プロが教えるわが家の防犯対策術!

「球質」の重さ、軽さはどうやって決まるのでしょうか?

例えば腕の振りが早い、握力が強い、指先にボールが良く掛かっている、
フォームの影響、などの理由でしたら何となく納得出来るのですが、
たまに「あの投手は体が大きく体重もあるので球が重い」
なんて話しを耳にするのですが(特にメジャーの投手に多い)

”体重が重い”だけで球質は重くなるのでしょうか?
逆に”体重の軽い”人が球質の重い球を投げる事は困難な事
なのでしょうか?
(恐らく様々な要素が絡み合った結果決まって来る事なんでしょうが・・)

イメージでは体の大きい(体重が重い)投手が重い球を投げられるのは
何となく理解出来るのですが、イマイチ理屈が分かりません・・・(汗

物理が苦手なので、何方か分かりやすく解説して頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

元野球選手です。



「球質」の重さ、軽さって、そもそも何なのでしょうね?

球の重さ自体は、どんな投手が投げても変わりないはずです。
当たり前のことですよね。

そして、非力な私でも、どんな投手に対しても「完璧」に球をとらえることが出来れば、少なくともオーバーフェンス出来ます。
問題は「完璧」にとらえられることが容易な投手(投球)か否かですね。

で、物理的に球の重さは変わるはずもないので、投手の体重が球に乗り移るなんてありえないし、投手の体格はまるっきり関係ないと思います。

ただ、実際にバッターボックスに立ってみて、ホップしてくるような球筋の投手もいるし、まっすぐ向かってくるような球筋の投手もいます。前者は浮かんでくるので軽そうに、後者は浮かばないので重そうに「見える」ことはあります。
そして、前者は細身の投手に多く、後者は太目の投手に多いように思えます。たぶん細身の投手は体の柔軟性に際出ているので、ボールに回転を与えやすいため、そうなるのかも知れません。

また、バットの芯でとらえれば、軽く感じるし、芯を外してしまえば重く感じるのは事実です。下手をすると痛いほど手がしびれることもあります。
これは、反発力が関係することと思います。

球の回転が反発力に関係するかどうかは疑問です。
例えば、ビリヤードで球に回転を掛けてクッションさせれば、思わぬ方向に反発することもあると思いますが、跳ね返る距離は変わらないと思うのです。跳ね返る方向が変わっても、ボールの反発力自体は変わらないと思うんです。
ただ、この理論から言えば、投球に回転が多ければ、反発が上にあがるので、「上に飛ぶ」=「軽い」という感覚に結びついているかもしれません。


したがって、私の回答は、
「見た目」「バットの芯でとらえられるか」「ボールの回転による反発角度」の3点が関係し、それはバッターの感覚でしかない。
で、どうでしょうか。
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良く回転の掛かったボールは軽く、回転の掛かってないボールは重いなどといいますが、これは違っていると思います。

飛び方に差があるかも知れませんが重さは一緒でしょう。昔NHKのテレビで”打った時のボールの重さ”を解明すべく、ボールの回転数を変えて当たった衝撃を測定した実験を見ましたが結果は同じでした。
 じゃあ何が違うというと、打ったとき重さを感じるのは、打った時の体勢とあたったバットの箇所によるのが原因のほとんどだと思います。
 手が縮んで差し込まれた(振り遅れた)状態で打つととても重く感じます。しかし手が伸びた所であたるととても軽く感じます。
 またバットの根っこや先に当たると重く感じ、スイートスポットに当たるととても軽く感じます。
 桑田みたいな1・2・3で打てるフォームピッチャーはタイミングが合いやすいので軽いピッチャー、巨人いたガルベスのようなスピードがあってシュートで詰まらされるピッチャーは重いピッチャーという感じでしょう。
ピッチャーの体格だけから球質が重いとか軽いといっている野球解説者はいい加減な解説者だなと思っていいでしょう。
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 こんにちは。

科学的な解説ができなくて申し訳ないのですが、私も前々から疑問に思っていたので参加させてください。#1さんが引用されているサイトでの平松のコメントがとても興味深いです。
 
 まず、逆回転がかかるほど伸びると言っています。これは空気抵抗に強いからであり、その逆のフォークボールが良く落ちます。ここまでは物理の世界ですが、続いて、それを軽いと呼ぶならば軽いほど良い、と言っていますね。もちろんこれは善悪の話ではなくて、つまり伸びたほうが打たれにくいと平松は言っています。なぜか。

 伸びるという表現も軽い重いと同様、物理法則に反していて、感覚的な表現です。手元で伸びるとも言いますが、これは平均的な速球とくらべて打者に近づいても、(1)速度が衰えない=速くなったようにみえる、(2)落ちない=UPするように感じる、から打ちづらいのでしょう。

 このタイプはよく「キレがある」とも言われ、現役では上原や、昔、中日にいた今中、巨人にいた江川、フィクションですが星飛雄馬。三振の山を築く快速球投手ですが、回転が素直だけに当たると飛ぶので被本塁打も多い。このためプロには「軽い」と感じられるのでは?投手としては決して大柄ではなく、全身を使って美しいオーバスローで投げるピッチャーです。

 対してメジャー・リーガーの投手の速球は、(1)そもそも日本人投手より速い、(2)#1さんのご指摘のように、直球だけでなく握りを工夫して小さく変化する速球が多い、(3)背が高いので垂直方向の角度がついている、などの要因が重なって打ちづらいのでしょうか。

 野球選手は一流になればなるほど、技術論になると何を言っているのかわからないので、理解するのが難しいですね。
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物理的に考えれば


http://www.h4.dion.ne.jp/~p-taka/gijyutu/cyokkyu …
のようなことになるらしいです。
(しかし一流のピッチャーの回転はこのような縦回転ではありませんが)
しかし、野球経験者の意見としてはまた違った意味があります。
私は投げたボール自身にどんな体系だろうが重い軽いは無いと思います。
しかしこれがバットでこのボールを捉えるという行為において重い、軽いは
あると思います。
バットというのは真芯で捉えることにより最大の威力を発揮します。
しかし同じボールだとしても真芯を少しでもはずせば同じような手応えにもかかわらず飛ばないと言うことが起きます。
ここにきてメジャーリーガの球質の重さにつながってくると思います。
外人のボールは日本のピッチャーのボールの回転と違い汚い回転をしていて
そのことにより小さな不規則な変化が起きています。
このためボールを捉えたとバッターは認識していても実際には真芯から少しずれているために思ったより飛ばないと感じ
「重い球質だ」と感じているのだと思います。
私は体重が重いからではなく体重の分の筋力が瞬発力を生み汚い回転でも
速球を投げることが可能なために
「重い球」を投げられるのではないでしょうか。

最後に重い球とはすなわち打者の予想と異なる動きをするボールであると結論づけたいと思います。
しかし野球というのは球質だけでピッチャーの善し悪しを決めることはできないことを強調したいと思います。
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