プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは、私は今個別指導の塾で講師をしているのですが、そこの生徒で困っています。

その子は中一なのですが、授業をする気が全くなく、
いくらテキストの説明をしても聞く耳持たず壁の隅をつついて遊びます。
むしろ親に言われて塾に来て、授業の時間だけ勉強を放棄して時間をつぶしているという状態です。
なので始まりは10分程いつも遅刻し、
テキストでは「わからない」を繰り返し、何度も時計を見て「あと10分だ」と時間を気にします。
いくら怒っても効果がなく、ダメでした。

ただその子は話すとき私の目を見ず、常に視線をそらして話すのでその点で何か自信がないのか?とも思いました。なので他の教育関係の先生にも聞いてみて、「その子と話をすることが必要だ」といわれたのですが、話しても私と普通の話が築けません。
出来るだけその子と話そうと、話題を振ってみても、その子自身のホントの回答がなく、ふざけたり、彼の本心を全くつかませてくれません。

どうやら、他の先生に対しても調子のいいことは言っても、それ以上の都合の悪いことや、言いたくないことについては誤魔化して、ひょうひょうとした悪ガキになっているようです。
何か心に問題があるのだろうな。。。とは思っても解決の糸口が見付かりません。

ちなみに、もう一つの授業で違う先生では真面目に授業を受けます。

このような場合どう対処すれば良いのか。。。
もし将来教職についてクラスで指導したときこのような子ばかりで学級崩壊になったら。。。
と考えると逃げ出すわけにも行かないと思い、誰か案を提示してくれないかと思って質問させていただきました。

わかりにくい文章かもしれませんが、よろしくおねがいします。

A 回答 (4件)

 すみません。

再び登場です。

 失礼ですが、おそらくekika338さんは若い女性なんでしょう。“erika"さんですしね・・・。

 学校などでも女性の先生は抑えが利かないことがよくあります。塾でも中1(~2)ぐらいまでは難しいですよね。中3ぐらいになると逆に恥ずかしがっちゃって、逆に大人しくなりますが。

 それは資質の問題だけではありません。若い方は、親近感が“両刃の剣”になってしまうんです。私もあまりにひどい場合は担当を変えることもあります。

 このケースでは、あまり“出来るようにしよう”と思わない方がいいかもしれません。塾にとっては、「生徒が辞めないこと」が第一の目的です。もちろん保護者には遠まわしに“言い訳”をしておくことも必要です。保護者のニーズが無茶苦茶でなければ、まめなコミュニケーションで信頼してくれます。それから次のようなスタンスで接してみるといいかもしれません。

 (1)まず、ハードルをうーんと低くしてみましょう。今日はこれさえできれば上出来と考えることです。私も、ついつい“出来るようにしよう”という気持ちが強くなりすぎて、生徒がその負荷から逃れるために辞めてしまったという経験をたくさんしてきました。(私は暴力は絶対に振りませんが、怒ったときは目茶目茶怖いんです。演技ですけど、迫力満点ですから。)

 (2)面白い先生を追及してみてはいかがでしょう。脱線のしすぎは良くないですが、うまい例えで笑いを取るのも手です。(私はダジャレなら、負けませんね。ま、オヤジギャグとも言いますが・・・笑)。“笑い”は講師の“武器”だと思います。例えば比例なら1000円のあめを
1個なら・・2個なら・・x個なら・・みたいな感じです。「高ぇー」と突っ込みがもれなくあれば成功です。「このくらいでかいヤツだからね」と返すんです。中1ぐらいだと“下ネタ大好き”ですが、これは高等テクですね・・・。

 erika338さんは、まじめで一生懸命なんですよね。すごく好感を持ちますし、頑張って欲しいと思います。だからこそ、肩の力を抜いて、“教えなくてはいけない”ということを一度忘れて、勉強を楽しませる“エンターティナー”を目指してみてはいかがでしょう。『一日一笑』って感じで。
 塾は「教える」のが仕事なのではなく、もっと広い意味で「生徒を満足させる」のが仕事だと考えて私はやっています。それが分かるまで、私は5年はかかりましたね・・・。応援しています。きっといい先生になれると思いますよ。
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こんにちは。

