食べられるかと思ったけど…ダメでした

そもそも六カ国協議というのは北朝鮮に核開発をさせないことを目的に発足したものですよね。

北朝鮮自身が発表したように、核実験を行ったのが事実であれば、今更六カ国協議という存在は必要なくなったということでしょうか?

今後は国連を舞台にして世界中の国を巻き込んで、北朝鮮に対し対応することになるのでしょうか?

それとも相変わらず北朝鮮と関係する国による六カ国協議を重視するのでしょうか?

A 回答 (9件)

 六ヵ国協議の枠組みは絶対必要です。


 とはいっても、本当にに必要なのは中国で、日本・ロシア・韓国は数合わせの面がありますが・・・。

 元々、アメリカと北朝鮮の二国間で合意した、燃料用重油の提供や原子炉の工事をさせておきながら、北朝鮮が約束を破って核開発を行なった為、アメリカが中国とロシアを保証人として参加させ、約束を破りにくくしたたのが、六ヵ国協議です。

 また、国連のように多数の国で協議しても、利害関係のほとんどない国が多数を占めるため、時間がかかるわりに実効は上がりません。アメリカのイラク進攻のときのように、より強い行動を取るときには、機能しなくなります。

 六ヵ国協議は、周辺国が全て参加して、北朝鮮が言ったことをその場で聞き、合意文書に署名することに意味があります。
 北朝鮮とアメリカの二ヵ国協議では、嘘を付いても合意文書を無視しても、アメリカの機嫌を損なうだけ(元々損なっているので大した意味はありません。)ですが、六ヵ国協議の合意文書を無視すれば、アメリカ以外の4カ国、特に中国とロシアを無視したことになる、それが大きいのです。

 いくら中国が北朝鮮寄りとはいっても、中国の全権大使が署名した合意文書を北朝鮮が破り続ければ、中国も北朝鮮を擁護できなくなります。北朝鮮がアメリカとの二国間協議を希望するのはそれが理由です。

 ですから、六ヵ国協議は北朝鮮そのものに対してはあまり役に立たないかもしれませんが、中国を当事者としてしまうためには、かなり有効です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>六カ国協議の合意文書を無視すれば、アメリカ以外の4カ国、特に中国とロシアを無視したことになる、それが大きいのです。

やはり六カ国協議は各国にとってあった方が良いのですね。

お礼日時:2006/10/14 04:12

#8さんの物語は面白いですね。


でも、ちょっと物語は「乞食、父さん母さん、許婚」側に都合良い結末ですね。
#8さんの物語ですと、日本とアメリカが度量の狭い国に感じてしまいます。
「近くに住むおじさん」の被害は「我が子を誘拐されたり、殺されているかも」で、「乞食」の行為は極悪非道ですから。
「乞食」の「父さん母さん、許婚」に相談したり、お願いしても、全く無視か逆ギレですから。

私の読解力の無さや、#8さんの意図を理解できていない可能性は高いですが…。
物語の「ハッピーエンド」は「乞食、父さん母さん、許婚」側であって、「近くに住むおじさん」にとっては「バットエンド」ぽいですね。

という事は、日本とって六カ国協議の継続は意味が無いか薄いものなのかなと感じます。


今後も六カ国協議を継続するとして、次の議題は何になるのでしょうか?核査察と核放棄でしょうか?
今まで開かれてきた六カ国協議は大した成果も上げられず、結局、北朝鮮に核実験までの時間と余裕を与えただけでした。
北朝鮮の核兵器の所有や核実験は唯のブラフだと言っていた人は結構いたのに、あれは何だったのか?(北朝鮮の拉致の時と同じか?)
もう、話し合いで解決はアメリカが譲歩するしか(何に?)無いようですが、北朝鮮は「核査察と核放棄?」等の条件を認めますかね?

