったのですが、ひょっとして単線分の仮線用地しか確保できず、上り線と下り線を段階的に高架化する部分もあるのでしょうか?
だとすれば、仮線用地を使った複々線化は無理というのも納得がいくのですが。

いずれにせよ、JRの方針は「複々線化するなら急行線は地下化」ということなのですね?

お礼日時:2005/10/03 17:14

まず、鉄道の高架化事業は鉄道会社の事業ではありません。

中央線の高架工事にも看板が出ていたと思いますが、大半が道路整備の予算(つまり財源はガソリン税が主体)でまかなわれる連続立体化という道路工事なのです。したがって、総予算のほとんどは、国と地元自治体で折半して出してます。むろん、鉄道会社が望めばついでに複々線化という事はありえますが(小田急でやってますよね)、この場合、複々線化のために必要な工事代は全て鉄道会社の負担になります。

さらに、鉄道高架の場合は、沿線の環境保持のために原則として高架橋に沿って側道(道路)の新設が義務付けられます。仮線用地として確保した土地は、この側道用地なのです。

つまり、複々線化を行なおうとすると仮線用地のさらに外側に側道用地の確保が必要になります。

地下線による複々線化の構想は、バブル時代に話が出たことがありますが、一つの案に過ぎず決定ではありません。用地問題がありますから、実現するならこうなる可能性が高いと思いますけど。

三鷹~立川の複々線化は1999年度の交通政策審議会答申で、京葉線の三鷹延長と共に2015年度までに整備に着手するのが適当な路線として上げられてますが、この答申に強制力はありませんし確定でもありません。鉄道会社が希望すれば認可の可能性が高い程度のお墨付きでしかないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2005/10/04 09:49

>いずれにせよ、JRの方針は「複々線化するなら急行線は地下化」ということなのですね?



いや、JR東日本は、今となっては、したくないと思っているのでは?それほど切迫した状況でない上に、今後、乗客数は減るでしょうから。
複々線を望むのは、一部の地元住民と、大部分の地元政治家ではないでしょうかね。^^;)
住民にしても、立ち退きや、税などの負担増加をしてまで、鉄道が欲しいでしょうか。

高架複々線にすると、駅間の一部もそうだろうけど、たぶん駅とその前後の土地が、かなり足りないんじゃないかな。

審議会だの、財源は、No.2 さんのおっしゃる通りです。整備計画で最近進行してるものは、財源が確実に確保されたからこそです。自主財源で建設は、もはや稀有でしょう。
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。
よく分かりました。
確かに、2006年からは人口減少時代とか言ってますからね。

お礼日時:2005/10/04 09:54

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