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よくこのピックアップは高出力だとか出力が低いとか聞きますが出力とは何ですか?
また高い、低いではメリットデメリットなどあるんでしょうか?
抵抗値が~10k~の抵抗値も音に関係するんでしょうか?

A 回答 (3件)

エレキギターのピックアップは、磁石の周りに髪の毛より細い銅線を6000回程度巻いたもの(コイル)です。

その付近で、鉄で出来た弦が振動するので、周りの磁場が変化し、電気が発生します。
高出力と言った場合は、通常、このコイルの巻き数が多い、もしくは磁力が強いことにより起電力が大きい事を示します。
コイルの巻き数が多いと起電力を稼げますが、コイル自体は高音を通過させにくいので、あまり巻き数が多いと高次の倍音が出なくなります。
そのことから、高出力のピックアップだと繊細さ(これは高次の倍音成分が、どの程度、その音に入るかということと関係がある様です)に欠けるとか、太すぎるとか言われます。
この他、磁石の磁力の強度でも、音が変わる様です。

コイルの巻き数が多いと、交流の電気に対する抵抗(インピーダンス)が変わります。これは、その交流の周波数に依存しますが、その目安として、直流に対する抵抗値(これはテスターで簡単に測定出来ます。)が表示されます。

#でも、ここまで判っても、ピックアップを変えると、音がどうなるっていうのは、博打に近い(^^;)んですよねぇ。

この回答への補足

ピックアップ換えてみましたが正直失敗してしまったように感じます…
でもこれを糧にしてがんばっていきたいとおもいます。
どうもありがとうございました。

補足日時:2006/10/27 23:20
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ピックアップは弦の機械的な振動を電気信号に変えるものです。

その電気信号の大きさが出力です。この電気信号をアンプで増幅してエレキギターの音になります。
出力はピックアップ内のコイルの巻き数に比例します。巻き数が大きくなると、必然的にコイルの電気抵抗値も大きくなります。つまり抵抗値と出力が比例することになります。
巻き数が多いと出力が大きく(音量も大きく)なりますが、アンプでの増幅量に比べればピックアップ本体の出力差は僅かなものです。また巻き数が多いと出力が大きくなる反面、高域がピックアップ自らに消費され特有の音になります。それで高出力(出力が大きいが、こもった感じの音)を好む人あればあえて低出力(出力は小さいが、カラッとした音)を選ぶ人もいます。
ピックアップ本体にプリアンプを内蔵することで、少ない巻き数にもかかわらず高出力を実現しているのがEMG等のアクティヴタイプです(ローノイズ化が一番の売りですが)。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
非常に参考になります。
ありがとうございました。

補足日時:2006/10/27 23:19
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 聞き比べるのが良いのですが、アンプのみで音を歪ませてみると差が分かるを思います。



 高出力(レスポールに搭載されているハンバッキングタイプなど)は、歪み易いです。

 低出力(ストラトのシングルタイプなど)は、クリアな音が出易いですね。。

 ブルースロック系のクリアな音が好まれるソロでは、低出力のシングルタイプが向いているでしょう。

 メタル系のヘビーな音が好まれるソロでは、高出力のハンバッキングタイプが向いているでしょう。
 
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
回答感謝いたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/27 23:12

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