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No.3
- 回答日時:
貝類の殻は石灰と同様で炭酸カルシウムが主成分です。
但し貝の種類によっては、殻の一部がカルサイト化し方解石となっている場合や、炭酸カルシウムの含有量や結晶構造が異なるアラゴナイト化している場合があります。余談ですが人や動物の骨は燐酸カルシウムで出来ています。よって燃やすと多少臭みがあります。
「燃える」と言う疑問に対しては・・燃焼の定義となると酸化反応ですから、貝殻の場合は酸素と反応させると、酸化カルシウムCaOとなります。つまり燃焼します。
炭酸カルシウムの場合、800℃以上の高温(分解点、825℃)で熱しその後、常温で放置すると崩壊が始まりますが、貝殻の場合10~20の破片に壊れてもやはり貝の形が残ってしまいます。これを力で粉々にする為には大変手間がかかるのですが・・・以外と簡単な方法があります。それは殻を熱した後、殻体積の10分の1ぐらいの水に漬け、殻に充分に水を染み込ませます。そして約15分ほど待つと、殻は熱を発散しながら見事に粉々に崩壊してしまいます。つまり水と反応させて消石灰化させるのです。(水酸化カルシウムCa(OH)2) この方法ですと粉砕にコストがかかりません。粒子は細かく更に炭酸ガスと反応させると沈降炭酸カルシウムが採取出来ます。
粉になった貝殻の利用方法としては、これを錠剤に固めたカルシウム剤が主流で、骨粗しょう症などの予防に効果があります。またアルカリが強いので園芸用の土壌改良剤として酸性土壌を中和するのに利用されたり、鶏などの家畜の配合飼料としても使われます。そして最近では内装用の壁用塗料に混ぜ込み使用される事があります。これは貝の殻の成分中に、シックハウス症候群などの原因物質であるホルムアルデヒドを抑える効果があると認められているためです。貝殻もただ、ごみとして捨ててしまうのはもったいない様ですね。
余談はこのぐらいにしまして・・・・
あと可燃ごみとして処理される理由としては、貝は殻の先まで肉が詰まっているので、調理の際に途中で切れてしまう場合が多いと言う事です。殻の奥の部分に肉が残ると、夏場など数時間も経てば腐って悪臭を放ちます。小蝿などが発生して衛生上好ましくないので、生ごみと同じ扱いとして処理されることが多いのでしょう。
貝が燃焼することが判ったので、これからは皆さん気兼ねなく「燃えるごみ」として出すことが出来ますね。
No.2
- 回答日時:
全然関係ない回答でスミマセン。
分別に困るので、コンクリートブロックとハンマーで砕いてプランターや花壇の土に混ぜています。
前の方の回答の通り、炭酸カルシウムなので土壌改良剤(PH調整剤)として使えますし、地元青森はホタテの養殖が盛んで、実際に貝殻を砕いた商品もあります。
なお、甲殻類の殻も理想的な肥料として利用できます。エビフライのシッポを鉢植えに挿しておくと良いとTVで紹介していました。
私は砕いた貝殻を凍結路面のスリップ緩和材として利用できないか考えてます。岩手ではたくさん採れるスレートの屑を実際に路面に撒いているようですし・・・。
余談失礼いたしました。
No.1
- 回答日時:
貝殻や卵殻の主成分は炭酸カルシウムCaCO3です.
CaCO3 → CaO + CO2
こうやって,900℃以上で加熱すると酸化カルシウムになり,CaCO3の結晶構造が変化して,粉々になると考えられます.ので,一応「可燃」です.
しかし,それを「燃えるごみ」として扱うかどうかは,地方自治体によって異なるようで,不燃ごみとして扱っているところもあるようです.ちなみに,東京都の場合は燃えるごみのようです.
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