
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
精子と卵子には、一組ずつのDNAが含まれていて、これに遺伝情報がみな記録されているのはご存じの通りと思います。
このDNAの遺伝情報は、DNAがちょん切れたり、ダメージを受けたりすると、当然壊れてしまいますので、DNAが、よりたくさんのダメージを受けた細胞は、その後、正常な機能を発揮しない可能性が、そうでない細胞よりも高くなります。女性の卵子は、卵巣の中で、「卵母細胞」という卵子の一つ前の状態で保持されます。実はこの卵母細胞は、その女性が胎児だった頃につくられ、生まれた後は、大人になって1つづつ排卵されるまで、ずっとそのままの状態で維持され、排卵されてから最終的な卵子になります。それで、問題はその細胞の維持のされ方です。実は卵母細胞という細胞は、細胞分裂の途中の状態なんです。そもそも細胞分裂の途中という状態は、DNAが非常にダメージを受けやすくなるときです。外からの放射線、化学物質(タバコなども)などがDNAにダメージを与える原因になります。つまり、その女性が生まれてからずっとの間に経験したものが、少しづつ卵子のDNAのダメージとして蓄積される訳です。したがって、40才の女性の卵子は、20才の女性の卵子よりも、倍ぐらい多くの期間を生きていますので、それだけ多くのDNAのダメージを抱えていることが予想されます。これを、卵子の老化と呼んでいます。
もちろん、精子(とその一つ前の精母細胞)も同様にこのDNAダメージは受けますが、精子は、男性の精巣では、精子のおおもとの細胞がどんどん分裂して、常に新しいものが作られ、古いものは捨てられていきますので、仮に放射線を浴びて精母細胞のDNAがダメージを受け、ダメージを受けた精子ばかりが作られるようになってしまっても、数カ月すると、ダメージを受けていない精母細胞(そして精子)がまた作られてきます。そのおおもとの細胞は、ずっと維持されているのですが、この細胞は、(細胞分裂の途中で止まっている卵母細胞に比べて、ですが)あまり放射線や化学物質に感受性が高くないそうです。ですから、精子ももちろんDNAダメージが蓄積されますが、卵子のDNAのダメージよりは、度合が小さいということです。
卵子や精子のDNAにダメージが多くなると、のちに形成されていく体で行われる、様々な機能が、正しくはたらかない確率が高くなってきます。これらは、遺伝子レベルや染色体レベルの「先天性の病気」としてまとめて考えることができると思います。注意すべきなのは、これはあくまでも確率が高くなるという問題であって、必ずそうなる、という訳ではないことです。長くなりました。
No.3
- 回答日時:
No.1
- 回答日時:
女性は性的に老化が早いので卵子も速く老化します
それに卵子は受精の際に競争しないので老化卵子の場合受精できないか受精しても障害の発生確率が高いのです
最もいい卵子は25際未満ですが20代ならばokです
男の子の場合は性染色体がxyでxが卵子からくるので高齢出産は避けるべきです
女の子の場合は性染色体がxxなので卵子が少々悪くても精子が補うことができます
男子は遅くとも20代に女の子は34までに産むようにすべきです
精子は競争してオリンピックチャンピョンだけが受精できるのと男の性的老化はゆっくりなので女性より深刻ではありません
25才の女性と70才の男性の子供と
25才の女性と25才の男性の子供との能力差はほとんどないと思います(ただし自然分娩)
しかし40才の女性のと25才の男性の子供は問題が起こりやすいでしょう
特に男の子の場合問題が起こりやすいですね
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