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シェイクスピアに時代の宗教的な背景が知りたいのですが、
このころはピューリタンとかが出てきたりして、男女は平等だという考えが出てきていた時代だったと聞いたのですが、シェイクスピアもそういった考えに影響を受けて作品を書いていたのでしょうか?

こういったことがわかるようなホームページ等をご存知でしたら教えて下さい。
探してみたのですが今一書いてる人によって違うことが書いてあったりするのでよくわからなくて・・。

A 回答 (1件)

シェイクスピア時代の 「宗教的な背景」 については、歴史の本に書かれていることは同じはずです。

おおまかに、カトリック、イギリス国教会、国教会改革派 (ピューリタン) のせめぎあいがありました。
しかし、シェイクスピアがそれらの宗教から影響を受けたのかどうか、受けたとすればどのように受けたのか、ということについては、単純な結論がないようです。人によって書いていることが違うわけです。

Wikipedia には、 「シェイクスピアの宗教」 に関する代表的な意見が紹介されています。それによると、シェイクスピアがいずれかの宗派に属したとすればカトリックの可能性が高いが、熱烈な信者というわけではなかったようだ、とまとめることができそうです。

「男女は平等だという考え」 などの背景については、宗教というより、宗教もふくめた (ピューリタンなどのプロテスタントだけでなく、カトリック、国教会もふくめた)、ルネッサンスの影響として解説されることが多いと思います。
( ちなみに、イギリス・ルネッサンスの最盛期であるエリザベス朝における 「新プラトニズム」 の影響を論じたフランセス・イェイツという歴史学者の本を読んだことがありますが、おもしろかったです。「新プラトニズム」 というのは、かんたんにいえば魔術のことで、ギリシア哲学とユダヤ・キリスト教が結びついた、当時の神秘主義思想です。シェイクスピアの 「宗教的な背景」 にも、あるいは関連するかもしれません。)

「ピューリタン」 については、むしろシェイクスピアと対立していたとしてもおかしくはありません。なにしろ、清教徒革命がおこると、それまで劇場を敵視していたピューリタンによって、グローブ座も閉鎖、取り壊されるのですから。
それでも Wikipedia では、シェイクスピアとピューリタンのつながりを論じた研究も紹介されています。

http://en.wikipedia.org/wiki/Shakespeare ( 5.2 Religion )
その他 Wikipedia の関連項目を参照
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