
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
ギター、バイオリン等の経験のある音律に興味がある者です。
音程に絶対音感は不要で、むしろ邪魔になる場合もあります。
問題は相対的な音程がちゃんとしているかと、ある基準音があって、それを基準として全体のチューニングができるかです。
A=440Hzが一応国際基準ですが、A=442Hzとなっている場合がおおいですし、音程が自由に変更できない楽器との合奏の形であれば、その楽器の音がA=438HzでもA=445Hzでも合わせられる必要があります。
逆にこのようなケースでは絶対音感はじゃまになることが多いようです。
箏に関しての調弦はよく知りませんが、調弦はだいたい2音を同時にならしてその響きやうなりを耳で判断してあわせるのが普通です。(チェンバロ等もそう)
この場合きちんと判断できるのがオクターブ、完全5度、完全4度、長3度ぐらいで、これはなれると完全に純正な音程(平均律でない音程)であわせることが可能です。
バイオリンなどは完全5度だけつかってますので、となり合わせの弦をうなりが無いよう合わせれば純正完全5度での調弦、音律で言うとピタゴラス音律の調弦が可能になります。
実際上級者はこの幅を少し加減するようですが、私はそこまで音感が無いので自分ではできません(^^;
おそらく箏の場合も何か弦を基準に音にあわせてそれを基準にオクターブ、完全5度、完全4度の音程を組み合わせて全ての弦を調弦していくような感じでできるのではないかと思います。
手順はどこかにあるかも知れませんが、音程がわかればこっちでも想像はつきます。
で、一番必要なのは2弦同時に鳴らした場合の響き、うなりを聞き取る耳の能力です。
まあ、これも毎回耳であわせるように練習していけばそのうちに必ず身につきます。
ただし、チューナーの針やLED等に頼っていると、耳がほとんど鍛えられませんからまず身につきません。
たしか、邦楽だか雅楽だかはピタゴラス律と言われてます。三分損一というのがまさにピタゴラス律と同じで、
完全5度を純正にとることでできています。
No.3
- 回答日時:
邦楽器については、よく知らないのですが、以前読んだ本で弦楽器のチューニングの仕方はピアノで使われている平均律と違い、弦の長さを分割した音程で調弦していきます。
五度(ドとソ、レとラなど)や4度(ドとファ、レとソなど)はそのままとても美しく響きます。そのほかの音程は耳で心地よく響くところをうまく見つけて弾いていくことも多いと聞きます。チューナーはピアノの平均律調律に準じているので、お琴の調弦した音とはややずれている、とその本には書いてありました。でも、そのほうがお琴の曲を弾くときには美しいのだそうです。最初に習いはじめるときには、とりあえず近似値の音程にあわせるのに便利なのでチューナーを使うのだとおもいますが、お師匠さんなどは一つの音だけを合わせて、あとはお琴の弦どうしで調弦していませんか?
ご質問の内容が、「楽器の調弦の特質のせい」なのか「質問者の方の音感のレベル」によるものかはわからないのですが、前者の可能性もあるかと思い参考になりそうなURLを探してみました。ちょっとわかりにくいかもしれませんが「純正調」という項目で検索するといろいろ出てきます。
参考URL:http://homepage2.nifty.com/m-nyan/music/ensenble …
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
琴の演奏経験はまったくないのですが,他の楽器(トロンボーン)の経験はあります。まず,琴の調弦とはどのように行うものなのかまったく知らないのですが,チューナを使うのはいけない事なのでしょうか?もしも使ってもよいのであれば,チューナを堂々と使えばよいと思いますよ。
参考になるかどうか分かりませんが,西洋の楽器の場合ならば,絶対音感のある人でも,最初の一音のチューニングには,チューナや音叉など,基準になるものを使うと思います。
音感をつけるには,との事ですが,きちんと調弦した楽器を使って丁寧に練習・演奏していれば,階名が瞬時にわかるような音感までは身に付かなくても(*),音の高低に対する感覚は自然に身に付いていくと思います。
逆に,ずれた調弦のままで演奏していては,いつまでも正しい音感は身に付かないように思いますよ。
#1さんがおっしゃるような訓練も非常に有効と思いますが,まずは,チューナを使ってもよいからきちんと調弦した楽器で練習して,楽器から出る音をよく聴く事,だと思います。
あとは,聴く事・演奏すること両方含めて,なるべくたくさんの良質な音楽に触れること,でしょうか。
(*)絶対音感についてですが,階名が瞬時に分かるほどの音感は,演奏する上では必ずしも必要なものではないと思いますよ。実際,私の絶対音感も大したことはありませんが,演奏する上で不都合を感じることはまずありません。それよりは,#1さんがおっしゃっているような,相対音感(ドを聴いたら,他の音階の高さが分かる)が大事だと思います。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
絶対音感を身につけるには、幼児期の音楽経験、訓練が必要なようです。それに比して、相対音感は、訓練次第で大人でも訓練可能です。手ごろなのは、キーボード(余り安いと心配ですが)を買ってみて一緒に歌ったり、聴き取ったりしながら地道に磨いていくのがいいのではないでしょうか。
江口寿子著「相対音感プログラム」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4118800 …
など、相対音感を身につけるヒントになるかもしれません。お役に立てましたでしょうか?
早速の回答ありがとうございます^^
絶対音感は簡単につくものではないんですね…。
キーボードなら近所迷惑にもならないし、音感を鍛えるには役立ちそうですね♪
地道に磨いていくこと…やってみようと思います!
ありがとうございました★
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