
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
まずは根絶によるメリット。
蚊によって媒介される伝染病(と存在が予想されている生物兵器の一部)が無力化されます。
日本では日本脳炎などがあり(マラリアやヒトフィラリアもありました)、過去にソビエトではデング熱ウイルスなどが生物兵器として研究されていました。
そして伝染病が無力化されれば、途上国へ支援している医療費が削減でき、人手と安全が確保できるので耕作地を増やせます。結果として経済が発達すればODAを通じて日本へ利益誘導できます。
さらに、地球温暖化説が現実となった場合に被害の拡大が予想されている、マラリア等への予防となります。
そして、デメリット。
少なくとも根絶直後には(死亡率の低下により)人口が急増し、国際的に食糧、飼・肥料、燃料が高騰するでしょう。
耕作面積の急増により森林が破壊され、炭酸ガスによる地球温暖化仮説が成立するなら、地球温暖化が促進されるでしょう。
花粉の媒介を蚊に依存している植物があれば蚊の根絶と共に絶滅するでしょうし、蚊を食物連鎖に組み込んでいる生物達は環境の変化に弱くなるでしょう(どちらも影響はごく小さいか無視できると予想されていますが)。
で、邪悪な回答を。
・国民の安全のため、国内においては蚊を生かしておく価値は無い。
・海外においては地球規模での人口抑制、日本の資源確保のため、放置する。殺虫剤メーカーも稼がないといけないですし。
参考URLは、蚊ではありませんが過去にある種の昆虫を根絶し、今現在は別の種を根絶しつつある機関です。
狭い日本では、国がその気になれば(手段を選ばなければ)ほとんどの陸上生物は根絶できると思います。
参考URL:http://www.pref.okinawa.jp/mibae/
とても参考になりました。
ただ質問者が知りたかったというか
思っていたほどのメリットは感じませんでしたね。
いずれにせよ参考になりました。
>で、邪悪な回答を。
こういう回答ができる人、すごく好きですよ。
NO6さんやNO9さん系の
綺麗なお心のタイプの方々、一般の心優しい?方々に
絶対に罵倒されたり非難されそうな意見じゃないですか。
でも人間は人間や自分のことだけを考えた意見が
一番真理に近い面があるとは思うんですね。
うわべじゃないというか。
ありがとうございます。
No.14
- 回答日時:
蚊が絶滅したと考えられている近未来を想定しましょう。
人々は蚊が媒介する病原体の恐怖から解き放たれて安心して暮らしています。しかし、この状態の生態系は非常に不安定です。蚊という生き物が占めていた生態的な地位(幼虫は水の中で短期間で成長し、親になると自分の体のサイズから考えると無尽蔵とも言える大型の動物からちょっとだけ血をいただくだけで生きていける、美味しい生活)が空位になっているのです。すると、今まで無害だった昆虫が蚊のかわりに世界中で猛烈に繁殖し、今まで伝染病の発生しなかった地域にまでおそろしい伝染病を広げる可能性があるのです。これは決して絵空事の話ではなく、たとえばアメリカで西ナイル熱という病気が発生し、死者も出して大きな騒ぎになっていますが、この病気が広がった原因は、アフリカから渡った病原体が、日本から渡ったヒトスジシマカという日本ではごく普通にいる蚊と出会ったことにあるのです。日本から輸出された古タイヤがヒトスジシマカのボウフラ(幼虫)を運ぶ役割をしたのです。アメリカではたまたまヒトスジシマカが占めることが可能な生態的な地位が空位になっていて、そのことと病原体の伝播が同時に起こったことが起こした悲劇です。
このように、生態系というものは人間の干渉に対して思いもかけない反応を示すものです。
とても興味深い回答ありがとうございました。
今は19日の昼3時ですがもうみなさんないようですんで
締め切ります。
蚊の開いた位置を埋めるものが出るかもしれないし、
出ないかもしれないということですね。
日本限定なら絶滅は簡単そうですね
気のせいかもしれませんがここ3年、
自分の家では蚊を殆どみかけなくなりました。
密かに運動が開始されてるのかもしれませんね。
No.13
- 回答日時:
その主張に大いに賛同します。
今も室内で蚊取り線香が猛威を奮っています。素人ですが、蚊は確か一定量以上の赤外線を発する生命体に盲目的に接近して血を吸うはずなので、その条件を満たすダミーを設置して、血液の代わりに蚊に対しての有害物を含ませておくというのはどうでしょう?絶滅させるには相当な数を一度に用意しなくてはいけませんが。
