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論文である刺激に対して生成されるタンパクのmRNAとタンパクそのものを測定していたのですが、これはその刺激の制御が転写レベルか翻訳レベルかを調べることが目的なのでしょうか。
それとも転写されても翻訳されないことがあるからということなのでしょうか。
素人にもわかるように教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (3件)

これはその刺激の制御が転写レベルか翻訳レベルかを調べることが目的なのでしょうか


>そうだと思います。
転写レベルというのは核を経由する刺激の伝達が起こっている証拠ですし、翻訳レベルというのは細胞質で制御されている。つまり、核を経由しないということです。
核を経由するか・しないかは非常に大きな違いなので。
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以前は転写されれば蛋白質に翻訳されるという考えが一般的で、mRNAを測定するだけ、あるいは蛋白を測定するだけでも論文として成り立っていました。


しかしながら、転写後のmRNAに結合してその翻訳を調節する蛋白質が存在する事などが明らかになり、mRNA=蛋白という事が正しいことであると言い切れなくなってきました。
なので、両方を調べたのだと思いますし、最近の論文では両方を求められることが多いのが事実です。
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「それとも」の前後の、両方の可能性があります。


その刺激がどのステップに作用することにより、
生成されるたんぱく質量が変化するのかを調べているのだと思います。

ノーザンブロット解析やリアルタイムPCRではmRNAの量、
ウエスタンブロット解析ではたんぱく質の量
を調べますが、

他にもたんぱく質量の変化が、

転写量の変化によるものなのか、(run-on assay等)
翻訳レベルなのか、(パルスラベル後ののウエスタンブロット解析等)
たんぱく質の分解の抑制(促進)によるものなのか(CHC処理やパルスラベル後のウエスタンブロット解析等)

を調べることがあります。

http://plaza.umin.ac.jp/~niken/program/a09.pdf
ではmRNA量、たんぱく質の合成量、分解を調べていますね。
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