お悩みですね。
相手の生徒さんが本当はどのようなタイプなのか私が理解できているかどうか自信がなく、また、かなり深刻な状態であるようにも思えながら、以前、似たようなお悩みへの回答でもありますが、次のようなアドバイスは役に立つでしょうか。

ポイントは、「相手にやる気のないことを前提に、プロとして臨む」(目標は下げるが、相手の「やる気」に頼らない)、「しっかり話を聞くべき時間を設けず、常に「簡単に解ける何か」を解いている状態にする」、「ほめる、肯定的な発言をすることに徹する」というところでしょうか

まず、もちろん、本人にやる気があれば一番良いのですが、今回はやる気が無いから塾に送られた場合のようですね。他にやる気があって来ている子はいるでしょうがむしろその子は例外(本来は難関校受験塾向け)ですから、この子のほうが当然のお客様ということになります。プロ本来の出番ですね。とはいえ、教える側も難しく、いらいらするのも当然ではあります。
(なお、「やる気」がつくのは一番幸運ですが、勉強の目的意識や「勉強しなきゃ」との意識があってさえもなお目先の勉強に着手するやる気が出なくて悩む方も多いでしょう。)

さて、説明を短縮することについてはいかがでしょう。少々単純に過ぎる例ですが、落ち着きの無い子に、「y=4x+3をx=5において解け」をやらせることを考えてみましょう。「xは5だから、4xは4かける5で20でしょ、それで3をたせば・・・・」と説明をしようとすると、早めの子は最後まで聞くまでに飽きてしまいます。
(何しろ、初めて見た、「知らない世界の」表現で、もともと集中力がないのですから)

例えばこんな方法ではいかがでしょう。
「4かける2は?」 相手が「8」と答えたら (紙にx=2 4x=8と書く)
「4かける9は?」 相手が「36」と答えたら (紙にx=9 4x=36と書く)
「じゃ、これは?」(紙にx=8 4x=??) 相手は「当然じゃん」という顔で「32」と答える。
「おお、なんだ、簡単にできるじゃないか」、「中学での掛け算がこういう書き方するのはもうわかったんだね」
「じゃ、これは何だと思う?」(紙に4x+2 X=8)・・・・ここで詰まれば、x=8 x+2=??で上記と同じことを行う・・・
要するに、10秒~30秒程度ごとに相手が答えるように仕向けることで、相手がやる気があろうとなかろうと、集中していてもいなくても、最低限のレベルに達する方法です。

この方法では、教える側は、1時間でへとへとです。歴史暗記などでは30問程度の同じ問題を、順序を変えながらもひたすら1時間繰り返してすので、なおのことへとへと。

さらに、この中では、「ほめる」、「肯定する」が基本です。「お、できたじゃん」「なんだ、わかってたんだね」という軽い肯定を繰り返し、否定的状況は「おっと、これはわからなそうだね、ま、さっきのが出来てるんだから、じゃ、これを・・・」と流してしまう。そして、時折、「へー、結構難しいのを出したつもりだけど出来たじゃん。すごいな、じゃ、これも出来るかな?」との軽いほめ言葉。

大抵の若い先生はこれらが難しく、本気で行うなら常にほめることを考える必要があると言えます。解き方がわからなくとも1分の集中力をほめ、間違っていても解き方をほめ、解けなくとも手のつけ方をほめる。個別指導や家庭教師の場合、給料は「肯定し、ほめるため」にある(なめられてもかまわない)と言っても過言ではないかも(否定し、叱るだけなら親で十分)

