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アルカリイオン水の効能についての記述をよく見かけます。
アルカリイオン水に効能があるのであれば、使ってみたいのですが、
その安定性(アルカリイオン水として有効な期間)に疑問を感じているので
どなたか回答いただけないでしょうか?
あるいは、私の問いに回答しているWeb Siteがあれば紹介いただけない
でしょうか?

[質問(1)]
水の電気分解により陰極近傍でアルカリイオン水を生成するところまでは
理解できますが、電気分解を停止後、このアルカリイオン水はどの程度
安定して存在できるのでしょうか?
アルカリイオン水整製器の中では電子が偏在している状態であり、
これはとても不安定な状態に思えます。
アルカリイオン水は生成直後水中、あるいは空気中の何らかの分子に電子を
受け渡し、中性な水に戻ってしまわないのでしょうか?

[質問(2)]
仮にこの状態で一定期間安定を保てたとして、お茶やコーヒーを抽出する
ために加熱した場合には、その熱エネルギーによってより安定な状態へ戻って
しまわないのでしょうか?

A 回答 (7件)

rei00さん#4の参考URLの質問者です。



>e-を過剰に含有する水を整水器から取り出しても//
凡人化学屋の常識(固い頭?)では、過剰のe-が安定に存在している
ことは理解できません。「溶存水素の還元力」が「e-の存在」に
すり替わって語られているのではないでしょうか?

>アルカリイオン整水器は必要ない気がします//
ビジネスのスタイルや唱われる効果に疑問を感じることも多々あり、
買おうとは思いませんが、わざわざ電気分解で希水酸化ナトリウム
水溶液を調整するには「それなり」の意義があるような気もします。

粒状水酸化ナトリウムを溶解したり、溶存水素濃度をあげるために
水素ガスを吹き込むことは、少なくとも家庭では危険すぎましょう。
電気分解であれば、隔膜を介する流れや電解電圧の制御によって、
安全に「溶存水素に富んだ希水酸化ナトリウム水溶液」が調製できる
のでしょう。溶存水素の保存安定性は期待薄と感じます。(自信なし)
希NaOHは、空気中のCO2を吸収して炭酸塩になる傾向はあるはず
ですが、酸性物質と混ぜなければ、そこそこ安定でしょうね。

陽極側の次亜塩素酸の意義は、よりハッキリしているように思います。
塩素系漂白剤としてお馴染みのNaClOはpHが高く、中和の制御を誤れば
塩素中毒のリスク(混ぜるな!危険)があり、使用後に塩類が残留します。
一方、金属イオンを陰極側に移行させる電気分解を制御すれば、
塩類の残留しないHClO水溶液(保存安定性は悪い)が作れますね。
医療器具の消毒などに用いられているのは、なるほどという気がします。
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この回答へのお礼

再度ご回答ありがとうございます。
ご好意に甘えてもう少し質問させてください。
溶存水素は水素分子H2でしょうか?
この溶存水素の還元力が高いため、アルカリイオン水はアルカリ性を示す
との理解でよいでしょうか?
そうだとすると溶存水素が安定して存在できること=アルカリイオン水の安定性
と言い換えられますね。
ところでこの水を煮沸した場合にはどうなるのでしょうか?
溶存水素は気体となり、きっとアルカリイオン水中の溶存水素濃度は低下しますね。
そうするとアルカリイオン水は煮沸してはいけない(効果が消失)ということになりますか?
私の理解であっておりますでしょうか?

電気分解の有効性については納得いたしました。
再度お礼申し上げます。

お礼日時:2002/03/13 00:42

アルカリイオン水や強酸性電解水等の電解水(これらを総称して機能水とも言われています)の医療分野での使用・普及が進んでおりますが、数年前、日本テレビで「驚異の水」として放映され、ブームを巻き起こしました。

きちんとした学問的な裏づけなく使用したため、トラブルを起こしたことも事実のようです。この水が医学界でも受け入れてもらえるよう、水そのものの研究とか、生体に及ぼす影響等々の研究が機能水研究振興財団、ウオーター研究会、機能水医療研究会、アルカリイオン水協議会等々で行われている所です。研究会が定期的に行われていますので、参加されてはどうですか。機能水研究振興財団のホームページ(下記URL)で情報が得られると思います。現在では、医療分野に限らず、食品分野(衛生管理)、農業分野等にも普及しつつあるようです。
(その他情報)
・アルカリイオン水の医学的研究はかなり進んでいます。
・日本を代表する某ホテルでは料理にアルカリイオン水を使用している由です。
 -以上-

