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今更ながらの質問なのですが、
以前から気になっていました。
北朝鮮が、日本人を拉致し本国に連行していった目的は何なんでしょうか?
被害者の方々は、技術者・学者・機密情報に携わる人とかいった人達では
なく、一般の人ばかりです。
日本語教育や日本の生活風土の伝授をさせるのが目的なら、日本から帰国
した在日の人やその奥さんたちなどがいっぱいいたと思うのですが。

A 回答 (5件)

No.1です。



>日本人になりすましてスパイ活動。
>だったら、拉致せずにパスポートだけを偽造して渡航すればいいのでは?

もちろんパスポートも偽造していますよ。
大韓航空機爆破事件の犯人は、偽造パスポートで日本人に化けていました。

>ネイティブが重要なら、日本から帰ってきた在日やその妻がその役割を
>負えなかったのでしょうか?

これは、北朝鮮独特の身分制度が関係します。
北朝鮮には四段階の階級があり、日本からの帰国者は最底辺に置かれていました。
彼らには就職差別もあり、スパイ教育を任されるような最重要任務に就く事は、北朝鮮の社会事情では論外の話だったのです。

一方、日本人拉致被害者は、洗脳教育の後、最も高い階層の人間として扱われました。(ただし、なぜそのように待遇したかは不明です)
日本人拉致被害者のうち、蓮池薫さんなどは外国文書の翻訳になど、北朝鮮の一般国民が触れることのできない仕事についていたことからも、それは立証できます。

一番重要なことは、日本人の常識と北朝鮮の常識は全く違うということです。
日本であれば如何なる理由であれ、外国人を強制的にさらうことは明確な犯罪行為です。
しかし、拉致が盛んだった当時の北朝鮮は、それが英雄行為だったのです。
日本人拉致の主犯格であった辛光洙は、今なお北朝鮮の英雄です。

彼らの価値観は、私達とは全くことなり、それは相容れないものであるのです。
自分の小さな常識を捨てて、現実を直視してください。そうすれば、何かが見えてくるはずです。

参考:『ウィキペディア』-『北朝鮮による日本人拉致問題』
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D% …
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この回答へのお礼

度重なるお答えありがとうございました。
教えていただいたウィキペディアにて、おおよそのことが理解できたと
思います。

お礼日時:2006/11/07 23:53

他の方々が言われている通りですが、その他の事例を。

以前、テレビで関西大学教授の李さんが、北朝鮮に留学していた時に、情報を入手された話を。日本に行ってスパイ活動等の訓練(これは他の方も言われていますが)のため、海を渡って密入国をしてこいと、命令された人達がいるわけです。しかし、日本に密入国できたとどうやって証明するか。その方法が拉致だったのです。もちろん、すべての被害者に当てはまるわけではないですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
密入国の証明だったとは・・・。
歴史にうといですが、司馬遼太郎氏の随筆に
満州近辺の部族には、朝鮮半島や華北に侵入し、農奴として人間を拉致
する習慣があったというのを読んだ記憶があります。
刀伊のニュウコウ(字は思い出せません)など、歴史的にみても
北朝鮮は、他国への侵入・拉致を繰り返しているような印象があります。

お礼日時:2006/11/07 23:58

講師以外に「その人の戸籍」も目的です。


在日や家族ですと、公的機関への就職が難しかったりします。
そこで、日本人を拉致し、入れ替えてしまうのです。
本人は北に連れて行かれ、教師にされたり、収容所送り。

保険証、戸籍など公的書類は顔写真がありません。
入れ替わったとしてもわからないのです。
なので、知り合いの少ない一人暮らしの人が選ばれます。

この回答への補足

すいませn。よくわからないのですが
例えば曽我ひとみさんを拉致してきて、代わりに工作員が彼女の名前を
語り日本に住んでいたという事ですか?
だったら、転出や住所変更の履歴が残っていますよね。
その人間についての報道はあまり聞きません。
彼女の名前のパスポートを使っている人間が世界のどこかにいる
(あるいは、いた)ということですか?
その報道もあまり聞きません。曽我ひとみさんの名前で海外で活動
した人間の足跡は、どうしてニュースにならないのでしょう?

補足日時:2006/11/06 21:39
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朝鮮戦争後、北朝鮮は青瓦台大統領府襲撃を代表的なものにして分かるように、物理的な浸透、つまりゲリラ・コマンド活動を続けてきましたが、次第にそれらの活動が困難な状態になると、その後戦術を変えることになりました。



それは38度線を越えての浸透より、いったん日本を迂回してそこから韓国へ侵入し、破壊活動や情報活動、そして地下組織の構築などをすることでした。そしてそのためには北朝鮮の軍人や工作員を日本人に仕立て上ることがどうしても必要になりました。
そこで日本人の言語や風俗習慣などを教育させる教師役が必要になってくることは必然で、そのために北朝鮮は日本国内外で日本人の拉致を思いついたわけです。

その工作員たちをビジネスマン、技術者、学生、家族連れなど多彩な職種や年齢層などに見せる必要性から、めぐみちゃんのような子供から、一般社会人までを拉致して、その年齢や職種に合った工作員たちを振り当てて教育させたわけです。

またなぜあえて日本人を強引に拉致したかと言えば、拉致という行動そのものが敵地に人知れず侵入しそこで情報収集を行い作戦行動の起案をし、その後に実行に移すという北朝鮮工作部の実戦的な訓練にもなっていたからです。

もう交渉や取引では問題解決は不可能です。北朝鮮が崩壊し、一日も早く拉致被害者の方たちが救出されることを祈るばかりです。

この回答への補足

1の回答者の方にもお聞きしたのですが
日本人の言語や風俗習慣を日本から帰国した元在日やその(日本人)妻
たちを使わなかったのはなぜですか?
大韓航空機を爆破したキムヨンヒのインタビューを見ると、どうしても
朝鮮なまりのひどい日本語でした。あれぐらいの成果に
わざわざ拉致してきた日本人に教えさせる必要があったのでしょうか?

ただ、お答えの「敵地に人知れず侵入しそこで情報収集訓練」の一環で
ついでに拉致してきたのなら理解できます。
工作員の日本人になるための教育のための拉致では、あまりにも
無駄の多い、効率性の悪い作戦に思えてしょうがありません。

補足日時:2006/11/06 21:31
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スパイ教育のためです。



日本人拉致が盛んだったのは、1970年代でしたが、当時は既に日本人の海外進出が盛んでした。
韓国人/朝鮮人は数が少なく目立つため、数が多い日本人になりすますことが、スパイ活動上有利だったのです。
実際、1980年代の大韓航空機爆破事件では、爆破を実行した工作員は日本人のパスポートを入手して、日本人に化けていました。

在日ではなく日本人を拉致したのは、よりネイティブに近い感覚を身に付けさせるためであったと思われます。
また、冷戦真っ盛りで日本を含む資本主義陣営への敵対心に燃えていた北朝鮮は、拉致を犯罪とは毛先ほどにも考えていなかったようです。
日本人拉致は、戦時行為の一環であったため、拉致を担当する工作員が英雄視されていました。

この回答への補足

すいません。
わからないことがあります。
日本人になりすましてスパイ活動。
だったら、拉致せずにパスポートだけを偽造して渡航すればいいのでは?
ネイティブが重要なら、日本から帰ってきた在日やその妻がその役割を
負えなかったのでしょうか?

補足日時:2006/11/06 21:26
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