古典的条件付けと、オペラント条件付けの両者が、
どのように学校教育に生かされているかという点について
とても疑問があります。

それぞれ、反応を導く手法として古くからあるにもかかわらず、
それが現実の社会、特に学校教育で生かされていないように
思いますが、どうでしょうか?

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A 回答 (2件)

古典的条件付け・オペラント条件付け……いわゆる認知革命以前の学習理論が現場の学校教育に役立っているかという疑問ですね。



私も常々疑問に感じていることですが,一応,心理学を勉強している者としてわずかなりに反論したいと思います。
古典的条件付けは,まあ,人間の「教育」とは正直かけ離れいてると思います。古典的条件づけの凄いところは神経系を有する生物であれば多少低次(ちょっと言葉が悪いです)の生物であっても訓練ができるところです。ウナギや魚にも教育を施すことができます! うーん敢えて人間の教育に当てはめれば,「しつけ」に対して使えるかどうか,でしょうかね? でも古典的条件付けをベースにした「しつけ」は何か非人道的のような気もしますが。

対してオペラント条件付けは,実は学校教育にも相応に役立っていると言えるでしょう。オペラント条件付けを体系的に研究したスキナー自身も教育に関心を持っており,「下手な教師よりもオペラント条件付けをベースにした教育機材を使えば効果的に学習が促進される」と主張した人物ですから。実際,教授法として有名な「プログラム学習」「ティーチング・マシン」はオペラント理論をベースにしています。また,現在コンピュータを使って個別に学習をするような教授-学習方法も,現代版「プログラム学習/ティーチング・マシン」とでも言えまるでしょう。

と,それなりに心理学理論も教育実践に対して貢献してはいるようです。但し,それはアメリカの話であって,残念ながら日本では教育問題に関与する心理学者がまだまだ少ないようです(アメリカの場合は,スプートニクス問題で,教育心理学者ブルーナーが大きく以後のアメリカ教育に貢献していますが)。

しかし以上の歴史的成果があるにしても私は,やはり日本の学校教育現場では心理学は役立っていないのではないかと思います。その理由の一つとして,教師が学んでいる心理学が古いものである,ことが挙げられると思います。最初に認知革命以前の理論と述べたように,現在教員採用試験対策として勉強している「教育心理学」は数十年前の理論,しかもその要約でしかありません。これでは役立ちそうにもないのではないでしょうか? (無論このような問題は教育心理学者のほとんどが色々と解決策を模索中です)
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その昔なまぐさ心理学徒だったburanです。



古典的条件付けとオペラント条件付けは、研究する観点では要因分離のために分けて研究されてはいますが、現実の教育(学習)場面では両方の要素を持って、行なわれているはずなんですが・・・。
私の見解では、「叱る」ことにおいてそれらの条件付けを多用し、「ほめる」ことにおいてあまり適用していない感じを持っています。
つまり、叱りすぎると最初はその刺激に対して静かにするという反応が一旦強化され条件付けられるものの、刺激を頻繁に行なうことにより刺激に対する閾値が上がるとともに反射が弱くなり、学級がコントロールできなくなる一方、ほめないがために、叱られることで先生の目を自分に向けるいわば負の強化が条件付けられ、より一層学級崩壊となると。
そこまでいくと、先生から与えられる刺激に対して反応しないという条件付けが自発的に(オペラント的に)子どもの中に発生し、それを見た他の子どもが学習しさらなる崩壊を招く、そんなところになっているんでしょうかね。
何か前にもこんな回答をした記憶があります。
それはさておき、いじめについては、負の行動強化がやはり条件付けられているのではないかと思います。自分からいじめるかシカトしないと自分が被害を被る、そこでオペラント条件付けが効いていて、その連鎖を(本人たちも)止められなくなっているのではないでしょうか。

いずれにしても、教師の心理学サイドから見た思考および指導法が未熟であると感じます。知識はあるんでしょうが(教育心理学の単位は必修ですからね、薄っぺらいけど)、それが実践に結びつかない、その上、逆方向に強化してしまいがちなのは困ったもんですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
一読させていただいて思ったのですが、こういったいじめに対する
論理的な解釈というのがまだまだ一般的でないように思います。

現実の場での対応は、自分の生の反応が出てしまいますよね。
その生の反応というのは、なんらかの訓練を積んだあとでないと、
どうしても頭でわかっている理論が反映されないような気がします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/01/21 05:21

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Q古典的条件付けと道具的(オペラント)条件付けの違い

古典的条件付けと道具的(オペラント)条件付けの違いがよくわかりません。どういうものなのか、という定義を教えていただけないでしょうか?

