ショボ短歌会

ドジョウ料理を食わせる店の暖簾にはきまって「どぜう」とありますが、その由来について、「どぢやう」では四文字で縁起が悪いので三文字にした、という説を何かで読んだ記憶がありますが、商売上、三文字(あるいは奇数)は吉で、四文字(あるいは偶数)は凶だと考えるような習慣は果たして何に由来するのでしょうか。またそういった風習は今でも存続していたりしますか。

A 回答 (5件)

ちょっとずれるかもしれませんが・・・


蕎麦屋などでご飯ものを頼むとタクワンがついてきますよね?
あれって2切れが多いじゃないですか。
1切れ=人切
3切れ=身切
4切れ=死切
5切れ=多すぎ(笑)
だかららしいですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。今日、定食屋で食事をしたのですが、タクアンは確かに二切れでした。《貴重な情報》感謝します。「5切れ=多すぎ」には笑ってしまいました。

お礼日時:2002/04/21 18:15

偶数が「凶」だったら、「大丸」なんか、漢字でも平仮名でも偶数ですからね。


「大丸」の歴史は長いと思うけど・・・。

「てふ」が「ちょう」であるのと同じように、「ぜう」を「じょう」と暖簾に書いて読むのは、単に「流行り」じゃないですかね。

歌舞伎役者でも偶数の字数の人はいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「てふてふ」という表記が「流行り」だとは浅学ゆえ知りませんでした。

お礼日時:2002/04/22 20:09

[ドゼウ]は【駒形どぜう】の六代目店主渡辺孝之氏が「正しい仮名使いではなく[造語]なのです」と言われる以上、逆らえません。



http://www.dozeu.co.jp/arekore/index.html

記述によると『1806年・文化3年江戸の大火によって、店は類焼致しました。
           初代助七はこれは四文字で縁起が悪い。祝事や歌舞伎の外題も奇数文字が使われている。』

~とありますが、なぜ四文字が縁起が悪いのかと言う理由は書いてありません...単純に考えれば、歌舞伎の外題同様縁起を担ぐ意味

では、注連縄(しめなわ)の「注連・シメ」も「七五三・シメ」と書くくらいですから奇数の五文字か三文字にこだわったのかも知れません。

四の字が縁起が悪いとされるのならば中国でも【四字熟語】など生まれるわけは無い筈ですが・・・かと思うと日本と同様に

【四】は発音が【死】に通じるとあって、電話や車のナンバーでは実際に嫌われているのです。

http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=235504
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この回答へのお礼

「駒形どぜう」五代目助七の『駒形どぜう噺』は以前読んだことがありましたが、このホームページは見ていませんでした。参考になりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2002/04/22 20:05

 


  わたしは統計調査をした訳ではないので「自信なし」にしますが、四文字は縁起が悪いなどということは一般にはないはずです。水商売に限ってもそれは云えると思います。飲み屋などの店名を色々見てください。結構、四文字の名の店がたくさんあります。四文字が縁起が悪いと言うのが普遍性を持つなら、水商売などは、みな三文字とか五文字にするはずですが、そういうことはないと思います。
 
  また、メニューの名が四文字は縁起が悪いとか言って避けているというのは、多数の例で確認できるでしょうか?「ゆどうふ」は四文字だから「あつどうふ」にするとか、そんな例がたくさんあるでしょうか? 「えだまめ」も四文字なので、別の名に変えるとか、「ししゃも」も四文字だから別名にするとか、そういう話は聞いたことがありません。
 
  「うどん」は江戸時代には「うんどん」と書いたようですが、別に四文字だから「うどん」にしたという訳でもないでしょう。それなら「ざるそば」は何故四文字かとなります。「みずだき」も四文字ですし、「つけたし」も四文字、「あつかん」も四文字です。
 
  四というのは、神聖な数、吉兆の数だという考えもあります。東西南北は四つですし、その方角の守護の霊獣も、白虎や朱雀など、四種類いて、皆めでたい動物とされたいます。四は「し→死」に通じるので不吉な数だという話もありますが、仏教の守護天は四天王ですし、季節も春夏秋冬で四季節あります。易では、太極-陰陽-四儀-八卦と展開するはずです。
 
  四も三も、縁起のいい数だと言えばそうでしょうし、縁起が悪いと言えば、そういうこじつけが可能でしょう。3と4は、代表的な神聖数・神秘数で、この組み合わせが、7または12となり、どちたらも、吉兆数です。
 
  或ることを理由付けるため、四は縁起が悪いという風に言うのでしょう。また「四→死」から縁起の悪いとなることもありますが、一般的でありません。
 
  「どぢゃう」の例は、昔は「どぜう」とも書いたので、しかし、記録からすると、「どぢゃう」の方が古いので、歴史的仮名遣いは「どぢゃう」となっているので、「どぜう」も使われていたのです。
  
  四文字(偶数)は凶で、三文字(奇数)は吉だというような習慣は、商売上なかったというのが妥当でしょう。
  
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。おっしゃるとおり「一般的」「普遍的」なものではないのでしょう。けれども、わたしは個人的に「特殊で個別的なもの」により興味を惹かれてしまうのです。
 例に「えだまめ」や「ゆどうふ」が挙げられていたので、「するめ」を「あたりめ」と呼んだり「豆腐」を「豆富」と表記したりといった別の理由付けによる縁起かつぎの例を思い出すうちに、なんだか一杯呑みたくなりました。
 

お礼日時:2002/04/21 19:03

奇数は偶数のように半分に割ることができませんから、「切れない」「割れない」ということで縁起がいいのです。

それに特に四文字の四は「死」を連想させますから縁起が悪いのです。今でもお祝いの席などでは気にされる方が結構いらっしゃるようですね。
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この回答へのお礼

簡潔にして的を射た回答ありがとうございます。なるほど、結婚式での御祝儀の額についてもそんな理由(別れない?)で奇数万円が好まれるのですね。

お礼日時:2002/04/21 18:27

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