一回も披露したことのない豆知識

お世話になります。

外気温度が20℃の時、物体の温度が15℃とします。
この物体は、外気温度が30℃のとき、単純に

15+(30-20)=25℃

で、25℃でしょうか?
これだと間違っている気がしたので質問させていただきました。

間違っているようでしたら、計算方法教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



結論から言うと違います。
物体の大きさ、熱伝導係数、比熱によって変わってきます。

詳しく説明しますと熱の移動はフーリエの式という微分方程式に則って挙動します。すなわち15℃の物体は30℃の外気に暖められて物体の外側と内側で温度分布を生じます。この分布の大きさはその物体の熱伝導係数により変化します。金属のような熱をつ伝えやすいものの場合物体の温度は全体が常に一定と近似でき(ニュートニアン冷却とか言います)ますが、この場合も温度は15+(30-20)=25℃とは言えません。なぜなら物質によって比熱(その物体を1℃上昇さえるのに必要な熱)は異なるためです。
「熱」は系で保存されますが、「温度」は物質の比熱に依存しますのでご注意ください。
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

なるほど熱伝導について勉強が必要ですね。
冷却の法則についてはわかってきたんですが。。

お礼日時:2006/12/16 14:50

外気温が20度の時、物体の温度が15度だとしても「それは何も表さない」ので、何も計算できません。



といいますのは条件からは「熱平衡ではない事」が判りますので、外気か物体の温度が「変化中」なのです。気温が上がっているのか下がっているのか、物体の温度が上がっているのか下がっているのか。
ただ、回りから何の影響もなく、気温が20度であり続け、物体が15度であり続ける事だけはありません。こういう温度差がある時には物体と外気は熱エネルギーを交換して「熱平衡(どちらも同じ温度の状態)」になりますから。
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

変化中なのに気づいていませんでした。
ただ単に温度を測っていただけでしたので(・д・;)

お礼日時:2006/12/16 14:47

物体によると思います。


たとえば物体が鉄の球であれば、ある時15℃でも外気20℃でさらしておけば20℃になります。
物体が常に外気温度よりも5℃低くなるような放熱機構を備えているのであれば、30℃の外気にさらすと25℃でしょう。(でもそんなのあるのでしょうか?)
あるいは物体が生物で体温を15℃に保つようであれば、外気が30℃でもきっと15℃をキープするでしょう。
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

気温と川の温度が違うことがあったので勘違いしておりました。
川も上流で温度が違ったりすれば変わりますね。

勉強になりました。

お礼日時:2006/12/16 00:38

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