人生最悪の忘れ物

 毛沢東は生涯に7000万人もの自国民を死なせたと言います。(“マオ”を読みました)
 それも、昔の話ではなく、多くは日中戦争の後の話です。つまり、最近と言える時代に行われているのですから、それを体験し見てきた人が今も沢山いるということです。
 南京の30万の殺戮←事実だったと認めてもいいです。しかし、同胞を殺したのは70万人でも、700万人でもありません、7000万人です!日本軍がやった悪事の比ではない。
 それもヒットラーやスターリンがやったような秘密裏の粛清はなく、公開で見せしめに行われてきた。(「人が死ぬのはけっこうなことだ、土地が肥えるから、その上に植物を植えなさい」毛沢東語録より)
 共産政権の触れられたくない部分ですから、言論の自由が規制されていることは知っています。そのガス抜きでのために反日教育や抗日記念館の拡張・新設も進めていることも知っています。
 しかし、それにしても-----日本軍の悪事を非難するなら、同時に同胞の指導者がしたことにたいして、どうして中国民自身が非難の声を上げないのか不思議でなりません。
 民意が低いということなのか?有史以来、民主主義を経験したことのない国民だからですか?

A 回答 (7件)

中国で起きている事が、グローバルスタンダードです。

多分!
ソ連・中国・北朝鮮と社会主義国の末路はあんなものです。
何処も独裁や専制国家になっています。
言論の自由はなく、情報の統制も行われています。
反勢力はすべて粛清されています。
アメリカや日本のように指導者に文句を言えない国なのです。
言えば、確実に死が待つのみです。

反日教育により、民意を操作し、大虐殺をでっち上げ(ゲリラに対しての虐殺は在ったのかも知れません)いまだに、ODAの支援対象国!
そのお金でミサイルや兵器を作ったり買ったりしています。

あの軍事費の1割でも国民に還元すればよいのに!
ともあれ、国民をマインドコントロールしている国です。

マルクス主義を唱えた指導者、スターリン・毛沢東(の妻、江青)・金日成など大粛清を行った、独裁者ばかりです。
共産主義とは人間が強い理性を持っていることが、前提となっている思想です。

現在、共産国の歴史家はすべてプロパガンダであり、遠い将来に歴史家がどのように判断するか?というう事ぐらいしか私たちはいえないのです。
多分、最悪の独裁者ということに、なると私は思います。
毛沢東については、とりあえず政治能力は皆無、優秀な人間は追放か粛清となったため馬鹿な方策ばかりで失敗続き。

こんなことが言えるの日本に住めてよかったとつくづく感じます。
日本は、唯一、民間技術が軍事技術の上を行く国です。
各国は、軍事転用を狙い輸入したくてたまらないようです。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。全ておっしゃる通りと思います。
<日本に住めてよかった、とつくづく感じます>
           ----これは、私の率直な感想でもあります。
 
 赴任中、食事(フアミレス程度の街中のレストランです)に同行した通訳の言った
「自分の金で食べている人なんか、誰もいませんよ。私などこんな所で家族で食べられることなど1年に一度あるかないかです」
   このセリフが、今でも思い出されます。
 どこの国でも、貧富の差や汚職はあります。しかし、国民が生活する身近でこのような不正や不公平が行われている様を、他の国で見たことはありませんでした。
 彼ら、一般中国人のためにも、友好的な隣人であって欲しい日本人にとっても、早く現体制が変わることを期待したいものです。

 ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/19 23:13

まずは中国の歴史の勉強をしましょう。


中国では、1000年に1回、価値観や、社会体制や、イデオロギーの大転換が起こります。

今から2300年前、秦の始皇帝という人が出で、それまでは都市国家の集合体(地方分権)にすぎなかった中国に、強力な中央集権体制を持ち込みました。
地方分権体制より中央集権体制のほうが効率的で、国がよく治まったからです。

それから800年後、今度は隋の文帝という人が出て、それまでの貴族政治を排除して、官僚体制をひきました。
貴族は世襲ですから、場合によっては出来の悪い人間が国家の中枢にはびこることがあります。
試験(科挙)を通った優秀な人材は、能力もあるはずだから、そうした人たちに政治や行政を任せばうまくいく、という考え方です。
中央集権体制はそのまま維持されました。

その後中国は1300年以上、官僚体制(皇帝のすぐ下に強力な官僚組織がある)続けていましたが、さすがに古臭くなり、約100年前から新しい秩序への模索が始まりました。

その答えを中国に突きつけたのが、毛沢東です。
いわいる毛沢東思想が、どういうものなのか、まだ完全には理解されていません。
地方分権と、官僚体制の打破が含まれていることは確かです。
見ていると、地方「政府」で実績をあげた人が、次の指導者として指名されているようですが、まだルールが定まっている訳ではないようです。

秦の始皇帝も、文帝も、相当な国民を死なせました。
毛沢東も同じです。
しかし、彼らがいなければ、今の中国が存在しなかったのも、事実です。
たとえば明治以降の日本は、官僚体制ですが、文帝が官僚体制を発明しなければ、これもありえませんでした。

また、清朝末期からの中国のひどい混乱を、毛沢東率いる人民軍がおさめたのも事実です。

先日、BSで、文化大革命当時に下放された大学生たちへのインタビューをする番組がありました。
それぞれ、自由にものを言っていて、中国もここまで解放されたか、と、びっくりしましたが、毛沢東については、なんとなく、
「触れるより、触れないほうが無難」という感じでしたね。
「さわらぬ神にたたりなし」という言葉がありますが、中国人にとって毛沢東は、ある種の神様なのかもしれませんね。

