性格悪い人が優勝

2006/10/30の『風考計』の対談内容が非常に興味深い内容でした。
まだお読みでない方は、下記URLで一読を願います。

参考:『核兵器 「帝国以後」のエマニュエル・トッド氏と対談』
 http://www.asahi.com/column/wakamiya/TKY20061030 …

日本も核兵器をもつべきだと主張するエマニュエル・トッド氏と、核兵器は何がなんでも持つべきでないと主張する、平和教の教条主義者である朝日の若宮氏との対談です。
私は日米安保を堅持しながら核武装の可能性を検討すべきであるという意見ですが、正直なところトッド氏の意見にはかなり共感を覚えました。

朝日新聞を購読の方、もしくは朝日の読者でなくても、政治や国際情勢に興味をお持ちの方のご意見を聞きたいと思います。

A 回答 (17件中11~17件)

先日も似たような質問がありました。


http://okwave.jp/qa2506211.html

この#22で回答を寄せていますので,宜しければご参照下さい。
これを以て質問者様への回答とさせて頂きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
リンク先の回答を読みましたが、内容には全面的に賛成します。

一般人だけでなく、インテリ層まで軍事オンチが多勢を占める中、日本の置かれた地政学的な価値について、理解している人が少ないのが実情かと思います。
大変に悲しいというより情けないことですが。

少なくとも、核兵器の保有の是非について、議論だけは欠かしてはいけないと強く思っています。

お礼日時:2006/11/01 17:37

まあ、朝日新聞の程度の低さを露呈した特集です。


そもそも4、50年前に論破され尽くした軍事バランス論を今更のように取り上げる必要性も意義もありません。
トッド氏の主張は、50年前も、40年前も、そして30年前にも展開された余りにも陳腐なもの。
歴史の屑カゴの底で腐って異臭を放っている論。

軍事バランス論の教科書の第一章には、確かに、「軍事バランスと核」と書かれていることでしょう。
軍事バランス論の教科書の第二章には、確かに、「平和に寄与する核」と書かれていることでしょう。

教条主義とは、このように旧い教科書に呪文のように書かれている主張を振りかざすことです。
少し、質問者の誤解を解いた上で回答させていただきます。

少しでも、広島、長崎の惨状を知るものは「核兵器の保有論議」そのものに距離をおきます。
少しでも、先の大戦で犠牲になった人々の無念に想いを馳せれば「平和に寄与する核」という発想はしません。
少なくとも、これは、軍事バランス論ではなく「人格と人間性の問題」です。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
教条主義という言葉の使い方に、一部誤りがあったようです。
ご指摘ありがとうございます。

>少しでも、広島、長崎の惨状を知るものは「核兵器の保有論議」そのもの
>に距離をおきます。
>少しでも、先の大戦で犠牲になった人々の無念に想いを馳せれば「平和に
>寄与する核」という発想はしません。
>少なくとも、これは、軍事バランス論ではなく「人格と人間性の問題」
>です。

核兵器の被害を知る人は、たしかに核兵器がない世の中を望むでしょう。
また、戦争の被害を実感する人は、戦争のない世の中を夢見ると思います。

しかし、現実問題として、戦争や核廃絶がそう簡単に実現できるかというと、それが非常に難しいことは大多数の知識人は理解しているかと思います。

過去、朝日新聞を始めとする日本のリベラル層は、『反戦』と『反核』を旗印としてきました。
しかし、反戦と反核のどちらかを選べとなったら、私のような保守層も含めて反戦を選ぶのではないでしょうか。
トッド氏の指摘は、平和が実現できるのであれば、反核を捨てたらどうだという非常に鋭い指摘(でも世界的にみれば、ごく当たり前の内容)であると思います。

もし、反戦と反核を両立できるのであれば、観念的な内容ではなく、実現可能な方策を提示していただきたいと思います。


私見ですが、どんなに人格が高潔であっても、丸腰であれば強盗がピストルを突きつけられた時は対処できません。
自分一人であれば命を賭けて戦うでしょうが、もし家族を人質に取られたらどうしたらよいのでしょうか?

個人的に高潔な人格者を目指すことには賛同しますが、高潔な人格者であり続けるためには、最低限、衣食住と命の安全の保障は必要だと思います。

補足日時:2006/11/01 14:13
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 トッド氏の主張はつまるところ核兵器が戦争抑止力になるということでしょう。

すでに、インドとパキスタンは核を持ちました。イスラエルも可能性をささやかれています。北朝鮮が核実験を行ない、日本が核兵器を持てば、世界の戦争抑止力は高まるでしょうか。もしそうであれば極端な話、世界中の国が核と運搬手段を持てば、世界は平和になるでしょうか。おおいに疑問です。
 誰か一人、常識を欠いた指導者が核のボタンを押せば、地球は石器時代にもどる可能性があります。核の被害に国境はなく、世代を超えて続きます。私は核兵器の廃絶こそ、人類の向かうべき方向であり、平和と共存の手段だと思います。
 しかし、地球の資源と陸地は間違いなく減少の一途をたどるでしょう。世界の指導者と言われる人々が、「これでは地球上の人口は収容しきれない。選別された者だけが生き残るべきだ」とは考えていないことを祈りますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