Aベストアンサー

前の人の補足です。

R:反応
S:刺激

古典的条件付けの例は、「梅干を見たら、唾が出る」。
「梅干を見る」が刺激で、「唾が出る」というのが反応です。
このように、刺激があってすぐに反応がある、という単純なのが古典的条件付け。パブロフの犬の実験も有名ですが、日常生活の例のほうが分かりやすいでしょ。

で、オペラント条件付けは、
先ほどの例がただただ与えられるだけだったものが、今度は被験者の行動も関わってくるようになるのです。
つまり、
私が勉強をしているときには、悪口を言わない。勉強をやめたら、悪口を言われる。
こうすると、「悪口を言われる」という嫌な刺激をとめるためには「勉強をする」という行為が必要なことを学習し、勉強します。このように、ある刺激をとめるために、何らかの行動を起こすようになる、このような条件付けをオペラント条件付けといいます。

なお、オペラント条件付けの場合、「何らかの行動をしたら、その報酬をもらえる」という繰り返しをして条件付けするという逆もあります。
「勉強したら褒める」、これも立派な条件付けです。

で、すみませんが、定義に関しては心理学辞典を参考にしてください。それが確実だと思います。

前の人の補足です。

R:反応
S:刺激

古典的条件付けの例は、「梅干を見たら、唾が出る」。
「梅干を見る」が刺激で、「唾が出る」というのが反応です。
このように、刺激があってすぐに反応がある、という単純なのが古典的条件付け。パブロフの犬の実験も有名ですが、日常生活の例のほうが分かりやすいでしょ。

で、オペラント条件付けは、
先ほどの例がただただ与えられるだけだったものが、今度は被験者の行動も関わってくるようになるのです。
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Qレスポンド条件付けとオペラント条件付け

レスポンド条件付けとオペラント条件付けの共通点と差異点についてわかりやすく日本語で説明していただきたいです><
授業でもほぼ教科書と同内容でわかりづらいところが多々あります。

他の質問も見てましたが、別の人の補足も多くてバラバラな面も多くて混乱してきました。
出来ればもっとわかりやすく、整理された内容をお願いします;

具体的な例も最後に出してもらえるとたすかります。

Aベストアンサー

古典的条件付け(パブロフの条件付け)とオペランド条件付け(スキナーの条件付け)は
先のお二方の言った通りです。

ただ、ここで、簡単な見分け方があるのでそれを紹介します。

条件付けが強化の原理によって行われており、すなわち強化子がある場合、
オペランド条件付けです。
強化の原理が存在せずに、すなわち強化子が存在しないなら、古典的条件付けです。

例として、負の強化を出して説明します。

梅干しを見ると唾液が出ます。
この条件付けが強化の原理に従うなら、たとえば、
梅干しを見た直後にボコボコにされることを繰り返せば、唾液が出なくなるはずです。
しかし、そんなことはありません。
従って、この条件付けは古典的条件付けです。

子供の学習を例にとります。
学習は親がほめるなど、正の強化子が与えられると、それが促進されます。
子供が良い成績を取ったとき、親がボコボコにしたなら、そして、それが繰り返されたなら
子供は勉強をしなくなります。
従って、これはオペランド条件付けです。

スキナーボックスを覚えてますか?
レバーを押すとえさが出ますよね。このえさが強化子です。
従って、当たり前ですが、スキナーの条件付けはオペランド条件付けです。

分かりましたか?

昔、教授からこんなことを言われました。(ちょっと意地悪です)
目に息を吹きかけるとまぶたをつむります。
これは、古典的条件付けか、オペラント条件付けか。
まぶたをつむるのが、反射だとしたら、これは、古典的条件付けです。
しかし、息を吹きかけられると、不快で、まぶたを閉じるをその不快が取り除かれる、
というなら、強化子が存在するので、これはオペラント条件付けとなるでしょう。
正直今もって、どちらか分かりません。

心理学通を自称する人に、(時には教授に)この問題を出すと、
おもしろいかも知れませんよ!

古典的条件付け(パブロフの条件付け)とオペランド条件付け(スキナーの条件付け)は
先のお二方の言った通りです。

ただ、ここで、簡単な見分け方があるのでそれを紹介します。

条件付けが強化の原理によって行われており、すなわち強化子がある場合、
オペランド条件付けです。
強化の原理が存在せずに、すなわち強化子が存在しないなら、古典的条件付けです。

例として、負の強化を出して説明します。

梅干しを見ると唾液が出ます。
この条件付けが強化の原理に従うなら、たとえば、
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Qオペラント条件付けについて

スキナーやソーンダイクのオペラント条件付けについて、

猫がレバーを押すことを習得する。
  レバー・・・押 す > えさが出てくる・・・食べる
  (CS)   (CR)    (U S)       (UR)

となると思うのですが、もっと親しみやすい日常にあるよい
例をご存知の方いらっしゃいませんか?