ちなみに鄧小平は、人海戦術で無数の兵士を死なせながら、戦争に勝ち続けた将軍です。
毛沢東より、死なせているのではないでしょうか。

先日、台湾で死んだ張学良は、数万人の暴徒をアジ演説一発で沈静化させた英雄です。

中国は古今、とてつもない人がでます。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
 知らなかったことも勉強させてもらいました。

 赴任中、広州を観光しましが中国第二の都市と言うのに、見るところがほとんどありませんでした。・・・理由は、歴代の体制が変わるたびに人身だけでなく歴史的な遺産のほとんどが破壊つくさて来たためだそうです。
 残念なことです。
 

お礼日時:2007/02/19 22:51

現在の共産党幹部は毛沢東の失政の恩恵を受けている為に国民の毛批判を封じ込めています。



これは極めて皮肉な現象ですが、毛沢東は指導者になった最初の15年に個人経営の農民から土地を取り上げて人民公社を作ったが失敗し、その責任を部下や配下に押し付けて文化大革命の名の下で粛清してしまった。小平復活後「改革・開放路線」にのって、農民から取り上げた農地を党が管理し、工場建設、住宅地の開発を進める中で、この農地を収用し、党幹部が資産を作って富裕階級を形成している。国民の毛批判を許せば、このからくりが暴露され、強いては党幹部批判まで行きかねない事を懸念し、毛沢東時代の恐ろしい歴史を隠蔽して、毛の賛美を挙げて毛批判の封じ込めを謀っています。
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この回答へのお礼

 なるほど<毛沢東の失政の恩恵を受けている>と言うのは、たしかに一理あると思います。
 貴重なご意見と見解をありがとうございました。

お礼日時:2007/02/19 22:35

実際に中国の人々の話を聞けば分かります。



『中国国内で毛沢東の悪口を言う』
  =『北朝鮮国内で金正日の悪口を言う』

と同じ意味です
 貴方も死刑になりたくないでしょ

>南京の30万の殺戮←事実だったと認めてもいいです
 事実ではないでしょ

この回答への補足

中国で私の秘書が公開処刑に駆り出されたので、その辺の事情は多少知っております。

毛沢東の悪口を言ったくらいで死刑になる、とは思いませんが・・・・収容所くらいはありえるかも。
 とにかく、中国と陸続きでなくてよかったですね。

南京の30万の殺戮・・・数値は捏造でしょう。知っています。
親しい中国人に文句を言ったら「沢山と言う意味」----だ、そうです。

補足日時:2007/02/19 00:04
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/19 00:17

一般民衆が政治的な発言、とくに共産党に関する


非難を行うことは固く禁じられているからです。

新聞・テレビ・ラジオはもちろん、双方向型の
ネットでさえ当局の監視下に置かれていますし、
そのようなメディア・通信媒体を使用する人々の間では
そういった事実は知られています。

共産党は、毛沢東に対して「数々の失敗もあったが、
中国共産党革命を成功させた指導者である」といった
評価を与えています。
毛沢東を否定すること自体が、共産党自身の
正統性・存在根拠を否定することになる ということを
共産党は最もよく知っています。

おそらく中国の民衆の殆どは、文化大革命の時代が、
異常な時代であった ということを認識しているはずです。

しかし、それを非難したところで、得るものは無いばかりか
当局から、反政府運動の先導だ というレッテル(毛時代で
言えば、反革命分子か?!)を貼られ、いいことなんかありません。

現代中国という、言論・表現の自由が極めて制約された時代に生きる
中国民衆は、経済的繁栄という実利だけを最優先に考えているに
ほかなりません。

(決して、批判能力や民意が低い国民ではないと思います。
民主主義の未経験は関係があると思いますが。)

この回答への補足

私も中国に赴任した経験がありますので、籍の管理が日本のように役所でなく「公安」が握っていて思想まで把握の対象になっているため、睨まれると各種の不利益が発生することを知りました。このシステム(体制)が変わらないかぎり中国国民は解放されないと思ってきました。
けれども、そうしたことを中国人から見聞きするたびに「どうして皆さんは文句を言ったり、集団で立ち上がることをしないんだ!」と、いつも歯がゆい・・・と言うか、半ば人事ながら腹立たしくも思ったりしたものです。数は管理する数より管理される人数の方が圧倒的に多いのですからね。
 規制とか、無関心とか、知らされていない・・・・そうした理由以外に何かあるのではないかと思えて仕方ないのです。

補足日時:2007/02/18 23:48
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多分、一般の国民は何も考えてないのだと思います。


中国人民とか言う考えを持っているのは一部の富裕層の人間じゃないでしょうか。
あの国家は点(為政者)と線(富裕層)で結ばれただけで、面(国民)はないがしろにされてるんだと臣います。面が何億人死のうと痛痒に感じてないから、あんなことやそんなことを平気で出来るんじゃないですかね。

中国の国民自身が非難の声を上げないのか。非難の声を上げるたびに虐殺されるから、上げる暇がないんでしょうね。天安門事件も風化してますしね。
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この回答へのお礼

オリンピックを節目に中国は変わる・・・と見ています。 
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/19 00:15

中国の友人曰く


一般人が政治を口にするのはタブー
なんだそうです。
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この回答へのお礼

そうですね、分かります。

お礼日時:2007/02/19 00:12

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