人生最悪の忘れ物

「おかげさまで」が当たり前だと思っていたのですが
「おかげさまをもちまして」という表現は普通に使う正しい
言い回しですか? 聞きなれないためか、違和感があります。

A 回答 (4件)

個人的には「おかげをもって」「おかげをもちまして」の方が素直な言い回しだと思います。



最近、単語ごとに丁寧語化する言い回しがあるようで、「おかげをもちまして」の「おかげ」に「さま」をつけた「おかげさまをもちまして」のほうがより丁寧な言い回しだと思われているようです。
過剰敬語ではないでしょうか。

口語の「おかげさまで」がよく使われるようになり、格が下がったように感じるからかもしれませんが。

この回答への補足

なるほどです。
おかげさまで、がよく使われるようになったから、
さらに丁寧にしようとして結局過剰敬語になってしまっている…。
勉強になります。ありがとうございました。

補足日時:2006/03/03 09:31
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この回答へのお礼

お礼のつもりが補足になってしまいました。
失礼いたしました。

お礼日時:2006/03/03 09:33

「おかげ」とは「神のたすけ」「人から受けた恩や力添え」を意味する言葉です。


したがって、【「おかげ」をもちまして】は、【お力添えを頂いて】という意味の言葉になります。

「おかげさま」は、「相手の親切などに対して感謝の意を表す挨拶語」ですから、この挨拶語である話し言葉を「おかげさまをもちまして」として使用するのは正しい言葉とは言えません。

話し言葉では「おかげさまで・・・・」もしくは「おかげをもちまして・・・・」が正しい使い方だと思います。
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この回答へのお礼

おかげをもちまして、を心の中でつぶやいて、この言葉に
慣れようと思いました。
やはり『おかげさまをもちまして』は正しくない、と
確信しました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:35

口語体と文語体の違いです。


口語体は文語体をの一部を省略して、その場の雰囲気に合う言葉にスリム化されているケースが多いです。
また、あまりにも回りくどい口語体も一部を省略して、話しやすいようにする傾向はあります。
「おかげさまをもちまして、それで…になりました」から「をもちまして、それ」を省略すると「おかげさまで…になりました」となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。間に省略されている言葉が
あるのですね。
勉強になりました。

お礼日時:2006/03/03 09:28

『おかげさまで』は、話し言葉ですね。


「風邪の具合はどう?」「ええ、おかげさまで、だいぶ良いわ」とか、「大きくなったわね、○○ちゃん。」「ええ、おかげさまで。でも最近は聞かないのよ~反抗期かいしら」など、別に何してもらったわけじゃないけど、ありがとうの代わりみたいな感じで使いますね。

『おかげさまをもちまして』は普段の井戸端会議には使いません。
営業マンが取引先の偉い方と面談した際に、「おかげさまをもちまして我が社もどうにか軌道に乗りました」とか、文章などに「おかげさまをもちまして弊社も創業30周年を迎えることができました。これもひとえに御社様のご鞭撻の賜物でございます・・・とかなんとか・・」など、自分をへりくだって物を言う時に使うことが多いように思います。

上手く説明できませんが・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
実は私がこの言い回しを知ったのも、ある銀行が新聞に
載せていたあいさつ文だったのです。
話し言葉では聞いたことがありませんでした。

お礼日時:2006/02/17 22:52

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