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党三役といえば、先日発表された幹事長・総務会長・政調会長ですが、総務と政調の各会長はどちらの方が格上としたものなのでしょうか?幹事長は名のとおりNo.2的存在だと分かるのですが、各メディアによって総務と政調は呼び順が違うような気がします。それから党三役の次の党のポストは幹事長代理、国対委員長となるのですか?(参院除くと)  お分かりになられる方お教え願います。

A 回答 (1件)

 一般に政治関係の文献や報道等によりますと、自民党の党三役を指す際に、「幹事長」がNo.2であることは確かですが、「総務会長」、「政調会長」には判断の余地があるでしょう。


 
 政務調査会長は、幹事長とはまた別に組織された、国会の各委員会対策の為の専門部会を率いる政務調査会のトップなので幹事長の次に位置していると考えられます。当面の政策を議論したり、首相・大臣や官僚に働きかけをしたりする任務を考えると、重要なポストです。
 
 総務会長指揮する総務会ですが、総裁の直接指揮下には入らず、別働隊としての「党大会(衆参両院の議員の集合体)」を仕切ることが主な任務なので、便宜上、3番目に位置しているのでしょう(自民党機構図参照)。また憲法問題のような長期的スパンを要する政策について議論する為、政務調査会よりは即戦力としての重要性が劣っているのかもしれません。
 
 これは余談ですが、「政高党低」という言葉があります。政党より政治(=国会)を重視するのであれば総務会長が格上になるでしょう。当然(?)の話ですが、自民党の視点から見た場合、「政高党低」では少し困ったことになりますね(政策をリードするのが自民党ではなく国会)。従って自民党に自身については、敢えて政調会長を上へ位置付けているのでしょう。
 
 No.4についてですが、ウィキペディアによりますと設置された場合のみ「副総裁」とされています。ところで参議院を除くというのは、党五役を指す「参議院議員会長」、「参議院幹事長」を除くという意味でしょうか。それなら自民党機構図には掲載されていませんが、今回は石原伸晃氏が就任した「幹事長代理」のポストも相当に重要だと思います。自民党最高責任者である総裁は河野洋平氏を除き首相に就任していることから、党務全般を握っている幹事長の補佐役と考えると重要なポストでしょう。このポストは、安倍首相が一時就任していたい時期もあり、自民党の役員では出世への登竜門と考えることができます。
 
 一方で国対委員長の主な任務は、(軽視する訳ではありませんが)国会開会前に国会や他党との連絡・協議を行うことなので、実際に国会に於ける政策を企画・調整する政調会長とは差があるでしょう。更に自民党の国対委員長は、総務会で承認を受けて幹事長が決定するので、相対的な地位もやや低いのではないでしょうか。
  
 世耕弘成広報担当首相補佐官の9月25日付のブログによりますと、「中川(秀直)幹事長、中川(昭一)政調会長、丹羽総務会長、石原幹事長代理、二階国対委員長」と順に述べています。
 
自由民主党>党基本情報>機構図:http://www.jimin.jp/jimin/jimin/chart/index.html
 
ウィキペディア>党三役:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E4%B8%89% …
 
世耕日記:http://blog.goo.ne.jp/newseko
 
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この回答へのお礼

ご回答よく分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/30 11:01

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