もう、全くの素人の予想ですが。
今後も六カ国協議を継続するのなら、それはアメリカの思惑ではないでしょうか。
つまり、「North Korea Attack」の為の時間稼ぎ。
北朝鮮を攻撃するには国外的、国内的にも、中東も含めて色々準備が必要でしょう。
その為の協力は日本はするでしょうし、する選択しかないでしょう。

でも案外、米は次期大統領の就任まで結論保留、中、韓、ロは難民問題や米への牽制、
そして、日本も考えなしの先送りという5カ国の思惑で「六カ国協議」が継続(北朝鮮に呼びかける)されていくだけかも?
その間に北朝鮮が自滅してくれれば良いですが…。

最後っ屁で日本を攻撃しておいて、将軍様はさっさっと亡命。
軍部は罪を全て「金正日」に擦り付けて、日本の「やられ損」だけで終了は 嫌だなぁ。

ま、何の根拠もない妄想ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>その間に北朝鮮が自滅してくれれば良いですが・・・。

そうですね。
日本やアメリカにとっては北朝鮮はさっさと崩壊して欲しい国ですね。
中・韓・ロにとっては、今崩壊されたら難民が流入するから細々と生き延びて欲しいのでしょうが、日本にはそれほど大きな影響はないと思いますから、さっさと崩壊して拉致被害者の件だけはっきりさせて欲しいものです。

お礼日時:2006/10/14 10:17

ハングルでコッチェビとは『ストレート・チルドレン』(乞食)のことです。



あるところに汚い乞食の少年がいました。 彼には許嫁がいます。 しかし、この少年は学校へも行かず、身体は汚れ放題。 髪もひげもぼうぼう。 あまりにも汚いので、とても結婚なんて思いも及びません。

そこで、お父さんとお母さん、許嫁、近くに住むおじさんと遠くに住むおじさんの五人が集まって、この少年の面倒を見る事になりました。 この二人のおじさんは、大変のお金持ちです。  

ところが、近くに住むおじさんは、この子が好きではありません。 留守の時に空き巣に入ったり、悪いことばかりするからです。 遠くに住むおじさんは力が強く、この町のボスですが、やはりこの子が大嫌いです。  

近くに住むおじさんは、盗んだ物をみんな返せといって聞きません。 遠くに住むおじさんは、とてもこわい人で、何かあると捕まえて少年院に送るぞと脅します。 

ふたりのおじさんたちと和解をして、おじさんたちの家に遊びに行きたいと思っています。 そこでお風呂に入ってきれいになり、高校、大学へ行って勉強をする。 技術を身に付けて、泥棒稼業から足を洗う。 そして結婚して許嫁を幸せにする。 ハッピーエンド。 良かった、良かった。 

これが六ヶ国協議のシナリオなのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

少年の話は解りやすかったです。
普通だと、お父さんとお母さんがこの少年のことを何とか更生するように導くのではないでしょうか?

私が近くに住むおじさんの立場なら、この甥が今後は真面目に働いて真っ当な人間になるためなら援助もしてあげようと思いますが、今までさんざんウソばかりでこの子の云うことは何も信用できない状態ですから、当分は援助もせずに遠巻きに放っておきたいですね。
なお、本当に結婚したいなら勝手に2人で結婚すれば良いと思いますが、結婚を理由におじさんに援助を要求して欲しくないと思います。

お礼日時:2006/10/14 10:06

 一つ二つの作戦が失敗したから全否定するというのは、短絡的なものの見方というものです。



 No.6 で言われているように、国連では時間がかかるだけで解決が付きません。実際、国家間の紛争や対立を解決できた事例も、ありません。

 六カ国の北朝鮮を除く五カ国は、タカリで生まれてタカリで生き延びてきた北朝鮮が主としてタカってきた5カ国です。要するに、北朝鮮のサイフなのです。
 この五カ国が手を組んでおかなければ、北朝鮮に資金や物資が流れこんでしまい、絞り上げることができなくなります。世間で言う言い方をすれば、経済制裁の効果が上がらなくなるのです。

 経済制裁には、実効的な経済ダメージを与えるほかに、「ふざけんなよ」というメッセージを与える意味もあるので、別に効果が無くてもやる価値がある場合もあるのですが、どうせなら効果があった方がベターではあります。
 ちなみに、日本と韓国は北朝鮮に自国民を拉致されているので「ふざけんなよ」と言ったときに説得力があり、それだけで経済制裁をするべきなのですが、親北朝鮮の連中が反対するのでできていませんでした。

 話を戻すと、以上の意味から経済的包囲網はこの五カ国であることに意味があり、ついでに隣接しているという意味で、物理的(=軍事的)包囲網を築くためにも、この五カ国が必要です。
 従って、今後どういう手を北朝鮮に打つにせよ、北朝鮮を屈服させるという目的のためには、この枠組みを維持するのが最も効率が良い方針と言えます。