トッド氏の主張で大事なのは、敵対する双方が核をもってしまえば、戦争にはならなくなるということです。
実際、インドとパキスタンの関係は、曲りなりにも安定していますし、かつての米国とソ連の対立も、代理戦争はあったとはいえ、双方の直接対決になること無しに、無事終結しました。

未来のリスクを考えることも重要ですが、核をもつことで平和になるという歴史的事実から目を背けることは、思考停止以外の何物でもないと思うのですが、いかがでしょうか。

お礼日時:2006/11/01 14:08

核兵器は、同等の破壊力や戦略的効果を持つ通常兵器や人員に比べれば、高い技術などの初期投資は必要ですが、維持費が圧倒的に安いです。


金や人や資源の無い国が持ちたいって言うのは当然の理屈です。

かつての技術大国の立場としては、核兵器以上の破壊力(抑止力)を持つ通常兵器を持って欲しい。
しかも、安価なやつ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

たしかにコスト・パフォーマンスだけ取り上げると、核兵器は以外と安上がりな兵器であると思います。
アメリカ・ロシア(旧ソ連)はもとより、経済発展前の豊かでなかった中国でさえ、開発と実用化に成功したのですから。

>かつての技術大国の立場としては、核兵器以上の破壊力(抑止力)を持つ
>通常兵器を持って欲しい。しかも、安価なやつ。

これは、かなり厳しい要求ですね。(;^^)
いっそのこと、ガンダムでも作って、実戦配備して欲しいと思います。(←ここは冗談ですので、突っ込まないでください。;^^)

実現可能なところでは、信頼性の高いMD(ミサイルディフェンス)システムといったところでしょうか。

お礼日時:2006/11/01 14:03

「使えないものに、余計な金を使うのはバカのすることです。


では、日本の周りはバカばかりですねぇ。。。

そのバカを相手にするにはどうしたらよいのでしょうか?
相手は話の通じない「バカ」なのですよ。
条約、法律云々は何の役にも立ちません。

周りがバカばかりとすると、
貧乏人でも最新のセキュリティーシステムを導入しないとダメなんじゃないですかねぇ。。。
じゃないと殺されてしまいますよ。。。

何が一番大事でしょうか。
お金ですか?プライドですか?
日本を護ることが一番大事なんじゃないでしょうか。
その護る方法は、周りのレベルに合わせて考えなくてはいけないんじゃないですかねぇ。。。

どうでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼が短くてすみませんが、回答内容については全面的に賛成です。

まずは日本人の生命と人権と財産を守ることから考えを出発しないと、意味がないと思うんですねえ。
憲法第九条と非核三原則を厳守して日本が滅び、その結果日本人の大半が死ぬか奴隷のような身分になってしまっては、正直本末転倒だと思います。

お礼日時:2006/11/01 13:34

うーん・・・・確か日本って「核兵器」は持ってないけど「核」を所有していると明言している


国の一つですよね?わざわざ「兵器」とすることで「核」の所有が怪しくなるなら無理に・・・・
と言う気もしないでも無いです。作ろうと思えば苦なく作れてしまうだけの技術もあると聞きます。
考えようと言いようによっては、「現状が一番おいしい」と言えなくもないかと・・・

「世論として存在する」このバランスで「今は」いいかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

作ろうと思えば苦もなく作れるという意見には同意ですが、大量に保有している核廃棄物からプルトニウムを抽出することと、爆縮の技術を確立して、核実験にまで持ち込むにはやはり数年はかかると思われますので、あたかも一朝一夕で作れるというわけではないことについては、理解しておく必要があると思います。

>「世論として存在する」このバランスで「今は」いいかも知れません。

この見解には賛成です。
実際、中川政調会長や麻生外相の発言だけで、ずいぶんアメリカや中国の動きが違ってきているようですから。

お礼日時:2006/11/01 13:12

使えないものに、余計な金を使うのはバカのすることです。

いい例がソビエトですよね。例えるなら、貧乏人の家庭が泥棒に入られるのを心配して最先端のホームセキュリティーシステムを設置するようなものです。ただ、国民に正しい事を教えない国のことですから、すでに配備してあるかもしれません。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。

使えないものに金を使うのはバカらしいとのことですが、核兵器は使うことではなく持つことに意義があるので、事実上使えなくても、持つことにも意味があるのではないでしょうか。

>ただ、国民に正しい事を教えない国のことですから、すでに配備してある
>かもしれません。

核兵器保有疑惑だけで、周囲の国に威圧を与えるイスラエル路線でしょうか。(笑)
しかし、既に核実験まで済ませている国が日本の近隣には二国あるのですから、疑惑だけではあまり意味がないと思います。

お礼日時:2006/11/01 12:59

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