
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
4の回答に補足。
>杉の周りは陽が当たらず他の植物は育ちにくくなります
ススキなどの植物は、杉の作る日陰によって駆逐できるのですが、
杉自体も、陽が当たらないと育ちにくいので、まだ若いうちには群生できても、生い茂ったやつは自らの日陰によって次世代が育たないので、やがて「ブナ」など日陰に強い植物の「極相林」にかわっていくことになります。
まあ、杉や檜の森、というのは「過渡期の森林」ということができるでしょう。
受粉の確率からいえば、一番高いのは「自家受粉」ですね。「虫」はけっこう確率高いと思います。花粉の量を見ると「虫媒花」のほうが「風媒花」より少ないですから、それだけ効率がいいのだといえるでしょう。
ありがとうございました。詳しく書いていただいて、本当によくわかりました。自然ってすごいなぁって改めて感じました。勉強になりました。ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
再びADEMUです。
もし、同じ木の中でしか受粉できないとすると、頼りは虫や鳥のようなものを媒体として行わなければなりません。そうなると非常に確率が悪くなります。
しかし、この方法ですとお互いに花粉が飛びますので受粉する確率が非常に高くなります。雨が降るとこれも効果的ではなくなってしまいますが、杉もそれがわかるのか(湿度の関係)晴れた日に花粉を放出します。よく3月ころの天気予報で花粉情報をやっていますが、晴れた日は良く飛ぶのはこのせいでしょう。
杉は自然界では群生しているのですが、杉の周りは陽が当たらず他の植物は育ちにくくなります。こうやって次第に勢力を広げていくのです。
また、遺伝的に考えても優性遺伝子を持つ種が適応しやすい環境を作っているとも考えられます。
質問の質問に答えていただいて、本当にありがとうございました。
やっぱり理由があったんですね。自然ってすごいです。
よくわかりました。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
>本当に同じ木なら何故あんなに飛ばす必要があるんでしょうねぇ
花粉のことですね。
いまでこそ、杉は植林されていますから、まわりは杉だらけですが、自然界では生存競争があります。どんぐり関係は、あとからやってきても生育できますが、杉は日当たりの悪いところで生育できないので、まだ明るい他のきのおいしげっていないうちに成長しなければなりません。
とにかく、早く種をつくってばら撒かないといけない。
同じ木で自家受粉する植物もありますが、遺伝子は広く散らばった方が安全。杉の花粉は風任せなので、ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる、で、たくさん、遠くへ散らばらせる必要があるわけです。
No.1
- 回答日時:
ありがとうございます。早速HP見に行かせていただきました。本当に同じ木なら何故あんなに飛ばす必要があるんでしょうねぇ。謎が一つ消えてまた一つ出来てしまいました~。ご存知無いですか?
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