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国民健康保険を1期ごとに納めるとすると、
第1期~第8期までになっていて、月でいうと7月~2月のあいだになります。
これはなぜですか?なぜ12ヶ月で均等に割ってくれないのですか?
そのほうが納付する私たちは単純に楽になるし、月々の家計の管理や計画もしやすくなるはずです。
私としては、「これは役所の勝手な都合だ、庶民の気持ちを全然わかっていない」
と決めつけて怒りを感じているのですが、実際のところどうなのでしょうか?

A 回答 (4件)

 確定申告により3月終わりに昨年の収入が確定します


 その確定申告のデーターが国税庁から市町村へ通知するのに数週間ようします
 そのあとに、昨年の収入により支払額が確定しするので
 年内に納付する最長の分割は8ヶ月となり分けて納付となります
 
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
確かに収入が確定してから計算するわけですから
納付のスタート時期が遅れるのはわかります。
でもそれなら納付の終了時期を遅らせればいいわけですよね?
結果的にダブって納付する月は発生しないわけですから。
7月スタートなら6月までかけて納付させてくれればいいと思うんですけどね。

お礼日時:2006/11/06 22:25

条例で決められています。

年6回払いから年8回払いに代わってきています。1ずれは12回払いになるでしょう。

参考URL:http://www.j-expert.com/gik/sit/2006/09.18.html
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
年12回のところがあるとは知りませんでした。
私の住む市でも見習ってくれるといいのですが…。
結局突き詰めれば役所の怠慢ということですよね。
勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/06 22:30

「役所の勝手な都合だ」といえば確かにそうかもしれません。



お住まいのところでは7月から2月までの8期払いということですが、納期の設定については、市町村が条例で定めていて、それぞれに違いがあります。

6月から3月までの10期払いというところもあれば、4月と5月は仮算定で支払うというところもあります。

6月や7月から開始あるいは本算定される理由は、保険料の基礎になる前年中の所得金額が、6月に住民税が決定することにより確定するからです。税務署への確定申告が3月までなので、市町村がその情報を整理する期間が必要で、この時期は早くなりません。

では納期の最後が2月や3月なのはなぜでしょう。それは保険料の滞納と関係があります。

役所の予算執行は4月から3月までの「年度」を単位とします。その年度の予算執行は事務手続上、2ヶ月後の5月末をもって「出納閉鎖」となります。

2月や3月を最終納期としているのは、滞納整理期間を確保して「出納閉鎖」までに保険料の収納率を少しでも上げるためです。「出納閉鎖」により、その年度の滞納額、収納率が確定するわけです。ちなみに、その時点で滞納分は「滞納繰越」となり別の財布に移されて、引き続き滞納整理が行われます。

実際、国保はいろんな事情で納期限までに支払ができない人が多いのも事実で、納期を増やして支払いやすくしたとしても、それが必ずしも収納率のアップにはつながらないというのが、難しいところなのだと思います。収納率が限りなく低下してしまうと、国保の制度そのものが成り立たなくなってしまいます。
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この回答へのお礼

専門的な視点から詳しく教えていただき、ありがとうございます。
よく理解することができました。
ただ、やっぱり役所の都合だったんだ、という感じですねw。

「納期回数を増やしても収納率のアップにつながるとは限らない」
確かにそうかもしれません。
でも、その考えこそが役所の自己中心的な目線ではないかと私は思うのです。
また、納期回数を増やすことで収納率が低下するとはどうしても思えないのです。
たしかに国保の制度が破綻しては意味がないとは思います。
でもその前に、納付者の目線から、本当に納付者の気持ちになって、役所には考えてほしいと、思うんですけどねー。

なんか回答者様に愚痴を言っているみたいになってしまいました。
すみません。
でも勉強になりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/07 10:40

昔、保険税の事務を長く経験しました。


田舎でしたので、私一人で税率決定から税額計算、徴収まで行っていました。(人口5千人未満の小さな町です)

そもそも制度が始まった当初、保険税などは年4回に割るのが普通でした。
住民税や固定資産税と一緒です。
通知書や納付書の金額がまだ全て手書き(カーボン複写)だったころのことです。
これが時代の要請と事務機能の改善に伴い回数が増え、私の町では4、6、8、12回へと遷移しました。
私が担当した間にも8回から12回へ変更したのですが、12回にするためには、必ず仮算定という手順を加えて、年に2回の算定・通知が必要になります。
単純な事務コストの増加だけでなく、前前年所得と前年税率による概算課税である仮算定と前年所得と確定税率による本課税を年間で通算する上に仮算定期間は年度中途加入脱退の精算が不可能であるなど、納税者の理解を得にくい難解な算定方法とならざるを得ないこともあり、内部の反論が少なからずありました。
また加入者のかなりの割合を占める年金受給者からは隔月による6回納期の要望が出され、あるいは自営業者からは他の税金と同じ4回が良いという意見もあり、また住民同士で輪番で集金納付をしている納税組合から納期増の反対意見が出たり、などといったことを記憶しています。
庶民だったら納付回数が多い方が良いというのは確かに大勢の方の意見だろうと思いますし、月給取りである私自身もそう思っていたのですが、それが実は一面的な決めつけであるということを思い知らされた経験でした。
それでも結局納期増を押し切ったのは、当時の担当者の見通しとして、今後の国保は加入者の出入りが多くなるので月割の頻度が高くなるであろうことや、増加しつつあった口座振替との相性が良いこと、更に保険税率の増加にともなう収納率低下を少しでも抑止する効果への期待もありました。
条例改正は議会でも全会一致とはなりませんでしたが可決されました。

結果としましては、収納率の低下は鈍化したように思われましたがはっきりとした効果は認めれず、算定内容の問い合わせは数倍に増え、郵送料と電算処理(と私の残業代)の経費が増えましたが、その一方で、保険税算定のシステム上で最も負担感の大きい中間所得者層からはおおむね好評でした。

これは、実際のところの、現場での「一例」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実際に国保の業務に携わった方の意見が聞けるとは思っていなかったのでびっくりしました。とてもうれしいです。

読ませていただいて、少し自分中心に考えすぎていたかな、と反省しました。本当にいろいろな人の意見・要望があるのですね。

現場で国保について真剣に考えてくれていた人がいた、というのがわかったことも今回この質問をさせていただいてよかったなと思いました。
本当にありがとうございました。感謝します。

それにしてもこの「教えて!goo」って本当にすばらしいですねw。

お礼日時:2006/11/09 10:25

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