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ピアノを11年間やっています。聴力の訓練みたいなのを、幼少時代は行っていたのですがあまりにも出来ないため1年くらいやって聴力を養うものはやらなくなりました。そして今に至るのですが・・・昨夜のピアノのレッスンで先生が(先生は3回ほど替わっています)
「MIZUKIちゃんは聴力のレッスンしたことある??」
と言う会話から始まり、テストみたいなのをやってみることになりました。すると・・・「移動ド!?」っとかなりビックリしていたようです。ピアノを習っているうえで移動ドとはかなり珍しいようなのです。・・・っと言っても移動ドとは何か全く分からず・・・質問させて頂きました。
いろいろ調べてみたのですが・・・難しすぎて何が何だか・・・・。
回答よろしくお願します。

A 回答 (5件)

こんにちは。


移動ドと固定ドの関係ですね。
まず、固定ドというのはドの音はいつも同じ音(ハ長調のド)で音階が変わっても(例えばニ長調)変わらないのが固定ドです。(ニ長調の場合シの音がドです。)
移動ドは音階によってドの音がかわります。
例えばニ長調でのドの音はハ長調のレの音になります。)
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この回答へのお礼

早々の回答有難う御座います。
しっかり聞きたい所がまとまっていてよく理解することが出来ました。
移動ドと固定ドの関係・・・もっとよく勉強してみたいものです。
ではっ。とても凄く分かりやすかったです。有り難う御座いました。

お礼日時:2005/11/22 17:14

本来、ドレミ・・・ドというのは階名と呼ばれるもです。


すわなち、ドレミファソラシドという音階の名前です。
音名と呼ばれるものがあり、通常これはドイツ語でCDEF・・Cと呼ばれたり、
日本名でハニホヘ・・・ハと呼ばれるものです。
音楽には調性(例えばハ長調、イ長調、ハ短調、イ短調)がいろいろあり、
それぞれの調性の音階をドレミ・・ドと呼びます(音名ではその調性の名前で、例えばイ長調であればイロハニ・・イがドレミファ・・ドと)。
そのためその調性ごとに「ド」ができるので移動ドと呼ばれます。
単にドと言っても、ハ長調であればハ(C)、ニ長調であればニ(D)、イ長調であればイ(A)と言うことになります。
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この回答へのお礼

詳しい回答有難う御座います。
ドイツ語のCDEー・・・も習いましたっ。
<<その調性ごとに「ド」ができるので移動ドと呼ばれます。>>
そうだったんですか・・・移動ドってとても奥が深いのですね。
ではっ短いですが・・・失礼します。回答本っ当に有難う御座いました。

お礼日時:2005/11/22 17:17

さて、ここにアルトサックスの奏者がいます.彼はト音記号の譜面に書かれてある「ドレミファソ」を吹きました.


その隣にピアノ奏者がいます.同じくト音記号の譜面に書かれている「ドレミファソ」を弾きました.

驚くことに二人の音は、まったく違っていました.
なんと、アルトサックスの「ド」の音は、ピアノの「ミb」だったのです!.

移動ドの怪でした.

ちなみに、テナーサックスの「ド」はピアノの「シb」です.
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この回答へのお礼

アルトサックスは以前遊びで吹いたことがあります。
<<移動ドの怪でした。>>
これも移動ドと言うのですね・・・勉強になります。
ピアノを弾く方は良いのですが、知識の方に付いては分からなく本当に苦労してしまいます。
分かりやすい話での回答本っ当に有難う御座いましたっ。

お礼日時:2005/11/22 17:23

素人の戯言です(^_^;




移動ド、というか、普通に階名を使う場合は、トニック(主音)がなんであれ、メジャースケール(長音階)は「ドレミファソラシド」ですし、ナチュラルマイナー(自然的短音階)は「ラシドレミファソラ」です。単に、調号によって、ドやラの音名が変わるだけです。これはインターバルの推移の仕方が同じだからです(メジャーなら、どの音から始まっても全全半全全全半というインターバルの推移の仕方は変わらない)。よって、階名を使うと和声の勉強もしやすくなりまして、トニックが何であっても同じ理屈が通用するってことが理解しやすくなります。

ところがピアノの場合、半音毎に鍵盤が区切られているので、譜面と鍵盤の対応が(異名同音などの例外はあっても)だいたいは一対一対応します。このため、トニックが変わると、同じメジャースケールでもフィンガリングが変わってしまいます(弦楽器であれば、押さえる場所が変わるだけでフィンガリングは基本的に同じです)。こうした事情で、とりあえず譜面通りに鍵盤を弾くなら、階名を使うよりは音名を使った方が早いってことになるようです。だったら最初から音名を使えばよいだけの話なのですが、どういう訳かそこに階名の語法を取り入れたものだから、「階名なのに階名じゃない」、摩訶不思議な語法「固定ド」唱法なんてのが出てきたようです。