参考URL:http://www.fwf.or.jp
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この回答へのお礼

k-ishiさん、ご回答ありがとうございます。
ご紹介いただいたURLを訪問してみました。
アルカリイオン水は巷で売られているその他の健康グッズなどよりは
ずっと学問的研究がされていると思いますが、それでも一般ユーザには
きちんと伝わっていないようですので、こういった期間できちんと整理
していただけるとよいと思いました。

お礼日時:2002/03/24 21:02

>溶存水素は水素分子H2でしょうか?//


そうだと思いますが、微視的な存在様式までは存じません。

>この溶存水素の還元力が高いため、アルカリイオン水はアルカリ性を示す//
混乱されているようですね。『アルカリ』の語意には曖昧な点もありますが、
『アルカリ性』を示すのは「水溶液中の OH- 」です。酸化還元反応がpHの
影響を受けることは多々ありますが、 「アルカリ性と還元性」「酸性と酸化性」
は基本的に別物(質問181110お礼#5)です。 ここだけ「自信あり」

>この水を煮沸した場合には(中略) 溶存水素は気体となり//
私もそんな気がするんですけど、データを見たことがありませんので・・・
質問181110お礼#6に引用したページには、溶存水素濃度の経時変化(冷蔵)
のグラフがありましたが、解像度が低くて、数字は読めませんでした。
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この回答へのお礼

loveovoさん、度々のご回答ありがとうございました。
確かにご指摘のように、いろいろと混乱しております。
酸性/アルカリ性は学校では最初水素イオンの量として学習し、
その後電子の受け渡しとして教わったように思います。
結局のところ、アルカリイオン水でお茶を飲むのがおいしいかどうかの
結論は今のところは出ませんが、いろいろな方とのやり取りを通じて、
学生時代に戻ったように勉強させていただきました。
ご指摘いただいた内容を参考に、もう少し自分なりに勉強してみようと思います。

お礼日時:2002/03/14 23:57

 御質問文を拝見する限りは,多少専門的な記述になっても大丈夫なようですので,過去の類似質問を御紹介いたします。

ご覧になってみて下さい。

◎ QNo.181110 「電解水」を電気化学的に説明すると?
 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=181110

 私を始め数名の化学屋が回答しております。
 

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=181110
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この回答へのお礼

大変参考になるURLをご紹介いただきありがとうございました。
アルカリイオン水の正体が見えてきた気がしますが、e-を過剰に含有する水を
整水器から取り出しても安定に存在できるか、まだよくわかりません。
他の方からも回答をいただいていますが、結局水酸化ナトリウム水溶液として
アルカリ性を示しているのでしょうか?
それであれば、高いアルカリイオン整水器は必要ない気がしますね。

お礼日時:2002/03/12 01:13

「アルカリイオン」で質問検索すると、たくさん出ています。

(「経験談」の類が多いようですが)

(1)
化学実験のビーカーなどでしたら、電気を止めたら、+-両極のイオンは拡散するので中性に戻るはずですが、電気を切った段階で「まざらない」ような設計になってると思います。

(2)
電解液として、食塩を加えていた場合は、+側にはCl-イオン、-側にはNa+イオンが集まるため、液体としては、それぞれ酸性水=「次亜塩素酸」(いわゆる塩素漂白剤)と、アルカリ性水=「水酸化ナトリウム」が生成すると思いますが、
次亜塩素酸は不安定なので、煮沸すれば分解して塩素ガスとなって出て行くでしょうが、水酸化ナトリウムは、煮沸では分解しないでしょう。

電解液にくわえる物質によって、生成物質は違いますが、塩化カルシウムを加えた場合は「アルカリ・・」は「水酸化カルシウム」(いわゆる石灰水)になります。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=115360
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
この回答から、アルカリイオン水の正体は水酸化ナトリウム溶液であり、
安定して存在できるという理解でよいのでしょうか?
私が考えていたようなH2O+e-ではないのですね。

お礼日時:2002/03/12 01:19

以下のページに説明があります。



■水の話 ~化学の鉄人小林映章が「水」を斬る!~

参考URL:http://www.con-pro.net/readings/water/
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この回答へのお礼

大変参考になるURLを紹介いただきありがとうございました。
この方の水の話はすべて読ませていただきました。
本題と外れてしまいますが、トルマリン水や波動水、磁化水等も興味深く、水に
関する理解が深まりました。

お礼日時:2002/03/12 01:24

あれって、すごく薄い水酸化ナトリウム水溶液ですよね。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
水酸化ナトリウム水溶液がアルカリイオン水の正体であれば、きっと時間が経っても安定でしょうね。
アルカリ性の水溶液を手に入れるために、何でわざわざ電気分解しているのでしょう?
高価な整水器は不要な気がします。

お礼日時:2002/03/12 01:29

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