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こんにちは。
年金について色々と調べていたのですが、
よく分からない部分があるので質問させてもらいます。

年金を払いたくない!って言う方を、教えてgooなどでもお見受けします。
そういった方への回答の中で、
「一般的に支払った額より受給額の方が多いんだから払うべき(要約)」
というようなことを仰っている方を見ます。

これが本当かどうかがは分からないのですが、
仮に本当だとしたら、支払い額より多くなるだろう受給額の差額は、
一体どこから出てくるのでしょうか?

参考になるURLなどもありましたら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

年金保険料が国民年金と厚生年金・共済組合で徴収されていることはご存知ですね。


20歳~60歳までの期間は、国民年金(基礎年金)に加入している形になります。その分は、厚生年金も共済組合も負担するんですね。

保険料納付率が30歳未満では50%以下と言うのは、国民年金の第一号被保険者の人を対象にした数字です。つまり、自営業者、学生や厚生年金・共済組合に加入していない人たちです。
つまり、年金制度が大変になると言う数字の取り方が偏っているんです。
いわゆるサラリーマンの年金加入者=第2号被保険者は、3,895万人[平成20年の厚生労働省の数字]。国民年金の第一号被保険者2,001万人のうち未納者315万人、未加入者9万人。

年金は、現役世代が退職した世代を養う仕組みと言われますが、半分だけあっています。
日本では、積立金が140兆円あります。90兆円は資産運用されています。積立金だけで、2・3年の余裕はあります。他の国ではありえない数字です。ドイツかフランスでは2・3月分の積立金しかありません。

また、基礎年金の半分は昨年だったかな?税金が負担するようになりました。それまでは、3分の1だったんです。

日本の場合は、高齢化社会になるスピードが、欧米に比べても異常に速いので、年金の受給額を低くしたり、貰える年齢を高めたりしています。また、厚生年金・共済組合の一本化も論議されています。

つまり、(1)現役世代の負担、(2)税金の負担、(3)積立金の運用利益、(4)年金制度の改革でやり繰りしています。
ただ、モデル計算ちょっと違うよと言う話もありますので、上手くいくかどうかはこの先30~50年後は分かりません。
でも、国の年金制度が破綻するという事態は、国の破綻を意味します。

国民年金は、老齢年金だけでなく、障害年金、遺族年金の制度があり、民間保険で賄うとしたら、何倍もの保険料が必要です。

「年金アドバイザー」という本で勉強しました。
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この回答へのお礼

積立金があるのは初めて知りました。
コレくらいの積立金の余裕位、国債にも余裕があればいいですね。
人口ピラミッドは"生もの"ですし、常に制度も変わっていかないと変化に応じていけないのでしょうね。
皆さんの回答で勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/12 13:30

> 年金を払いたくない!って言う方を、教えてgooなどでもお見受けします。


> そういった方への回答の中で、
> 「一般的に支払った額より受給額の方が多いんだから払うべき(要約)」
> というようなことを仰っている方を見ます。
斯様な損得論の是非は無視して、制度の趣旨からすると「年金は世代間扶助」なので、極端な書き方をすれば
・現時点での受給者が受取っている年金は、保険料を支払う義務のある方々が納めている保険料で賄っている
・現時点で保険料を納めている方への老後の年金は、将来に保険料納付義務者となる子供達が納めた保険料で賄う予定。


> 参考になるURLなどもありましたら教えていただけると幸いです。
日本年金機構「もっと年金を知りたい方」はどうでしょうか?
http://www.nenkin.go.jp/main/detailed/index.html
> 仮に本当だとしたら、支払い額より多くなるだろう受給額の差額は、
> 一体どこから出てくるのでしょうか?
1 厚生年金に関しては、会社が保険料の半分を負担しているので、制度に納められた保険料は当人が納めた保険料の倍額。
2 国民年金[基礎年金部分]に関しては、国庫補助として予定額に対して一定率が税金から廻されている。
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この回答へのお礼

厚生年金が支払った保険料と同額分、会社から出されているんですね。
見えない給料、という感じでしょうか。
厚生年金と国民年金について別々に書いていただき、参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/12 13:24

国民年金の場合、年間 175,920円 納めます。

 これを、
満額の場合40年間なので、総額 7,036,800円です。


受取額は、年額 792,100円 なので、 9年間以上受け取れば
74歳以上 存命 であれば、 支給額の方が多くなります。


http://www.think-nenkin.jp/
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この回答へのお礼

全て支払うと700万円も納める事になるんですね、知りませんでした。
74歳まで生きれば、元はしっかり取れるわけで、
その先の分は税金などで賄われるということでしょうか。
ちなみに74歳までに亡くなってしまった場合、
支払った額の分は全額受け取れないことになりますが、
この時の残りのお金というのは他の方のために使われるのでしょうか?

お礼日時:2010/02/12 13:17

その分は税金から補填されます。


年金支給額の約半分を税金から支払うことは決まっています。
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この回答へのお礼

なるほど、税金も年金に当てられるんですか…。
つまり年金を支払っている以上のお金(税金)も当てられるから、
受給額は支払った額より多い訳ですね。
結局税金の負担も我々がしている部分もあるので、
税金+払った年金が受給に当てられている…と。
ありがとうございます、参考になりました。

お礼日時:2010/02/12 13:13

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