もしくは、予防接種で抗体を体内に持っておくのと同じ原理で、蚊が吸うと害になるような抗体(のようなもの)を人体中に培養しておくのはどうでしょう。そんな物質が存在するのかは判りませんが、あれば効率良くしかも確実に蚊を絶滅出来ると思います。
というか、これは回答になっていますでしょうか?意図したものと違っていたらすみません。
賛同ありがとうございます。
なかなかユニークな方法ですね。
ただ絶滅となると政府単位での協力が必要になりますが
政治家達はこういうことには
腰が重そうですからね・・・。
今のところみなさんの回答をまとめると
蚊の存在のメリットってあまりなさそうですね。
一部の方の生態系に対する回答は
個人的には推測の域を出ないと感じましたが
推測ではない確証である新薬など具体的な有効性は
現在回答からは推測レベルでしか得られていません。
でも、逆に推測レベルでは有効性を見出せるということですから
今絶滅させてしまうのが勇み足なら問題ですね。
どちらにせよ絶滅させてはくれないでしょうが・・・
No.12
- 回答日時:
もしかしたら薬の開発に役立ってるのかもしれませんね。
病原体を運ぶって言われてますけどそれはつまり蚊はその病原体に感染しないってことですからそれを応用すれば人間に対する薬ができるかも知れません。それに蚊を食べてる生物もいます。蚊がいなくなるってことはつまり餌がなくなるってことですかそこから生態系が崩れる可能性もあります。
生きているってことは必ず意味があるんです。まぁ確かに蚊はいやですけどね。
回答者さんが紫だと思ったらXでちょっとやり取りしてた方ですね。
>つまり蚊はその病原体に感染
この考えはすごく新鮮ですね。
けどイメージでは、これにはなにか
学者系の方が厳しい突っ込みをくわえてくるかもしれません。
でもその思考のもって行き方はいいですね。
>生きているってことは必ず意味があるんです
これは半分哲学論も入ってるのが面白いですね。
そう思いたいですね。
言葉尻をとらえるようですがそれでは
絶滅すべきものも必ず意味があるということですね。
それがこれからかどうかというだけの話で。
No.11
- 回答日時:
蚊ですか・・・
幼虫(ぼうふら)はメダカ・カダヤシなど淡水産小型魚の重要な食物であるといえるでしょうね
成虫はクモやトンボ・ツバメなどのこれまた重要な食料です
(もっとも蚊やボウフラしか食べないわけでは有りませんが)
そして、そのメダカなどを食料とする、中型の魚や水生昆虫など、トンボやクモをエサにするカエルなどの小型動物があるわけで…
またボウフラ自体もプランクトンや浮遊している有機物などをエサにしています。
つまり、実は水質改善に一役買っていたりもするわけです。
単純に食物連鎖を考えただけでも、かなりの影響はありそうですねぇ
特にトンボ類はかなり大きな打撃を受けるんじゃないかな?
それと蚊が花粉を運ぶ虫媒花の存在が挙げられますね
熱帯地方にいくつか存在していたはず。
(国内でもある種の食虫植物が蚊を媒介に利用していたような)
受粉システムはモノによってはかなり厳密で、特定の媒介者がいなくなると成立しなくなってしまうケースも多いようです
(つまり花粉媒介者の絶滅=その植物の絶滅)
今現在は生態系システムもまだまだ複雑に機能していますから、一種類くらいの昆虫がいなくなってもとりあえず機能しますけど、種の数が減れば減るほど破綻しやすくなるって事も重要だと思いますよ
No.10
- 回答日時:
>生態系がどうとか
いなくなっても、大したことない気がします。盲点があるかもしれませんが。
>ガンの薬の開発に役立つから必要な存在だとか新薬の開発に役立ってる面がある
これは、おもにマラリヤによる伝染病阻止で、クロロキンという薬に耐性のマラリア原虫が問題になっているようです。とても間接的に新薬の開発に対して刺激になることはあるかもしれませんが、薬耐性はほかの細菌などにもあることで、役立つ可能性は低いでしょう。
ガンの薬に関しては、聞いたことがありませんが、可能性はゼロではないという感じでしょう。ガンの薬開発は現在停滞してると思います。
よって、少なくとも、親御さんの言われる理由ではあまり生かしておくメリットはないといえると思いますけど。
かなり質問者が意図してたような回答をありがとうございます。
>生態系がどうとか