人が梅干を見ると、よだれが出るのは違いますよね?

Aベストアンサー

まず「オペラント条件付け」の「オペラント」とは、「反応などを生起させる刺激が明らかでない場合に起きる行動(研究社英和大辞典第五版)」という意味です。酸っぱいものを食べるとヨダレが出る、というのは「反応(ヨダレが出る)を生起させる刺激(酸っぱいものを食べる)」が明らかですから、オペラント的ではありません。また、「梅干を見るとヨダレが出る」というのは、

  梅干を食べると、酸っぱくてヨダレが出た
  →梅干は酸っぱいと学習する
  →梅干を見るだけで食べなくてもヨダレが出る

という、「古典的条件付け」の例です。良く知られているものに「パブロフの犬の実験」があります。

 さて、オペラント条件付けの方に話を戻しましょう。人間の例としては、たとえば次のものがあります。

  子供に本を読ませたいが、どうすればよいか?
  まず目の前に本を置いておいた。
  子供は最初は興味を示したが、
  すぐ飽きて止めてしまった。
  さて、どうすれば飽きずに読むようになるだろうか?

 この場合、本を「刺激」、読むという行為を「反応」と考えると、刺激しても反応が十分でないわけで、古典的条件付けでは説明できません。「オペラント条件付け」とは、この読むという反応(オペラント)を強化するような条件を与えることです。では、どうすれば読むという反応は強化できるのでしょうか。

  子供が本を開いたら、
  あら、本を読むの、えらいわねー、と誉めてあげた。
  子供は喜び、次のページを開いた。
  また誉めてあげた。一緒に読んであげた。
  子供はさらに喜んで、次のページを開いた・・・

 この場合は、「誉める」という新たな条件が刺激となって、子供の「本を読む」という行為が強化されたわけです。つまりオペラント条件付けでは、

  ある生命体が、自発的に行動するとき、
  その行動を強化する条件を与えること。
  強化された内容を生命体は学習する。

という図式が成立します。最初はあまり興味を示さなかった本を、子供が自発的に読み始めるまでには、それを強化する「誉める」という条件が必要だったわけで、子供は「本を読んだら誉めてもらえる→誉められると嬉しいから本を読む」と学習したわけです。動物に芸を教えるときに餌を使うのも、これと同じだといえるでしょう。いかがでしょうか?

まず「オペラント条件付け」の「オペラント」とは、「反応などを生起させる刺激が明らかでない場合に起きる行動(研究社英和大辞典第五版)」という意味です。酸っぱいものを食べるとヨダレが出る、というのは「反応(ヨダレが出る)を生起させる刺激(酸っぱいものを食べる)」が明らかですから、オペラント的ではありません。また、「梅干を見るとヨダレが出る」というのは、

  梅干を食べると、酸っぱくてヨダレが出た
  →梅干は酸っぱいと学習する
  →梅干を見るだけで食べなくてもヨダレが出る

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Qオペラント条件付けと過剰規則化

某大学院前期課程を受けようとしてます。

で、心理系ではないのですが、あることについて心理学的アプローチをしようと試みています。

で、研究計画書を書いてるのですが、「オペラント条件付け」というのは現在では使わないような概念なのでしょうか?
(どっかでそんな記述を見かけたような気が)

また、過剰規則化とオペラント条件付けとの関係はどのようなものでしょうか?
(直接的には関係ない?)

以上、よろしくお願いします

Aベストアンサー

この間はじめて「オペラント条件付け」という語を知りまして、意味すら分かりませんでした(苦笑)

今年の3月に出た本の中で使われていたので、現在では使わないということはないのだろうと思います。

『ひきこもり考』という本で、第4章 <「ひきこもり」と学習>だったと思います。

何しろ知ったばかりの言葉でろくに理解していませんが、とりあえず、使われていましたということで・・・。
著者は境泉洋(さかい・もとひろ)氏。本が手元にないのでネットでプロフィールを探してみたところ、1976年生まれとありましたので、古い世代の人が使う概念というのでもないのでしょう。

参考URL:http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=11225

Qこの文は「オペラント条件づけ」と「古典的条件づけ」のどちらですか?

例えば、部屋がとても暑い時に、「窓を開ける」という行動をします。これによって外気の涼しい風を取り得れることができるという報酬を受け取ることができます。涼しい風を直接求めるのではなくて、窓を開けるという行動によって間接的に受け取るわけです。」

Aベストアンサー

> オペラント条件付けのサイトに載っていたんですが。

それでもダメなものはダメということですよね。

> この文は「オペラント条件づけ」と「古典的条件づけ」のどちらですか?

オペラント条件づけでしょう。


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