他方、ご自身と生徒との関係を見切ることも大切です。

本当に嫌われてしまった場合(もはや先生が何を言っても汚い裏があるようにしか思えなくなる)や、教える側も「こいつはだめなやつ。何でこんなやつのために俺が工夫をしなきゃならないんだ」との嫌悪感、見下し感を持ってしまって抜け出せない(相手のやる気以前に、こちらがやる気が出ない)場合は、結構深刻で、お互いのために担当を代えてもらうしかないでしょう。(もちろん、この状態を突破できれば、それは何より、先生側の経験として有意義ですが、時間の無駄になる場合も多い。)

長くなってしまいました。
相手の子の特性により、必ずしも適合しない可能性も高く、他にもいろいろなやり方がありますが、本当にやる気の無い子の一例を前提にしたアドバイスとしてお役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。。。
ご回答ありがとうございました。

常に一問一答形式ですすめる授業ですか。。。
確かに簡単な問題に答えていたら気づけば集中していた。
という方法もすばらしいですね。
(こちらがへとへとになるのは必至ですが(苦笑))
しっかりネタを考えて挑みたいと思います。

その方法はまだ試したことがないので、今度やってみたいと思います!!
ありがとうございました

お礼日時:2005/10/19 22:07

 私は「やる気のない生徒をやる気にさせる」ということに10年間悪戦苦闘してきましたが、これは永遠のテーマに近いですね。

はっきり言って、ケース・バイ・ケースで、特効薬はありません。特に、個別指導に来るお子さんは総じて学力に不安が大きい生徒が多いですからなおさら難しいでしょう。

 生徒のコントロールの仕方はいろいろあります。参考までに挙げてみます。
(1)エサで釣る。ゲーム化する。
(2)おだてちぎる。褒めちぎる。
(3)まじめに説く。諭す。
(4)恐怖政治。

 いずれにしても、最低限のルールを破っているときやナメた態度を見せたときには、真面目な表情で怒ることが大切です。一度、この先生は何をやっても平気だとか、怒っても別に平気だとか思われてしまうと、完全に主導権を生徒に持っていかれてしまうからです。「普段は面白くてやさしいけれど、ある一線を越えると怒られる」と認識させておくのがベストだと思います。その一線がどの辺りかは子供は敏感に察知します。したがって平気だと思えば、どこまでも付け上がるのです。先生によって態度が違うのは、先生に対する「ナメ度」と「好き度」の違いが一番影響します。
  
 まずは(1)(2)から試してみてはどうでしょう。子供は割りと単純ですから、例えば「○○分間でこれができたら○○してあげる」とか、「シールやスタンプを貯めると○○」などをすると一生懸命やったりします。また、褒められることをあまり経験してこなかった子は、褒められるとすごく喜びます。思いっきり大げさに、出来たことを褒めてみてください。また褒められたくなって、頑張ってくれたりします。

 とにかく子供は、勉強をしたくないというのが第一ですから、単純に勉強させられるのは苦痛なんです。中1となれば、なおさらです。まず、嫌なことをさせようとしているのだという意識を持って、子供の気持ちを考えてみると、対処法が見えてくるかも知れませんね。その視点で、うまくいっている方の先生のやり方を見てみるといいと思いますよ。頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに(1)~(4)の方法は代表的な方法ですよね。
(2)は(チェーン店なので)塾の基本的方針になっているので今までもしてきたことですが、
(1)は、この塾はシールを集めて商品交換もあるのですが、興味はひいても、興味が持続して勉強エネルギーには繋がらない様子。
科目も数学ですが、テキストでは嫌気がさしているかもと思って数字のパズルでは反応を示すかと思い、ナンプレの問題を紹介してやらせてみたのですが、ちょっとやって、面倒くさくなったらやめて他の子にちょっかいを出す感じでした。
やるときも「よし、これやって時間をつぶそう」とあからさまに喧嘩を売る態度。
「粘り強さ」がないような、簡単なすぐわかる問題しかやってやろうという気にならないようで、
今は比例でしたが、xの値を代入するんだと言っても手をつけませんね。比例の形は?といっても「y=x」しか言いませんし。
以前まで全然勉強が出来ない子ではなく、むしろよく出来るくらいな子だっただけに不思議です。

