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乳幼児心理学の講義で習ったのですが、
「自己の永続性」の意味がわかりません。
対象の永続性は分かるのですが・・・。

分かる方どうか教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (1件)

自信が無いのですが発達心理学、対象の永続性という所から察するに


ピアジェの自己中心性のことでしょうか?違っていたらごめんなさい。

ピアジェの提唱した認知発達過程の第二期、前操作期(2~7歳)の幼児に
見られる、主観経験と客観経験を区別できず全て主観として捕らえてしまう
傾向のことです。

ピアジェは三つ山の実験でこれを例証しました。
まず前操作期の子供を三つ山の風景の模型の前に座らせます。
次に人形を模型の前に置きます。ただしこの時子供が居る所とは
別の場所になるように。そして子供に「人形からこの模型の景色は
どう見えているか?」と尋ねます。すると子供は人形から見えるであろう
景色ではなく、自分自身が見ている景色を人形も見ている、と答えたのです。

このように「他人の観点」を理解する認知能力が未発達で、
結果として無意識に自分自身の認知を偏重してしまう、これが自己中心性です。

長々と説明してしまいましたがもし発達心理に他に「自己の永続性」という
トピックがあったら……申し訳ありません;
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