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 日本とロシアの間では、北方領土問題のからみでいまだ平和条約が締結されていませんが、政経分離でこのまま経済交流をどんどん進めていき、やがて政治的交流も活発化させて平和条約を締結しないまま日露関係が親密になることは難しいのでしょうか?
 平和条約を結ばないことで経済交流に対する具体的障害というものがあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

ロシアは軍事大国でその考え方も多少道徳に反していようと


現実的なメリットを優先させるところがあるように思います。
だからおそらくロシアが崩壊するようなことがあるまで北方領土は戻ってこないと思います。

では譲歩したほうがいいのかというとそれは話が別で無理だとわかっていても
平和条約を結ぶより主張し続けたほうが
こちらの外交カードにもなるでしょうしメリットは大きいのではないでしょうか。
国交なんてもんは所詮国民感情や利益に左右されるそこらの人間関係と
大して変わらないレベルのやり取りなのだと思います。
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下の「ソ連(ロシア)による北方領土占領のいきさつ」を記載した者です。


最後の部分で「北方領土は千島列島には含まれていないので、もちろん、日本固有の領土です。」と掲載しましたが、これは、現在の日本政府、外務省の言い分をそのまま引用したものです。しかし、よくよく調べてみると択捉・国後は過去に日本で発行された地図に千島列島の一部として掲載されていたということもあり、本当は千島列島の一部のようです。色丹は戦前に千島列島に含まれたり含まれなかったり時期によってまちまちとのことです。訂正させていただきます。しかし、南樺太・千島列島・色丹・歯舞は戦後以来、ロシア(旧ソ連)による不法実効支配が続いていることには変わりありません。

私は、ロシアが国連の常任理事国という地位にありながら、旧ソ連時代以来、戦後長らく不法占拠を続け、そしてこれからも続け、時間の経過とともに風化させてしまおうというそのロシアのやり方には納得できません。まともな国のすることとは思えません。

また、2006年のカニかご漁船「第31吉進丸」のロシア国境警備隊の銃撃による民間日本人の殺害、「第31吉進丸」は日本に返還されることなく現在、サハリンの民間会社が釣り船として使っている報道があり、海賊同然です。これまたまともな国のすることではありません。「土地であれ、船であれ、どんな手を使ってでも奪えるものは何でも奪ってしまえ」というロシアの日本に対する姿勢がここにはっきり表れています。

私はこのようなロシアとは平和条約を結ぶべきではないと思います。
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 北方領土は戦争で失われた領土ではありません。

日本がポツダム宣言を受諾して降伏し、刀を鞘に納めたすきにソ連(ロシア)によって掠め取られたのです。決して、交戦の結果失ったのではありません。

 「ソ連(ロシア)による北方領土占領のいきさつ」

 ポツダム会談は日ソ不可侵条約執行前のソ連(ロシア)がドイツのポツダムでアメリカ・イギリスと、第二次世界大戦の戦後処理と日本の終戦について話し合った会談です(1945年7月17日~8月2日)。ソ連(ロシア)は日本と同盟中にもかかわらずなんでこんなところにいるのでしょうか?そして、上記期間中の7月26日にこのポツダム会談での合意に基づいてアメリカ合衆国、中華民国および英国がポツダム宣言を発表した。ソ連(ロシア)は日本と同盟中なのでもちろん堂々と発表の場には姿を現せる立場にはない。しかし、ソ連(ロシア)はポツダム宣言の作成には参加している。そして、ソ連(ロシア)はモスクワ時間1945年8月8日午後5時(日本時間:午後11時)、ソ連外務大臣ヴャチェスラフ・モロトフが日本の佐藤尚武駐ソ連大使にソ連の対日宣戦布告文に知らせた。布告文は以下のとおり

ソ連(ロシア)の対日宣戦布告文 ・・・抜粋・・・
無条件降伏を要求した今年7月26日のアメリカ合衆国、英国ならびに中華民国の宣言(=ポツダム宣言)を日本は拒否した。日本の降伏拒否を熟慮した結果、連合国はソ連政府に対して、日本の侵略に対する戦争に参加するよう求めた。ソ連政府は連合国に対するソ連の義務に従い、連合国の求めを受諾し、今年7月26日の連合国のポツダム宣言に参加した。
ソ連政府は、明日、8月9日より日本と戦闘状態に入る旨宣言する。

 つまり、これによりソ連(ロシア)のポツダム宣言への参加は明らかである。
 1945年8月15日正午の昭和天皇による玉音放送をもってポツダム宣言受諾を表明しました。ポツダム宣言は宣言を発した各国の名をとって、別名「米英支蘇四国共同宣言」といいます。支は中華民国で蘇はソ連(ロシア)です。その名にもソ連が表れ、その作成にもソ連が関与し、対日宣戦布告文においてソ連が参加を表明したポツダム宣言です。
 8月15日に日本がソ連(ロシア)の参加するポツダム宣言を受諾したにもかかわらず、ソ連第二極東軍部隊は8月25日に南樺太を占領、8月28日から9月1日までに、北方領土の択捉・国後・色丹島を占領、9月3日から5日にかけて歯舞群島を占領した。なお、8月18日にカムチャツカ半島方面より千島列島に侵入した第一極東軍部隊は、8月31日までに得撫島以北の北千島を占領している。全く卑怯な火事場泥棒ですな・・・
 ソ連(ロシア)は8月15日にポツダム宣言を受け入れて降伏した日本に攻撃を加えているのである。日本が武装解除しているのに北海道以北の地に攻め込んできているのである。何と惨忍な・・・
 簡単に言うと、対日宣戦布告文にあるように日本がポツダム宣言を拒否したので、ソ連(ロシア)は連合国のポツダム宣言に参加して、8月9日より日本と戦闘状態に入る。そして日本は、一度は拒否したポツダム宣言を8月15日に受諾し、ソ連(ロシア)を含む連合国に降伏した。ソ連(ロシア)が降伏しろといって日本は降伏したのに、降伏した後も引き続いてソ連(ロシア)は日本に対して戦闘行為を行っているのである。
 本来なら千島列島や南樺太も日本の領土なのだが、これは日本がサンフランシスコ講和条約において統治を放棄して連合国預かりの地となった。よって、本来ならどこの国もここを統治する権利はないのだが、ロシアが不法占拠を続けている。北方領土は千島列島には含まれていないので、もちろん、日本固有の領土です。
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戦争で失われた領土は戦争でしか取り返せません。


日露間の貿易発展は領土問題がネックとなりえません。
政治家が経済的土台作りの交流のやる気が無いのと、企業が政治情勢の「ロシアはいまだ開けていない」という認識、経済交流の未経験、これから来る「不安」で進出しないのが最大の障害です。米国がロシアに進出すれば日本も進出します。中国の時と同様に。
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北方領土問題がある限り、現状の状態は続きます。


北方領土問題は、政治的問題であり、経済的には、発展する余地はあります。
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