なので(3)のように真面目な顔をして話しても、笑いながら「先生怖い、わかったわかった。」と口は答えるのですが、じゃぁやってみろと言っても振り出しに戻ります。

(4)のように他の生徒や先生の目がないところで締め上げても直接的効果には結びつかず。。。
(体罰をしたわけではないのですが。)

まるで砂漠に水をかける感じがしてきます。
「勉強をしなきゃ」という気持ちが全くとれないので。。。
私も他の子も教えていますが、ココまで全否定の態度はありませんね。嫌でも嫌なりに気持ちはあるので、「難しくないって、ホントはとっても単純なんだって。」と示せるようにすすめているのですが。

お礼日時:2005/10/19 00:51

こんにちは。



>もう一つの授業で違う先生では真面目に授業を受けます。

ということであれば、その先生に、生徒さんが興味をもって行っている教科なのか、あるいは先生が生徒の興味・関心を引くために特別のアプローチをなさっているのか、聞いてみてはいかがでしょうか?

また、「意欲がない」「落ち着きがない」といった問題を抱える子どもは、質問者様のおっしゃるとおり、教育現場には沢山います。その生徒他日の中にはLDやADHDなどの発達障害をもっているお子さんも少なくありません。保護者や周りの大人が気付かなかったり、受容したくないから、通常学級に通っているという子どもも大勢います。そうした子どもへのアプローチを考える上で、個別の指導を経験されているのはとても有意義なことだと思いますよ。

まず。消しゴムや鉛筆など、手いじりをしそうな物は一つでも少なくして、机の上をすっきりさせましょう。時計を気にするようであれば、腕時計をはずさせる、壁の時計が見えないところで勉強するなども方法です。「時間は先生が見ているからね」と、塾に勉強をしに来ているのだという意識をもってもらうことが大切です。
後は、15分やったら3分休憩するなど、時間のメリハリをつけるといいかもしれません。子どものペースを考えてカリキュラムを立てられるのも個別学習のメリットだと思いますので。
「将来、受験などをする時に一人で勉強できるようになるための訓練」
など、その子なりに納得して学習に取り組みやすい理由を考えて提示してあげてもいいと思います。多分毎回同じことの繰り返しになるでしょうが、ふざけたり集中力をなくしたときに、何のための勉強か、その意義を確認しながら、ゆっくりやってあげてください。頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

■もう一人の先生とは仲がいいのでよく話もしますが、
特に特別なことはなく、普通に授業ができるそうです。
違いと言えば私が数学で、もう一人の人が英語くらいですが。。。コレと言うのは見えません。。。。

■確かに最近DLなどの発達障害は一般的に注目はされてないにしても多いのでその線も考慮に入れないといけませんね。その辺の対処法も知ってて損はないので調べて見ます。

■>手いじりするものを少なくする
確かにコレは必要かもしれません。
シャーペンと消しゴムとテキストがあってもシャーペンを消しゴムにさしたり、消しゴムをボロボロにするのでそれは止めさせた方がいいですね。

■勉強する意識・・・。
これがないですねっ・・・。勉強しないなら帰れと言っても帰ったら怒られるからと席から動こうとしない・・。

■以前は「将来どうしたいのー?」なんて聞くと
「いい高校に入ってー、いい大学に入ってー、偉い人になる」「じゃぁ今これ解かなきゃいい高校入れないよね」なんて言いくるめてもいたのですが・・・。

自分の中で、塾でしなくても学校で聞いてたらそれなりにいい点が取れる。という自負があるからかもしれません。公立の学校なので言い方は悪いですがそれなりにいい点が取れないと困るのですが、それだけではやはり足りない点もありますし・・・。
何よりもせっかくの時間が徒労に終わるのが疲れますね。

お礼日時:2005/10/19 00:28

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