 ちなみに、アメリカが二カ国交渉を拒み、北朝鮮がそれを望んでいるのは、過去の実績によります。北朝鮮はてきとうな約束をして、援助を得た後、約束を反故にするという戦略を建国当時から基本戦略としていました。アメリカはそれを繰り返したくないからですし、北朝鮮はそれを繰り返したいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

六カ国協議はまだ必要なんですね。

お礼日時:2006/10/14 09:54

アメリカが6カ国協議を重視している、というか二国間協議には応じないという状況だと思います。



そうなると戦争は望まないという立場から考えますと6カ国協議は不要とならないと思います。

話し合いでどこまでのことが出来るかは定かではありませんが、この枠組みを壊してしまったら、とりあえず話し合いが出来なくなってしまうんですからそれは困ると思います。

かつてのクリントン政権の時は米朝が二国間で話し合いをしましたが、今回そういう事になれば6カ国協議はひとまず必要性は薄れるとは思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アメリカは二国間協議をすれば、北朝鮮に対して何らかの譲歩をしなければならないことになるので、絶対に二国間協議は避けたいと思います。
そうするとあまり意味はなくても、六カ国協議という場を残しておいた方がアメリカにとっては逃げ場になりますね。

お礼日時:2006/10/12 13:24

 六カ国協議なんて最初から意味はありません。

呉越同舟の六カ国が集まって何ができるというのでしょうか。この問題を解決できるのはアメリカだけです。アメリカと北朝鮮が直接交渉を行なう以外に解決の道は初めからないのです。
 アメリカは現状を放置しておけば北朝鮮が自滅すると見ているのでしょう。全く交渉成立のための努力をしていないではありませんか。私もそれが正解だと見ています。ロシアの二の舞です(^_-) 経済的に締め付けて放っておくのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>呉越同舟の六カ国が集まって何ができるというのでしょうか。
>この問題を解決できるのはアメリカだけです。

同感です。
これまで六カ国協議を行っても北朝鮮は何も変わらないですし、そもそも北朝鮮はアメリカと二国間協議をしたがっていたのに、アメリカが嫌って六カ国協議が始まったということだったと思います。
アメリカは下手に二国間協議をすれば何らかの譲歩をしなければならないでしょうから、結局は北朝鮮が得するだけでアメリカには何もメリットがないのは明白です。
やはりこのまま徐々に締め付けて、北朝鮮の方が根を上げるのを待つしかないみたいですね。

お礼日時:2006/10/12 13:20

私は、まだ必要だと考えています。



どこかに逃げ道を作っておくのは戦略の基本であり(孫子より)、不必要に
追い詰めると、今度は核開発どころか使用に踏み切りかねません。
また、「自分達は、こうして窓口を開いているのに、そこに入ってこないのは
北朝鮮の責任だ」とする我々側自身の戦略上の退路を断つ事にもなりかねません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>不必要に追い詰めると、今後は核開発どころか使用に踏み切りかねません。

追い詰める訳ではありません。
今後は六カ国だけの問題ではなく、他の国も参加する国連の場で話し合うようにすれば良いのでは。

今までは、『核を開発するぞ』という段階でしたから関係する周辺国だけで協議していたのでしょうが、実際に核実験まで行ったのでは、他のアジア諸国などにとっても大きな脅威を感じるでしょうから、国連の場で北朝鮮に対応する段階ではないでしょうか。
北朝鮮の意見を表明する場が国連に移ったということではないでしょうか。

お礼日時:2006/10/12 13:11

もう意味がありませんね。


これからは国連が主導で行くのではないでしょうか。
ただ中国大陸のメンツが丸つぶれなので威信にかけて六カ国協議を続けて行くかもしれません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>もう意味がありませんね。

そう思います。
北朝鮮が着々と核開発を行い、核実験までしたのであれば、今から六カ国協議で何を話すのでしょうか。

補足日時:2006/10/12 12:56
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この回答へのお礼

失礼しました、お礼のつもりで記入していたら補足欄に記入していました。↑

お礼日時:2006/10/12 13:01

軍事力を行使するのなら兎も角、そうで無ければ、なをの事必要でしょう。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

六カ国協議というのは最近では開店休業状態と言っても良いような状況です。
どれだけ呼びかけても出席しない北朝鮮ですが、未だに六カ国協議は必要なのでしょうか、、、、

お礼日時:2006/10/12 12:56

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