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勿論ここでの「山ほととぎす」の意味は「山からほととぎす(鳥)の鳴き声が聴こえてくるのが素晴らしい」といった意味なのだと思います。

しかし、多分20年ぐらい前だと思うのですが、これは、鳥のホトトギスではなく、植物の「山ほととぎす」(こういった名前の植物があります)を指しているのだと書いた文献を読んだ記憶があるのです。

ところが、今、いくらネットで調べてみても「ほととぎす=鳥」以外の解釈をしているものは見つかりません。

果たして、「山ほととぎす=植物」といった説もごく少数なりとも存在するのでしょうか。それとも、100%どう考えても私の記憶違いなのでしょうか。

A 回答 (3件)

[目に青葉 山ほととぎす 初がつを]


まず、この句は【目には青葉 山ほととぎす 初がつを】が正しいものです。

「ほととぎす」という植物は実在しますよ。以下をご覧下さい。
 

>花の名はホトトギス。鳥と同じだ。
>それもそのはず、花びらの斑点が鳥ホトトギスの腹部模>様に似ていることから付けッられたのだという。
>サギソウ(鷺草)やクジャクソウ(孔雀草)など鳥の名>を付けた花はいくつかある。が、ソウ(草)が付かず、>鳥の名とそっくり同じというのも珍しい(漢字では「杜>鵑草」と書く。それでホトトギスと読む)。

では、この花が質問者さんの言う「山ほととぎす」なのかというと、そうではないのです。

鳥は初夏。小学校の時に唄った唱歌「夏は来ぬ」の一節に、「卯の花の匂う垣根に、ホトトギス、早やも来鳴きて、忍び音もらす、夏は来ぬ」とあったことからも明らかですね。

ところが、花ホトトギスは秋盛りに咲く花なのです。

ここに、秋盛りに咲く花ホトトギスを素堂の句に真似た面白い句があります。
「目には紅葉ヤマホトトギス戻り鰹」(字余り)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
改めて調べなおしてみたところ、私が「山ホトトギス(花)」だと思っていたものは「ホトトギス(花)」だったようです。というか、ホトトギス≧山ホトトギス(ユリ≧カサブランカ のような関係)だったのですね。
しかし、山ホトトギス=植物説はどうやらありえないようですね(苦笑)
どうして私はそんな思い込みを…謎です。

お礼日時:2006/03/11 22:20

やはり、鳥のホトトギスでしょうね。



http://www.ris.ac.jp/kokubun/kotoba/kon1.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。このサイトは自分で探している時にも見つけたのですが、やはり鳥ですよね。

お礼日時:2006/03/11 19:22

初鰹って4月~5月くらいに食べませんか?


山杜鵑草(やまほととぎす)の開花は7~9月らしいですから多分「鳥」の「ほととぎす」でないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうか、季節的にみても山杜鵑草説は無理がありますか。はぁ…。

お礼日時:2006/03/11 19:21

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