なので、固定ドは、ハ長調の音名を階名で呼ぶ唱法を文字通り「固定」して、他の調の時にも崩さない(ニ長調のトニックは、よって「ニ」ではなく「レ」)わけです。すると、誰かが「ドレミ」を言っているとき、それが階名なのか、固定ドなのかによって、意味が違ってきます。こういう混乱は、本来音名を使えば良いところに、ドレミを強引に導入したことで生じています。恐らく、子どもに教える場合は「ドレミの歌」辺りの影響で、語法としてはドレミが手っ取り早いことと、和声がどーたらって話よりも、とりあえず譜面通りにプレイするってのが優先されてしまうことから、こういうへんてこな語法がまかり通ってしまったんでしょうねぇ。

クラシック出身のピアノの人はこの辺の概念や語法が混乱しているので、オイラのように子どもの頃音楽を習わず、年を取ってからポピュラー系の語法に馴染んだ者は、クラシック出身の鍵盤奏者相手に譜面やなんかでやりとりするにも一苦労です(実際苦労したのでこう言う話を書けるわけです)。

ちなみに、音名でメジヤースケールを言うと、

英米式: CDEFGABC
ドイツ語式: CDEFGAHC

で、ドイツ語式ではHのフラットがB、だったかな?

そんなわけで、アマチュアのポピュラー系(クラシック以外の西洋系音楽)では、シングル・ノートを呼び表す場合は、階名は使わず、英米式音名のみを使う(日本式のハニホはまず全く使わない)のが慣例です。また、調号からスケールを意識することはまずなく、コード・ネームを見て、コード進行を意識する場合がほとんどです。

ただ、ドイツ語式音名を拡張(?)した「アー・ベー・ツェー・ディーレン」は、ポピュラー系でもまれに使うことがあるらしい??

こうした違いから、ある程度大人になってから楽典やなんかを勉強する場合は、クラシック系か、ポピュラー系かによって、基本的な「語法」が異なることに留意した方がよいでしょう。


とりあえずピアノで譜面通りに弾ければいい、という場合は、(ピアノの先生も使うでしょうから)固定ドに馴染んだ方がよいかもしれません。

和声についてしっかり勉強したいのであれば、階名に馴染んだ方が便利だと思います。

ポピュラー系なら、英米式音名表記とコードネームに慣れればたいていどうにかなります。


ピアノを11年習っているそうですが、今の(3度目の)先生に習うことで、初めて自分が「移動ド」(つまり階名)を使っていたことに気づいたようですが、これは、素晴らしいことです。過去の先生が概念の区別をしっかりされていたのでしょう。

今の先生から習う上で固定ドに馴染む必要も出てしまうとは思いますが、是非移動ドも忘れずに覚えていてください。上でも述べましたが、和声の勉強をするときに、絶対に移動ドが役立ちますから。
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この回答へのお礼

とても詳しい回答有り難う御座います。
一度にたくさんのことを学ぶことが出来た気がします。
そうですね、最初の先生は長い間一緒だったのでたぶん気づかれていたと思います。
今の先生は同じ学校出身者に移動ドの人がいたらしいのですが、生徒では初めてだったそうです。
また私の個性を尊重して弾かせてくれる先生で。
たぶん固定ドに無理して馴染ませようとはしないと思いますが、固定ドに馴染んで譜面通りに弾きたいと言う気持ちもあります。
逆にジャズをやりたいとも思っているので移動ドのままでいたいとも思っています。
音楽の道に進もうとは考えていないのですが、知識を覚えるうえではとても勉強になります。
ではっ。
本っ当にためになる、勉強になる素晴らしい回答有難う御座いました。

お礼日時:2005/11/22 17:32

ちょっと説明するのが難しいのですが、mizuki1210さんが質問されている状況から説明するとすれば・・・



たとえばそのちょっとしたテストみたいなことをしたときに、先生が「チューリップ(童謡)」を弾いたとしましょう。
先生がピアノの鍵盤で「ファソラー、ファソラー、ドラソファ、ソラソー」とヘ長調で弾いてても、mizuki1210さんには「ドレミー、ドレミー、ソミレド、レミレー」と聴こえるとしたら、mizuki1210さんの聴音のときの聴き方が「移動ド」である、と言います。
ですから、「移動ドの人」は「新曲視唱」といって短い楽譜を初めて見てパッと歌うというテストなどがあるときには、ト長調の曲であれば「ソ」を「ド」にわざわざ読み替えて歌う、ということになるようです。
「移動ド」に対して「固定ド」(私も固定ドです)があります。これは、先ほどの「チューリップ」の曲ならば、そのまま「ファソラー、ファソラー・・・」と聴こえますし、新曲視唱でも調性に関係なく、楽譜のまま歌います。

私も音楽の勉強をした経験がありますが、わりと「移動ド」の人に出会ったのは少ないです。ですからmizuki1210さんの先生の「移動ド!?」という驚きに繋がったのではないでしょうか?

こんな説明でわかっていただけたかどうか心配ですが、どうでしょうか?
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