20代後半の女です。現在国民年金のみなのですが、将来受け取れる年金が厚生年金に加入していた人より受給額が少ないことで心配しています。
厚生年金に加入している人は国民年金+αを受け取れるという認識でいいのですよね?
自分の場合、そのαがないので個人年金を掛けようか考えているのですが、友人などに相談すると「心配しすぎ」とか「厚生年金やめれるものならやめたいくらいだよ」といわれます。
この先就職や結婚の可能性もなくはないですが、とりあえずどちらの予定もないです。
心配するにはまだ早いでしょうか。
今の時点で個人年金に加入するメリットはあるでしょうか。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>厚生年金に加入している人は国民年金+αを受け取れるという認識でいいのですよね?
そのとおりです。
厚生年金及び共済年金加入者は国民年金2号被保険者として納めている保険料に国民年金保険料個人負担分が含まれています。厚生年金保険料が少なく見えるのは二つ理由があります。
一つは労使折半と言って雇用側が半分負担している
もう一つは制度全体で保険料を負担する為、報酬比例で負担率が変わる
からです。
>自分の場合、そのαがないので個人年金を掛けようか考えているのですが、
良い考えだと思いますが、付加年金+個人年金か国民年金基金をお勧めします。
付加年金と国民年金基金は選択制ですのでどちらか一方にしか加入出来ません。付加年金は月額400円で年金年額200円です。多大な恩恵を受けられますが口数という概念がないので40年全て掛けて10万弱しか増えません。年金年額90万弱では到底生活出来ませんので個人年金をプラスするべきです。
国民年金基金は余裕があるときに加入するには安定しておりよい選択となります。保険料も口数制なので選べますし、若いうちに加入すると割安です。
そもそも国民年金基金は厚生年金との差異を埋めるためのものと考えて差し支えありませんが、保険料は個人負担ですので高額になってしまいます。
それでも個人年金よりはよいでしょう。
>友人などに相談すると「心配しすぎ」とか「厚生年金やめれるものならやめたいくらいだよ」といわれます。
老後設計を行った後の発言であれば問題ありませんがそうではないでしょう。
御友人の御年齢なら仕方のない考え方かもしれませんが大きく間違いがあります。
アバウトでもいいので平均寿命や生涯賃金、60歳からの生活に必要な額。65歳からの生活に必要な額。考えて見てください。そんなに難しい事ではないのですが、遠い将来の様な気がしてあまり考えない事でもあります。
>心配するにはまだ早いでしょうか。
人間の一生そんなに永くはありません。心配しすぎもよくはありませんが、小一時間考えて数日調べ物をして済む話ですから価値はあると思いますよ。
>今の時点で個人年金に加入するメリットはあるでしょうか。
上記回答により大いにあると思います。
とても詳細な説明をいただきありがとうございます。
国民年金基金は厚生年金との差異を埋めるものと考えられるときいて安心できました。
とりあえず付加年金だけでも、とも思ってましたが先の方もおっしゃる様に個人年金とセットの方が意味がありますね。基金のほうの金額も調べてどっちにするかよく考えようと思います。
>心配しすぎもよくはありませんが、小一時間考えて数日調べ物をして済む話ですから価値はあると思いますよ。
そういっていただけてありがたかったです。
なんか私ババくさいかしら~。先に結婚の心配でもしろよっ。って自分につっこんでたこの頃です(^^;
No.3
- 回答日時:
個人型年金保険を販売する仕事についていた、知り合いがいますが、若いうちから入ったほうが掛け金が安いので得だと聞きました。
なお、民間の保険のほかにも1月の掛け金が400円の「付加年金」というものがあります。国民年金の第1号被保険者のかたが掛けることができます。
40年間かければ、老齢基礎年金の支給開始と同時に1年当たり
40年×12ヶ月×200円=96,000円
が支給されることになっています。
ご検討ください。
個人タイプの確定拠出年金というものもありますが、専門外ですのでこちらは専門のかたに説明を譲ります。
1年当たり96,000円をずっと受け取れるんですよね。そうすると2年でもとがとれる(という言い方もなんですが)と思うと十分価値ありですね。大変参考になります。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
生損保代理業を経営しているファイナンシャルプランナーです。
次の3つをお勧めします。
1.国民年金にオプションとして付加できる、付加年金。
2.国民年金基金。
3.確定拠出型年金の個人型。
個人年金は、保険料が年間¥10万.を超えた分の生命保険控除が対象外のうえ、将来もらえる年金が雑所得となり課税されます。
上記1~3は、保険料が全額社会保険料控除のうえ、将来もらえる年金が有利な税制の公的年金控除となり、課税が個人年金に比べ有利です。
さらに、将来自己破産したとき、個人年金は差押えを受けますが、上記1~3は受けません。
私が国民年金に加入していたとき、上記2と3に加入のうえ、個人年金を保険料年払¥10万.に加入していました。
なお、上記1と2は、両方加入できず、いずれか一方を選ばなくてはなりません。
国民年金にそのような付加的なものがあったんですね。初めて知りました。とても参考になるお話ありがとうございます。
そして税金のことまで考えていませんでした。1~3のなかで検討して、個人年金の方はもうしばらく様子をみようかな・・という考えにまとまってきました。
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