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健康診断の採血検査で,毎年,肝機能のこの項目が要注意と診断されます。本などでいろいろ調べましたが何のことかわかりませんでした。
A/G比についてよろしければ教えてください。
私は,32歳男です。

A 回答 (2件)

おそらく健康診断において算出されているA/G比は


総タンパク(TP)からアルブミン(Alb)を引くことでグロブリンとし、A/Gの字のごとく「アルブミン÷グロブリン」となっています。(おおまかにグロブリンとは蛋白の中のAlb以外のものととらえていいです。)
これがA/G比ですね。
まずアルブミンとは 肝臓で合成される血中の主たる輸送体蛋白であり、栄養状態の悪化などを反映して低下するんです。また、肝臓で作られるので肝障害がある→「Albの生産が鈍る」ことでAlbが低下します。つまりAlbの低下≒A/G比の低下となります。


ちなみに炎症がおこるとグロブリンの中のある蛋白(α1アンチトリプシン、α1酸性糖蛋白、ハプトグロビン、α2マクログロブリン、セルロプラスミンなどなど)が上昇するためにグロブリンが上昇≒A/G比の低下となります(Albも減少)

体の中には多くの蛋白があり、体内環境の変化でそれぞれの蛋白成分の特徴的な変動(量的、質的)がおこります。A/G比はこの変化をかなりおおまかにとらえている指標のひとつとなります。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき,ありがとうございました。すっきりしました。

お礼日時:2005/12/01 23:06

アルブミン・グロブリン比のことです。



この結果から病名を判断することは通常出来ませんが、
身体の中で何か炎症などか起こっているときには
数値が低下します
(炎症反応によりアルブミンの産生量は減り、グロブリンの
産生量は増加するため)。
肝機能が低下しているときにはAG比は通常低くなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。数値を確かめてみます。

お礼日時:2005/12/01 23:07

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