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広角28mmのコンパクト・デジカメを検討しています。
選択時に「手ブレ補正技術」は重要だと思われますが、パナソニックやCanonの光学式(レンズシフト式)と、リコーのCCDシフト式は効果の上でどうなのでしょうか。
素人考えで、レンズを動かした方がCCDを無駄なく使用できるように思えるのですが。

A 回答 (5件)

画質の面から言うと、CCDシフト方式の方が有利のはずです。


光学系をシフトさせる場合、補正用のレンズがよけいに入ることになります。
よけいなレンズを入れる、ということは、どうしても画質の低下につながります。
あとは、動かす物の重さです。
今は動かす光学系とCCD(あるいはCMOS)周りのどちらが重いか知りませんが、まず間違いなく将来的には、CCD側の方が軽くできるでしょうね。
軽い方が素早く正確に、消費電力も少なく動かせますから有利です。

と、ここまで書きましたけど、手ぶれ補正の歴史は、圧倒的にレンズでの補正の方が長いです。
少なくとも、ミノルタが最初にCCDシフト方式のカメラを出したときの評価は、あまり芳しくはなかったです。

現在、どちらの方式の方が効果が高いか、といいきれるほどのデータは持ち合わせていませんし、たぶん、個々のカメラ(あるいはレンズ)ごとに能力が違うと思いますので、一概に光学式とCCDシフトとのどちらがいいか、とは言えないでしょう。

たぶん、キャノンやニコンの一眼レフ用の能力の高い(値段も高い)レンズを使えば、まだCCDシフト形式よりも効果は高いと思います。
コンパクトカメラは……どうでしょうね。

しかし、最初の方で書いたような理由で、将来的には、CCDシフトが主流になるのではないか、という気はします。
直接の答えになっていなくて済みません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
丁寧な説明で、よく理解できました。

お礼日時:2007/02/03 21:08

>リコーR5も検討に入れているのですが、手ブレ補正効果を店頭にて確認出来ないものですかね?



CCDシフト補正方式はシャッターを切った時にのみ作動しますので、モニターでは確認出来ません。
キヤノンとパナ(手ブレモード1の時)は確認出来ます。

>数社のデジカメを同じようにわざと手ブレさせるコツはありますか?

シャッターボタンを強く押すとかですね。
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この回答へのお礼

了解、やってみます。

お礼日時:2007/02/05 20:57

レンズ式のメリットとして、フィルムカメラでも使える。


CCDシフト式のメリットとして、(将来的に)回転ブレに対応できる。
というのがあります。
個人的見解ですが、将来的には、CCDシフト式あるいはレンズ式とCCDシフト式の併用になると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
“回転ブレ”とは凄いですね。確かにシャッターはカメラの端に付いていることが多く、シャッターを押した瞬間には回転ブレの発生が考えられます。
勉強になりました。

お礼日時:2007/02/03 21:18

数社のデジカメを使っています。


技術な話は、他の回答者さんに譲りますが、体感的にキヤノン、パナの光学補正は、確かに2~3段分の補正効果が実感できるのに対し、リコー、ペンタのCCDシフト補正は、本当に手ブレ補正が効いてるのかなと思わせます。
これは、光学補正かCCDシフト補正かと言う問題ではなく、技術的な差ではないかなと考えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
リコーR5も検討に入れているのですが、手ブレ補正効果を店頭にて確認出来ないものですかね?
数社のデジカメを同じようにわざと手ブレさせるコツはありますか?

お礼日時:2007/02/03 21:14

レンズ側補正も撮像素子側補正も一長一短があります。



一眼レフの場合とコンデジの場合では、特徴が変わってくる場合がありますので、
今回はコンデジ用でお話ししたいと思います。

レンズ側補正のメリットは、一般に補正能力の高さと光学ファインダーで補正効果が
確認出来ることでしょう。

No.1さんが重量という観点からご説明されていますが、レンズ側補正の場合、
光学的に偏芯敏感係数の高い部分に補正光学系を置きます。
つまり補正光学系の動作が小さい部分に置くため、消費電力が小さいんです。

撮像素子側の手ブレ補正はブレの増大する望遠側で追従するのが難しいのですが、
レンズ側手ブレ補正は移動量が少なく比較的容易に追従可能です。

レンズ側手ブレ補正は一般にブレの問題が深刻な望遠に強いという性格を持って
います。

一方、撮像素子側の手ブレ補正は小型化に寄与します。
レンズ側補正は補正用レンズを内部に組み込むため、レンズ内スペースを確保しにくい
広角レンズや高倍率ズームに採用しにくいんです。

つまり小型軽量化の分野では撮像素子側の手ブレ補正の方が有利になります。
しかしそれぞれの方式を推進するメーカは弱点を克服するよう日夜努力しています。
今後どちらが主流になるかの推測は難しいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変、勉強になりました。

お礼日時:2007/02/03 21:09

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