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欧米などの都市では、電線は地下を通っています。どうして日本は、地上に電柱を立て、電線を渡しているのでしょうか?
見慣れているのであまり気づきませんが、電線のせいで、景観がかなり見苦しくなっていると思います。
地震が起きたときなど、地下の方が安全ではないでしょうか?
多くの電柱が老朽化しているため交換が必要というニュースを見ましたが、電線を地下に通すという計画はないのでしょうか?

A 回答 (7件)

みなさんの言われてるとおりの他に、ある程度の幅員がないと地下化できませんし、


地下から地上に立ち上げ、地上に設けるトランスのスペースが必要になります。
歩道のない車道など、狭く曲がりくねった日本独自の道路事情が
地下化がかえって新たなバリアになりかねません。

20年以上前から国でも音頭をとって推進してはいます。
以下参考URLをどうぞ。

参考URL:http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka …
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
スペース・道路事情もあるのですね。東京・大阪の下町の道路も狭いですね。
ハイテク日本だけど、50年経っても地下化は無理かもと、思えてきました。
今のままでも、電気は使えるので十分とも言えますね。

お礼日時:2006/12/30 08:56

大昔欧米に置いて行われた地中化は、そもそも電線の被覆技術が未熟で感電死の事故が多発したりしたためで、景観を配慮したわけじゃありません。


なんと言ってもコストがかかり、地中化すると送電効率も落ちます。
そのようなデメリットを受けて莫大な税金を使って、そこら中で長い工事を行わなくちゃいけない地中化をするメリットが大してないのです。
それこそ景観を良くするため、としか言えないため、本当に大都市の中心街だけで充分です。

まぁ先進国としてその景観を大事にしてくれ、と言われると価値観の違いでしょうが、実際大規模に行われないのは景観だけでは費用対効果がないと言う判断でしょう。
個人的にはそんな税金があるなら別な事に使ってほしい。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
そうですね、メリット、デメリット、そしてコストや工事に伴う渋滞などを考えて本当に行う価値があるのかということですよね。
大都市の中心街だけでも地下化されればいいと思います。

お礼日時:2006/12/31 04:24

最初に無電柱化に取り組んだのはイギリスで、1世紀前にNO WIRE MOVEMENT が始まりました。

私有地を除いて、電柱はほとんど見られないと思います。ただし、電話線は別。
 イギリスでは土地利用規制が厳しく、畑が宅地になったり、ビルや工場が無秩序に建てられることがほとんどありません。それにたいし、日本は土地の利用が野放し同然で、電力需要の予測が立てにくく、変化に対応しやすい地上線が好都合だといわれています。
 それでも、たとえば千代田区の無電柱率は35%で、中心市街地や歴史的町並みの無電柱化はボチボチ進んでいます。なお、景観に配慮した無電柱化の早い例は、中仙道の妻籠宿でした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本で無電柱化が推進されていることは知りませんでした。
イギリスでは、1世紀前から。やはり、100年くらいかかるのでしょうか。
土地利用の規制も厳しくして、美しく、安全で、住みやすい街作りに取り組んでほしいです。

お礼日時:2006/12/30 17:32

共同溝と呼ばれる、電線、ガス管、水道管etcを纏めて地下化する設備もありますが、矢張りコストが高過ぎる点がネックになるので、大して普及していない、のでしょうね。

(嗚呼)

http://www.geo-site.jp/story/sto03.html
http://www.okakoku-mlit.go.jp/root/cont01/index. …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
”共同溝”、地下鉄工事並に大変そうですね。地震にも耐久性があるなら、ぜひ進めてほしいですが、コストと工事による渋滞など大きな問題ですね。
数十年前にちゃんと都市計画を立てておけばと思うけど、その頃は、電線のことまで考える余裕もお金もなかったのでしょうね。(いつになればお金ができるのか!?)

お礼日時:2006/12/30 05:44

欧米の欧の方は知りませんが米の方はダウンタウンの中心部等の一部を除いては、日本と同様に電柱を使って電線を渡しています。


私も米国に住む迄は、米国では電線が地中に埋められていると聞かされ、それを信じていました。米国に住んで20年以上になりますが、米国のどの都市に行っても電線は地上に出ている所の方が圧倒的に多いのは間違い有りません。
つい最近も米国北西部を襲った強風で大停電が発生したのも、強風で倒れた木がいたる所で電線を切断したからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ヨーロッパでも、田舎は電線が地上にあります。
私は、ドイツに住んでいるのですが、テレビで東京などのごちゃごちゃした都市風景や電線を見るたびに、ドイツの都市景観の整然さと比べて、日本は景観に対する美意識が低いのかなと、思ってしまいます。

お礼日時:2006/12/30 05:11

景観の問題だけでなく、電柱の存在は歩行の妨げにもなるなどデメリットも大きいです。

歩道に電柱が突き出ていて歩きにくいでしょ?車椅子なども通行しにくいです。
ですので実際に電柱を廃して電線を地下埋設しようという動きもあるようですが、簡単には進まないようなのはやはりコストの問題が大きいと思います。電柱を交換するのと電線を地下埋設に変えるのとではコストの差は非常に大きいのでは?

ところで地震との関係ですが、地下埋設しても地震では被害を受けますよ。もちろん電柱がなければ電柱が倒れるという被害は起きないけどね。
そして阪神淡路大震災の時には、むしろ電柱のメリットが見直されたそうですよ。つまり電線が地下埋設されていてそれが地震で寸断されたならその復旧には大変な時間とコストが掛かっただろう。しかし電柱だったため、仮の電柱を至急に立てて電線を張っていくことによって思いのほか電気の復旧が早く進んだと聞きました。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
弊害は多いけど、やはり、コストの問題。
地震で電柱が倒れたら危ないですが、確かに、復旧は地上の方が簡単ですよね。
でも、仮の電柱を立てて応急処置できるのだから、コスト抜きでメリット・デメリットを考えると、地下の方がいいように素人は思うのですが、詰まるところは、コストなのでしょうね。

お礼日時:2006/12/30 04:44

非常にコストが高いからではないですかね。


日本でも都会の一部や景観を重視する地区では地下になっていますね。
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この回答へのお礼

こんな時間なのに、早速ご回答いただいてありがとうございます。
やはりコストの問題なのでしょうね。
でも、いつまでもこのままでは、発展途上国並のように思います。
私の田舎の実家付近では、下水道工事が行われています。(やっと!)どうせ掘るのだから、電線も埋めればいいのにと思いますが、多分、市役所と電力会社は一緒に仕事ができないのでしょうね。残念です。

お礼日時:2006/12/30 04:21

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