
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ライガーや船木が掌打を使っていたのは、プロレスやUWFでは拳で殴ることが禁じられていたからですね。
これはリングスやパンクラスでも、その後の総合でも同じです。そして、当時、堀部師範が言ってるのを聞いたのを覚えていますが、まず、拳で殴ると拳を怪我します。ハードパンチャーでなくてもよく拳を壊すことになります。そうならないために掌打を開発したといっていました。そして、パンクラスやリングスでもしばらく掌打が使われていきますが、これはまだ、オープンフィンガーグローブが無かった事、それ以上に大衆にアピールする時点でオープンフィンガーグローブでもバイオレンス過ぎるからです。その時は、まだ、バーリトゥードの流れを絶つという発言もありました。しかし、その後、バーリトゥードの流れは勢いを増し、オープンフィンガ-グローブでの試合が当たり前に行われるようになると、掌打はオーソドックスなガードで簡単に防がれてしまう(オープンフィンガーグローブだと隙間を抜ける)、しばしば目に入る、このことは言われてないですがそもそも掌打では技術体系が変わってきてしまうこともあると思います。
しかし、掌打も使い方によっては有効で、例えば耳の鼓膜を狙うときには有効です。パンクラスの近藤有己はグラウンドでのトップポジションでわき腹を打つときには掌打を今でも使います。掌打の技術開発はおそらく近藤有己の同期以前のパンクラス勢が進んでいると思います。
と振り返ってくると、骨法は時代の要請に沿って変化しているといえるとも思います。しかし、武道としては(というか武術的には)かなり意味のないことをしていると思います。
ところでエセ骨法て知っていますが?烏合会の(多分作った人)矢野卓見という人が名乗っていたんですが、この人、元骨法の人で、堀部師範の理論は実戦には通用しないということで反旗を翻した人のようなんですが、今HERO’Sに参戦しています。体力はないけどかなりのテクニシャンという評判です。須藤元気に技術を伝授した人の一人でもあるようです。相手に背中を向ける戦術はこの人もUFCだかでやっていました。
ご返信ありがとうございます。
烏合会という名だけは知っていましたが、『エセ骨法』というのは知りませんでした。
元々骨法は路上での闘いを想定したものということだったのですが、グレイシー柔術が出てきてからは、バーリトゥードルールを想定したものに変わってしまいました。
初見良昭氏という方を知っていますか。虎倒流骨法術他9流派の古武術を伝承している人です。それも形骸化した古武術ではなく、実際に使える武術です。あの人が身に付けている骨法こそが本物の骨法だと私は思います。
No.3
- 回答日時:
No.2のkumosuke32です。
ちょっと内容がずれてしまいますが、初見良昭氏知っています。大戦時に”アジアの虎”と呼ばれた方から諸流を伝授されて、今は一つの流派としてやっておられる方ですよね。忍者なんですよね。骨法もやられているのですね。氏の動きをあまり見たことがないので見てみたいです。僕の知っている中で本物だなと思う人は、甲野善紀、光岡秀稔、黒田鉄山、宇城憲治、と近年亡くなりましたが伊藤昇(敬称略)などですね。この方たちを知りえたのは、僕の人生に生きがいを与えてくれた僥倖なことだと思います。
これからは武術書なども読んでみたいです。
堀部師範のやっていることは、もう武道ではないですよね。最初の1Rか2Rかをムエタイ(あるいはキックボクシング)をやって、その次か前にグラウンド(寝技)をやって、その後の3Rに総合でやるそうです。武道というより格闘技ですよね。
ちなみに、あのヒクソン・グレイシーは武道的な動きができてる人かもしれないそうです。
ご返信ありがとうございます。
武術のことも知っておられるようですね。
本物だなと思う人に私が付け加えると、柳川昌弘先生、岡本正剛先生、青木宏之先生、日野晃先生といったところでしょうか。
こういった方達、私から見ると魅力的でかっこいいです。
No.1
- 回答日時:
以前興味あって骨法師範の本を読んだことあったんですが
掌打で顔面を攻撃すると接触面積が大きいのでボクシングのグローブのように脳を揺らす効果があり、なおかつ拳で殴ったときと違って怪我をさせずにKOすることができる、みたいな事が書いてあったのを覚えてます。
しかし実際は・・・、他流試合を見る限りこの理論通りには行かなかったみたいです。
結局掌打は他流派には簡単にかわされていました。
掌打同士でグラウンドの攻防が禁止ならバンバンKOできるんですが中々パンチとはかみ合わないみたいで、
ならば掌打の代わりにグローブをつけてしまえということなんでしょう。
グラウンドでは骨法選手同士でも昔から拳で殴り合っていましたから結局立ってるときのみ掌打だったんですね。
だから掌打の理論は捨ててないんだけど、実質スタンドでもグローブつけることで拳を使うスタイルに移行してしまったのでは?
と言うことは掌より拳がスタンドでも有効であると認めたに等しいですね。
やっぱり殴り合いになれば人間は本能的に拳を握ってしまうものですからね。
骨法のスタイルは掌打やら三角の構えやら、いろいろ骨法独自の技術を作っては捨て作っては捨て、の繰り返しです。
武道として発展途上の段階にありますね。
ご返信ありがとうございます。
スタイルだけではなく、名称も、換骨拳→骨法→喧嘩芸骨法→日本武道傳骨法→ジャパニーズボクシングKoppoと、変えていっているんですよね。
喧嘩では相手が一人とは限らないので関節技は立ったまま決めなければならない、と言っていたのが、グレイシー柔術が世に出てきてからは、骨法柔術と言って寝技を始めたり、
相手が鎧を着けていても鎧の上から相手をKOすることができる「徹し」という突きがある、と言っていたのが、それはフィクションだった(つまり嘘だった)、と「骨法の完成」(二見書房刊)の中で自ら認めたり、
父親が東条英機のボディーガードをしていた、と言っていたが、東条の遺族はそれを否定したり、
回答者さんの言う通り、良く言えば発展途上にありますね。悪く言えば……、これは言わないでおきましょう。
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