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学校の授業で先生が、「精子がなくてもある条件下におくと、卵は正常発生する」と言っていました。
卵だけでも発生するのは生物によって異なるし発生段階も異なるということは分かったのですが、そもそも単為発生と正常な発生とは何が違うのでしょうか?
その生物の体を作る構造上ではどう違うのですか?
卵だけってことは染色体数も半分なのに、なぜ分裂が上手くいくのでしょうか?

A 回答 (1件)

自然単為発生(その生物本来のライフスタイルに単為発生が組み込まれているもの)には、二倍体性の単為発生と半数体性の単為発生とあります。



二倍体性の単為発生では、減数分裂をスキップしたり、極体の染色体が卵の核に戻ったりして、二倍体の卵が生じ、これが単為発生して二倍体の親になります。単為生殖する多くの動物はこのタイプです。

半数体性の単為生殖でなじみ深いのはミツバチでしょう。
二倍体の女王蜂の産む半数体の卵のうち、精子と受精したのが二倍体のメスになり、受精しなかったものは半数体のまま単為発生してオスになります。

あと、ちょっとおもしろいのはギンブナで、地域によっては、ほとんど全部がメスで単為生殖でふえます。
単為生殖するギンブナはたしか三倍体で、三倍体の卵を産み、これがドジョウなどの精子の受精刺激(核の融合はもちろん起きません)によって発生を開始するんだったと思います。
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