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こちらのカテゴリでいいのかわからないのですが、、
ピアノ教則本メトードローズという本で出てきた曲「お人よしの王様」(Le Roi Dagobert)なのですが、どういう内容の曲なのかが気になります。
挿絵では、左側に王様、右側に頭に輪をのせた修道士(?)が、タイトルをはさんで向かい合うように描かれています。
けっこう物語性のある曲ではないかと思ったのですが、ピアノの指導の先生に聞いてみても、「たぶん古いフランスの曲(古歌、民謡?)だろうと思われるけど、詳しい事はわからない」とのことでした。

教則本自体もン十年と発行され続けている定番みたいですが、大昔見ても今見ても何だか気になるけどわからないので……
もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃったらお願いします。

A 回答 (1件)

ご質問の「お人よしの王様」(Le Roi Dagobert)は


フランス大革命1789年の二年前の1787年に
当時のルイ16世(その治世)を揶揄するべく作られました。

無論直接に王を揶揄すれば、大変なことになるので
古のDAGOBERT王と聖人ELOIとの会話として作詞です。
お手元の挿絵はその両人です。

歌詞本文は下記サイトです。以下抄訳を添えておきます。

●聖人:王様、ズボンが裏返し(前後ろ反対)です。
 王様:おおそうか、ちゃんとしようぞ。

●聖人:王様、(鉄製の)剣は、あぶのうございます。
 王様:そうだな、それでは、木製の剣をこれにもて。

●聖人:王様(船に乗船した)、溺れる危険がございます。
 王様:馬鹿を言うな、王様はだな、(海の水を)飲んでいるのだ!

と王様の滑稽な内容を三つに分けて綴っております。
権力への反骨精神は、何処も同じですね。
これを児童が歌うのですから、いい国です。

ご不明の点は、何なりと。。。

参考URL:http://www.histoire-en-ligne.com/article.php3?id …
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この回答へのお礼

御回答、ありがとうございました。
正直、あまり期待せずに投稿したのですが、しっかりした御説明をいただけて感激です。
子どもの頃から気になっていたことが、これですっきりしました。

お礼日時:2006/10/19 20:29

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