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お世話になります。

中国人や台湾人に日本語を教えるとき、相当習得した人でも主語の「が」と「は」の使い方が不自然な場合が多いです。
我々も何気なく使ってますが、正確に違いを教えられる良い方法はありますでしょうか?

A 回答 (7件)

英語を使って説明する方法もあります。



(1)私は勝った。 ⇒ I won.

   「アイ」を弱く、「ウォン」を強く。

(2)私が勝った。(私の勝ちだ。) ⇒ I won.

   「アイ」を強く、「ウォン」を弱く。

相手が英語を知らないときは、この方法は使えませんが。
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わたしならこんな感じで《入門編》



段階1.まず、疑問文に対応させます。
解法=「は」で聞かれたら「は」で答え、「が」で聞かれたら「が」で答える。

・あなたは誰ですか?(佐藤さんの存在を知らない)
・わたしは佐藤といいます。

・誰が佐藤さんですか?(佐藤さんがいることは知っている)
・あの人が佐藤さんです。

・庭はどうなっていますか?(庭の状況を知らない)
・花は咲きました。
・何の花が咲きましたか?(庭に花が咲いたことは知っている)
・牡丹の花が咲きました。

・3足す4はいくつですか?(答えを知らないことにしている)
・3足す4は7です。(すなわち「は」は数式の"="である)

段階2.「~は…」は、その1文の中で、問題(~)と答え(…)になっている、ということを理解してもらう。

・帽子は好きです。
 ※帽子は?といえば(問題)、答えは「好き」、ということをあらわす。
  英語のAs for~: ~はといえば、~に関しては、と同じ感じ

・帽子が好きです。
 ※問題と答えではなく、主語・述語になっている

つまり、「は」は主題で「が」は主語

より日本人風に  《中級編》  

段階3.「ぼかし」のたしなみ(習癖)

・ピーマンとたまねぎとにんじんではどれが好きですか?
・にんじんが好きです(上記1.の法則より、明確な返事)
・にんじんは好きです(「は」で返事をぼかす。にんじん以外は嫌いだ、ということが主旨)
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「>正確に違いを教えられる良い方法」と言えるかどうか自信はありませんが、個人的な解釈を少し述べさせていただきます。



基本的には、
「は」=主題(または話題)の提示
「が」=強調、または特定
となるように思います。


「おじいさん【は】山に行きました」と言う場合。
「おじいさんに関して言うならば、彼は山に行きました」ということで、
まず、おじいさんという主題を提示しておいて、
それに関して「山に行きました」という状況を述べているわけです。

「おじいさん【が】山に行きました」と言う場合。
「山に行きました」ということは暗黙のうちにであれ、話し手聞き手ともに了解されている事項です。
そして、想定される「誰が? 」という疑問に対して、それは「おじいさん」です、と特定していることになります。


他の例を挙げてみます。
「彼女【は】誠実だ」は、
『まず、彼女という主題(話題)を提示しておいて、それに対する話題の中身を言うならば、誠実だ』
ということを述べたい、という意図があることになります。

「彼女【が】誠実だ」は、
「誠実だ」ということよりも、それに対する主語を特定したい場合の表現と言えると思います。
この場合、誠実さに関して述べることが話し手のみならず、聞き手にとっても既に了解されている事項である必要があります。

たとえば、
「この件に関して誠実に対処してくれる人物を探しているのだが、いい人を知りませんか? 」
という質問を仮定します。
「誠実に対処してくれる人物は【誰か】」と特定することが骨子になっているわけですから、
「彼女が誠実だ」あるいは「彼女が適任だ」という返事が想定可能です。

ここで「彼女【は】」と切り出すと、
あえて新しい(彼女という)主題を提示して、すでに述べられている「誠実さ」以外のことを述べようとする意図があることになります。
「彼女は非常に明るくて人に好かれる性格ではあるが、しかし誠実さということになると~」などという内容であれば、【は】を正当に使用したことになるわけです。
ところが「彼女は誠実です」と言ってしまうと、
「誠実なのは誰か」ということを述べているつもりで、(【は】という語句を使うことによって)わざわざ新しい主題を提示して何か他の内容について述べようとしているかのような印象を与えてしまうため不自然になります。
新しい主題は、新しい事実(述部)を述べるために提示されるべきものだからです。


くどいかもしれませんが、うまく説明できないのでもうひとつ例を挙げます。
「それは間違いです」と言う場合、そう言った時点で初めて、
会話の内容について「間違い」という事態が発生する可能性もあったことに、
聞き手話し手ともに気付くことになります。

ところが
「それが間違いです」と言う場合、「間違いの存在」はお互いのうちで暗黙のうちにせよ了解事項となっているはずです。
ですから、
「このA,Bのうち、どちらが間違いですか」という質問に対して、
「Aは間違いです」と言うのは誤った表現になります。


ネイティブは自然に使い分けているわけですが、無意識のうちに以下のようなニュアンスを意図しているのだと思います。

「○○は△△」は、
△△という新事実を述べるために、その主体である○○をまず【主題として提示】する意図。
「○○が△△」は、
△△という暗黙の了解事項に関して、その主体は○○であると【特定または強調】する意図。
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これは現代国語の文法では余り旨く説明できません。



外国の人に教えるのならば、「は」よりも、「が」の前にある名詞は強調される、というように説明するのが一番分かりやすいのではないでしょうか。
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「が」は,「の」「に」「を」などと同列の格助詞です。

そして動詞の表す動作や状態の動作主であることを示します。(敢えて「主語」という言い方を避けました)
それに対して「は」は係りの助詞とされています。
「Aは,うんぬん」式の文では,「Aに関して言えば,うんぬん」と,言っているのです。これが「は」の働きです。この場合,Aは主語ではなく主題です。「は」は主題を提示しているのです。


・先生は二階を借りています。(=先生が二階を借りていること を言っている。=先生に関して言えば,彼(先生)「が」二階を借りている)
と同じ現実を表す内容ですが,

「は」は「が」とは違って

・二階は先生が借りています。(二階に関して言えば,そこ(二階)「を」先生が借りている)
・二階は先生に貸しています。(二階に関して言えば,そこ(二階)「を」先生に貸している)
と言う文も成り立ちます。
いずれも「二階が~」とは言えず,「二階を先生が借りていること」あるいは「二階を先生に貸していること」を内容とする文です。

・二階は先生が住んでいます。(二階に関して言えば,そこ(二階)「に」先生が住んでいる)
この文では
「は」と「が」の違い
を考えている場合ではなく,「は」と「に」の違いを考えねばなりません。
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日本語の中で、この助詞「が」と「は」の使い分けについては


一番難しい点ですね。
しかし、ほとんどの日本人は、そんなに苦労せず正確に使い分けています。
理解するというより、やはり慣れなんでしょうか。

さて、「良い方法」というご質問の答えにはなりませんが、ここに詳しく研究した結果を発表されている方があります。
これを読んで「良い方法」が見つかるといいのですが・・・。
http://www2.dokkyo.ac.jp/~esemi008/kenkyu/naito. …
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主語と述語のどちらを相手に伝えたいのかで、「が」と「は」を使い分けるのではないでしょうか。


例えば、私の名前を相手に伝えたいとき(述語を相手に伝えたいとき)は、
「私は太郎です」
となります。
誰が太郎なのかを相手に伝えたいとき(主語を相手に伝えたいとき)は、
「私が太郎です」
となります。
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