いなくなっても、大したことない気がします。盲点があるかもしれませんが。
↑
同じ意見です。
今まで結構絶滅したのいますからね。
No.8
- 回答日時:
新薬の開発のことはわからないのですが、蚊といっても世界には3000種類以上いて、その全てが血を吸い、病原菌を媒介するわけではありません(病原菌を運ぶのはそのうちの1割以下)。
たとえば、オオカ、カクイカという名前の蚊がいますが、これはボウフラ時代には他の蚊を食べることから、人間にとっては一種の益虫とされています。
あと、蚊に似ているけど蚊じゃないユスリカ。よく蚊柱になっているやつですが、水を浄化する点では益虫であるともいえます。そういえば、以前湖に遊びに行ったとき蚊を叩きまくっていたら、上記の理由で注意されたこともあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%B9% …
私自身は血を吸う蚊が大っ嫌いなので、ゴキブリとともにこの世からいなくなればいいのに、とか思いますが、いなくなったらいなくなったで、思いもよらない弊害が出てきたりするのかな、と思います。
例えば、今まで蚊によって媒介されてきた病気(マラリア原虫とか)が、蚊が絶滅することで新たな伝染経路を模索して進化するなどということもあり得るかもしれません(院内感染で話題になる耐性菌とかの例もあることですし)。すでに殺虫剤の効かない蚊とか、薬が効かないマラリアもいます。
蚊を根絶することで、人間にとってもっとひどい状況になる可能性もゼロじゃないのかな、と思います。
回答ありがとうございます。
今度は絶滅による新たな病気ですか。なるほど。
例えば蚊が居る時代はエイズだったけど
蚊が居なくなったらさらにスーパーエイズが誕生した。
まさか、こんなこと、計算違いだ・・・!
というようなこともあるのかもしれませんね。
#なったらなったらでそん時どうにかしましょう(待て

No.6
- 回答日時:
No.1です。
論点を変えましょう。蚊の存在が有益か無益かというのは、人間の都合で言っているだけです。
専門家ではないので、新薬の開発に役立っているかどうかは、わかりません。
しかし、蚊は人間の都合で生まれてきたのではありません。地球に存在する生物の一つとして生まれてきたのです。そう考えれば、蚊にも生きる権利があるはずです。
その方法がたまたま人間の血を吸うということになって、人間の嫌われ者になったわけですね。
ちなみに、私も蚊はいない方がいいと思いますが、これはしかたがないことだと思っています。
貴方は論点を変えても生命論の方向なんですね(笑)
そうですねぇ、ただ人間は自分達の都合でやってることが山ほどありますから
結局は人間は人間の都合で良いと自分は考えます。
No.5
- 回答日時:
#4です。
「絶滅させるべき」という立場で回答したつもりでした。
WHOによる,蚊の絶滅によるデメリットよりメリットの方がはるかに大きく環境に与える影響は極めて小さいという研究結果から,これまでさまざまな国(日本を含む)で蚊の絶滅プロジェクトが実行されました。
残念ながら現在のところ,日本の島嶼部(成功例はWHOプロジェクトではありませんが)とエルサルバドルでハマダラ蚊の絶滅に成功した以外は十分な効果は得られていません。
なお,蚊の絶滅による環境変化(特に公衆衛生上)としては,ネズミなど小動物に対する数量抑制効果が失われることが危惧されていましたが,日本の島嶼部における絶滅プロジェクトの成功によりその心配がないことが証明されています。
まあ,日本の「痒いだけ」の蚊の絶滅は世界のマラリアとフィラリアが絶滅した後に期待しましょう。
この回答への補足
今日昼15時ですが
改めて読ませてもらいました。
良い回答をありがとうございます。
放射能で改造した蚊を放って成果があがりそうですから、
いつか富豪や企業に宣伝効果などの
収益見込みで持ちかけてほしい話ですね
なるほど。
というかやはりですが
蚊を絶滅はさせれないと思うんですよ。
個人的には居なくなったら痒くないから嬉しいんですが
あれだけをフィルターすることがすごく困難だと思うんです。
でも死んだ親が「ガンの特効薬の開発に・・・」
とか色々言ってたので
そうなのかなと長年気になってたんですよね。
今日はPC切るのでまた明日見に来ます。
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